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著者 アルノ・グリューン (著),上田 浩二 (訳),渡辺 真理 (訳)
人はなぜ憎しみを抱くのか (集英社新書)
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みんなの評価3.4
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評価内訳
2006/11/20 21:33
投稿元:
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だいぶ前に購入したものの1ページも読んでいなかったので乱読。「心の中で自分自身を無価値なものと見ていると、本当の愛情を見出すことは不可能です」「自分自身を本当に認めるのでなければ、他の人を認めることはできません」など部分的にドキッとする記述もあったけれど、タイトルの「なぜ」憎しみを抱くのかという肝心な部分がちっともピンと来なかった。
2006/10/04 14:37
僕が興味を持っている分野。小さい頃のトラウマやエピソードが大人になる事に影響している事は皆知っていると思うけど、それから1歩踏み込んでみた話。
2007/09/20 10:23
個人の憎しみから出発して、社会の中での憎しみがいかに形成されるか、を解き明かす一冊。インタビュー形式ということもあいまって、とても読みやすいです。理論を援用して説明するのではなく、自身の臨床経験を中心に語っているためだろうか。ただインタビュー形式のせいか、反復する内容が多い。もう少しコンパクトになるのでは?
2009/07/10 01:02
2009/7/5(〜p25),6(〜p40),8(〜p221終) なんとなく図書館に行ったときに目に付いたので読んでみました。 人はなぜ憎しみを抱くのかについて、精神分析家であるアルノ・グリューン氏がインタビューに答える形で話をしてくれている本です。 最初は結構「ふむふむ」と納得と同時に「なるほど!」と新たな知識に驚いていましたが、中盤が私にとってはとても難しい話でした(汗 なんせ私は歴史がとても苦手な為、ドイツの歴史の話が展開されているとき「・・・???」となってしまったからです。 しかし、後半はまた面白く読み応えがありました。 人が憎しみを抱く理由は「両親」にあると。 「両親」が子供を幼少期に生き生きとした生き方をさせてこなかったために、両親の期待にこたえるために子供は本来の自分を排除してしまう。 そして子供は「愛」を知らずにして育ち、彼らは「愛」に憎しみをもって生きることになる。 なぜか理解ってしまう自分が切なかった。
2005/08/01 00:00
こういったテーマを、幼少期の両親との関係性や生育環境から解説するのは容易。 もう少し新しい切り口を期待していたのだけれど。
2010/05/08 07:26
[ 内容 ] 人間の抱く感情のなかで、もっとも激しく破壊的なのは「憎しみ」の気持ちだろう。 この感情はどこから来るのか―広い視野と鋭い洞察力をもって生涯この問題と取り組んできたアルノ・グリューンは、その根源を子ども時代の親との関係に見いだす。 親の愛情に全面的に依存して生きるしかない幼い子どもは、親が無意識に求める要求にたいし、本来の自分を排除してでも応えようとする。 こうして失われた自分自身との関係を、誰もが一生の課題として抱えて生きている。 本書は、グリューンがインタビューに答える形で、こうした根源的な人間関係に正面から光をあて、そこから現代社会の問題を、平易に解き明かす。 [ 目次 ] 第1章 自分にたいする裏切り―憎しみとテロの根源 第2章 「ねじ曲げられた」現実―本来の自分に代わる見せかけ 第3章 なぜ真の愛情は耐えがたいのか―身近さと温もりを追い求める、満たされない気持ち 第4章 本来の自分にたいする憧れ―失われた「自分の中の他人」を探して 第5章 もうひとりの自分―東部ドイツの極右過激派 第6章 服従―権力への順応 第7章 責任を引き受ける―罪と罪悪感は異なる 第8章 生き方は自分で決める―「負け組」で幸せに生きる 第9章 憎しみから逃れる道―人間らしく生きるための勇気 第10章 人間にたいする情熱―生涯のテーマ [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
