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紙の本
神器使い四人のそろい踏みにワクワク
2005/04/11 09:25
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:じゃあな - この投稿者のレビュー一覧を見る
眷族の脅威は増すばかり。第六の眷族「殺生姫」は、自分の意志をハッキリ持っているばかりか、室町時代からの記憶も残っており、使命を得て行動し殺戮する。
次々と姿を変えては人を殺す眷族に、追いかける蝦夷と健二も焦燥が激しい。
一方妖介はと言えば、よもぎの彼氏登場に、予想以上のダメージを受けて…。
大変であります! 前巻で眷族の存在が社会的にもオープンになって以来、攻撃は激しさを増し、あからさまにバッタバッタと人々が殺戮されていきます!
重要な人物や、「ちょっといい話」を見せたキャラも惜しげなくバッタバッタと死んでいきます!
いいえ大変なのはそんな事ではありません(ないのかよ)。
蝦夷先生がとても美形になりマシタ!! (ファンファーレ)
五巻は黒川くんと健二が走り回っていたせいでよくわからなかったのだが、作者の筆は徐々に派手さを増していたようで、健二の窮地に駆けつけた蝦夷先生は衣裳・ポーズと相まって素晴らしくカッチョ。何度見てもカッコイイので何度も見てしまう。
トレンチコートが、ステキ、まぶしい。健二の無様ぶりが対照的でグッジョブ。カラーページの蝦夷先生もステキ。蝦夷先生に限らず、今巻はよもぎちゃんも潤子ちゃんも可愛かったし(いろりちゃんはもともと可愛いしな)妖介もカッコ良かった。二十六話の神器使い四人のそろい踏みにはワクワクさせられるではないか。
こういう、それぞれ特化した特殊能力を持った戦士が戦う「サイボーグ009」型のアクションはやっぱりいい。弓、槍、盾、爪ときて、なぜか一番オーソドックスな「剣」がいないのは不思議だが、それも伏線のうちなのだろうか…?
いよいよ重くなっていく四人の使命とともに、いよいよ過酷さを増していく妖介の試練。どうなるどうなる…と、思ったらお話は突然新キャラの林檎ちゃんにズームイン。ますますどうなる新展開。
バイオレンスなアクション回に加えて、ラブコメ編の息抜きも程よく、読み応えがあった一冊。
蝦夷先生は次巻も素敵なトレンチコートでお願いします。