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我、拗ね者として生涯を閉ず
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 7件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2005/02/22
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:22cm/582p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-212593-5

紙の本

我、拗ね者として生涯を閉ず

著者 本田 靖春 (著)

読売新聞社会部エース記者として名を馳せ、ノンフィクション作家として活躍した著者。ガンと闘いながら、精神の自由、人が人として誇り高く生きることを希求し、現代人の心の荒廃を批...

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我、拗ね者として生涯を閉ず

税込 2,700 25pt

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商品説明

読売新聞社会部エース記者として名を馳せ、ノンフィクション作家として活躍した著者。ガンと闘いながら、精神の自由、人が人として誇り高く生きることを希求し、現代人の心の荒廃を批判し続けた。『月刊現代』連載をまとめる。【「TRC MARC」の商品解説】

「これを書き終えるまでは死なない、死ねない」
だが、最終回を残して、心血を注いだ連載は絶筆となった。読売社会部エース記者として名を馳せ、独立後は『不当逮捕』『誘拐』などの名作を生んだ孤高のジャーナリストは、2004年12月4日、この世を去った。

悲壮感というやつは嫌いなので、ごく軽く読み流していただきたいが、私はこの連載を書き続けるだけのために生きているようなものである。だから、書き終えるまでは生きていたい。正直なところ、寿命が尽きる時期と連載の終結時を両天秤にかけながら、日を送っているのである。――<第8部 渾身の「黄色い血」キャンペーンより>

両足切断、右眼失明、肝ガン、大腸ガン……病魔と闘いながら、「精神の自由」「人が人として誇り高く生きること」を希求し、現代人の心の荒廃を批判し続けた魂の叫びがここにある。

【商品解説】

目次

  •  

著者紹介

本田 靖春

略歴
〈本田靖春〉1933〜2004年。旧朝鮮・京城生まれ。早稲田大学政治経済学部新聞学科卒業。読売新聞を経て、ノンフィクション作家に。「不当逮捕」で講談社ノンフィクション賞を受賞。

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みんなのレビュー7件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

著者の精神を受け継ぐために

2005/11/05 03:36

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:良泉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 かつては読売新聞社会部の名物記者であり、退社後もノンフィクション作家として数々の名ルポルタージュを発表してきた本田靖春氏が、人生の最後を賭けて書きあげた渾身の一冊である。
 著者が、次々と襲ってくる病魔と闘いながら、常に「拗ね者」として生きてきたかつての自分をふりかえりつつ、雑誌連載として書き綴ったものの集大成である。
大部であるが一気に読み通せてしまうのは、単に著者の卓越した文章力によるだけではなく、文面に見え隠れする著者の気迫によるものであろう。
「拗ねる」とは辞書によると「ひねくれる」ことである。「拗ね者」とは「ひねくれた眼でものを見る者」である。この本で、著者があえて「拗ね者」を協調するのは、世の中も人々も、皆、従順すぎる現代の日本に対する落胆と暗黙の抗議の表明であろう。
人々の心の中まで管理し統制しようとする国旗国歌法や戦争準備のための有事関連法、国民総背番号制のための改正住基法や盗聴法。少し前ではとても考えられなかったような法律が次々と国会に上程され、なんなく通過していく。政府はさらに、かつての治安維持法を再現する共謀罪や憲法の右傾的改正まで口にするが、現政権の支持率は依然高い数値を示し続ける。
 両脚を切断し、片目の視力を失い、体中ガンに蝕まれながらも抗議の執筆を続ける著者にとって、このような一般市民の“従順さ”は歯痒さを通りこして耐えられないものであったろう。
著者の遺言の書に記された一語一語を大切に受け取りたい。著者の不服従の精神を少しなりとも受け継げるように。

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紙の本

日本人は欲ボケしている

2006/06/22 00:43

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:RIKA - この投稿者のレビュー一覧を見る

IT社長の書いた金儲けの本はベストセラーになるのに、こういう本が多くの人に読まれることがない。それが非常に残念だと感じたので、せめてここで宣伝させてください。
かくいう私も人から勧められなかったら読まなかった。恥ずかしながら著者の名前すら知らなかった。でも、勧めてくれた人にものすごく感謝した。だからぜひたくさんの人に読んでほしいと思う。
自分の欲を満たすことばかり考えて、他人を思いやることができなくなった日本人。
サラリーマン化して小ざかしくなった新聞記者。
言葉の間違いに気づかないアナウンサー。
本当に、このままでいいの?
ノンフィクションに興味がなくても、政治に疎くても、ジャーナリズムには無縁と感じていても、この現実を見れば、日本の行方を楽観できないと思うはず。この本に触れれば、もやもやした日本の危機感をもっとはっきりイメージできる。
著者は読売新聞の記者を勤めたのち、ノンフィクション作家になる。報道の第一線に立ち続け、社会の矛盾、不正を世に問うてきた人だ。記者時代の仕事に対する姿勢が鮮やかで感動する。
そして、どの言葉にも著者の魂がこもっている。言葉で何かを世の中に訴える人はこうじゃなきゃいけないと思わせる本物の筆力に圧巻される。貴重な一冊を遺してくれた著者に感謝しつつ、今さらながら冥福をお祈りしたい。

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2009/04/03 14:30

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2010/02/22 19:46

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2014/03/30 23:15

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2012/01/19 00:49

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2012/06/30 17:56

投稿元:ブクログ

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