2011/11/07 20:19
怠慢から知識、理解不足になって、分からないから恐怖を抱いて、その状態が好きじゃないから憎しみを抱く。んじゃないかな。
2014/04/03 12:56
自分に対する憎しみ、自分への裏切り、自分の中の他人。これらは幼少期の親子関係で生まれ、本来の自分との葛藤を生むが、親の承認欲しさに見せ掛けの人生を送るようになる。その過程で自己の正当化のために他者を攻撃するようになる。という事らしいのだが、人格形成に親の影響がある事は否定しないが、それが成人になってまで深く影響しているというのはやや疑問。承認・成功・権力等々欲しさに抑圧されて自分を偽ってる人は多そうだが、その根源を親子関係に見出すのは古典的精神分析の手法であり、狭い考えという気もする。また、ドイツ文化・歴史に偏っている側面もあり、もう少し社会学的な面も踏まえて網羅性のある幅広い検証・考察が必要に思う。 「負け組でこそ、本当に人間らしく生きられる」というのは世間体を気にせず楽しく生きている『男はつらいよ』の寅さんを見れば明らかではあるが、最近は寅さんを見て「KYで腹が立つ」と言う若者もいるらしく、まさに「自分の中の他人」を攻撃しているのかなと。
2011/05/01 13:02
納得したりしなかったり。でも読んでみて得るものはあった。著者と大体同じ考え方だけど、文化的な背景とか国の問題でズレがある感じ。人によりけり。
2014/04/22 21:06
憎しみを抱くプロセスを,力動的思考から説いた本。 Grunは「自分のなかの他者」という存在を仮定する。これは,いわゆる超自我によって排斥された部分。 幼少期に養育者から否定された自身の自然な感情や欲求を押さえ込むことが,成長してからの他者への憎しみに結びつくという。何故なら,否定された部分を持っている人を肯定するということは,自分の世界とも言える養育者を否定することに繋がるから。そして,「自身への裏切りによって生じた自分のなかの他人と,本来の自分との葛藤が,憎しみの源泉」だという。 「自分のなかの他者」が根強いのは,この社会で成功するには社会化することが必要とされるから。資本主義に染まらず,自由に自分の感情を発露する人というのは,世間にとっては脅威となるらしい。 この例がアイヒマン。虐殺行為に関しては「命じられただけ」と述べていた彼が,判決読み上げ時に座ったままでいたことを裁判長に指摘されると,赤面したという。恥を抱くのが,虐殺したことではなく,社会的ルールを守れなかったことに対して。 「見せかけの自分」を大事にし過ぎることで,基本の部分への思考を放棄することに繋がってしまうことに,Grunは大きな懸念を抱いている。この部分は大いに同意。 力動論の難しさは,解釈をどのレベルまで適用するか。先天性なことに関しても力動的解釈を放り込むと,全く意味不明な理論が流布してしまう。一方で,環境要因だけの分析では不十分。 それぞれの限界を意識していきたいなあと思いました。
2014/03/22 07:02
1923年ベルリン生まれ。ナチの迫害を逃れてアメリカに亡命。こうした経歴を持つ精神分析学者によって、人間心理に関する考察を口述したのが本書。人間がやらかす多くのことの元凶ともいえる欲求、恐怖およびそれらから生じる不安、怒りそして憎しみ。これらについての自身の経験を踏まえた見解はとても興味深い。政治色が強い現状についての批判も、ナチ政権時の状況と絡めたもので非常に説得力がある。そして特筆すべきはこういった発言を引き出しているインタビュアーのセンス。この人の質問や補足だけでも一冊の本になってもおかしくはない。「憎しみ」などのネガティブな感情は、自分自身でも不快なものであるし、それを発端とした行動は時に取り返しがつかないことにもなりかねない。そういったことを防ぐにはまず自分あるいは人間というものの「仕組み」を知ることだと思う。解決法はたくさんあるが、知るべき事実はそれほど多くはない。
2017/06/05 12:45
自分のことをごまかしている人を見るとイラっとしてしまう性分だが、そんな自分も自己憐憫に浸っている瞬間がある。「自分を憐れむことは、責任を拒否していること」 自分がイライラしたり、憎しみをもつ対象は、結局自分の中にその原因がある。憎しみが0になる方法はないけど、一歩ひく気持ちの余裕を持ちたい。
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