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オテルモル
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.8 62件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2005.3
  • 出版社: 集英社
  • サイズ:20cm/180p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-08-774746-8

紙の本

オテルモル

著者 栗田 有起 (著)

チェックイン、日没後。チェックアウト、日の出まで。最高の眠りを提供するホテル「オテル・ド・モル・ドルモン・ビアン」のフロントで働き出した希里が知る、優しい対峙の仕方とは…...

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商品説明

チェックイン、日没後。チェックアウト、日の出まで。最高の眠りを提供するホテル「オテル・ド・モル・ドルモン・ビアン」のフロントで働き出した希里が知る、優しい対峙の仕方とは…。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

栗田 有起

略歴
〈栗田有起〉1972年長崎県生まれ。名古屋外国語大学外国語学部英米語学科卒業。「ハミザベス」で第26回すばる文学賞を受賞。他の著書に「お縫い子テルミー」がある。

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みんなのレビュー62件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

こんなホテルで暮したい!

2005/03/24 00:35

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ツキ カオリ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ホテルって確か、年間宿泊(長期滞在)も、できるはずだ。
 もちろん、そのホテルの、システムや受け入れ体制にもよるのだろうけれど。
 例えば、デーブ・スペクター氏は、その制度を利用していたはずだし、ある時期のピンク・レディーも、確かそうだったはずだ。

 ホテル暮し。
 ホテルで暮す。

 何と心地よい響きだろう。
 ホテルの部屋が過しやすいのは、余計なものが置かれていないからに違いない。
 逆に言えば、ホテルに置いてある、あんなに少ないものだけで、人は、暮らせるのだ。むしろ、普段よりも快適に。

 さて、この小説に出てくるホテル、すなわち、オテル・ド・モル・ドルモン・ビアンは、見付けにくく、入って来にくい場所にある、なおかつ、地下に建てられている、会員制ビジネス・ホテルである。ホテル名の意味は、「わたし」=本田希里(きり)の解釈だと、ホテルぐっすりもぐら、である。高卒の学歴しかない23歳の「わたし」は、これまで、一度も就職の経験すらなかったというのに、家庭の複雑な事情により、働く決心をする。このホテルのフロントデスク募集の広告に惹かれ、「わたし」は面接を受け、見事に採用される。働き出してわかったのだが、ここは普通のホテルではなかった。特殊な用途があったのだ。

 「わたし」は、外山(そとやま)さんという客室係の女性から、研修を受ける。

 「地下二階、客室フロアです」
 エレヴェーターから客室が見えない造りになっているらしく、目のまえに「B2」の文字が浮きでた壁だけ現われた。降りるのかと思いきや、ドアは閉められた。
 「よほどのことがないかぎり、本田さんが客室に下がることはないでしょう。部屋の内部の見学は省略します。いずれ試泊をしてもらいますから、そのときじっくり確認してください」
 外山さんは十三階のボタンを押した。彼女がわたしの足元を見つめているので、視線をたどる。気づかなかったのだが、扉と反対側の床近くに、エレヴェーターの現在階をしめすパネルがついていた。ふつうならば扉の上にあるものだ。わたしもうつむきかげんに首を曲げた。わたしたちは黙って、パネルを見つめた。オレンジの表示は、ゆっくり、ゆっくり、太極拳の動作のように、右から左へと動いた。メモ帳に、「エレヴェーターのパネルは足元にある。注意」と記す。

 「わたし」は生真面目に、外山さんから貰った情報その他を、逐一メモ帳に書きつけていく。少しでも早く仕事を覚えたいからか。それとも、せっかく得た職を失いたくないからか。それとも、働いている間は、家のことを忘れていられるからか。家では、姪と、姪の父親が待っている。「わたし」はこの2人と、3人で暮しているのだ。

 このようなホテルに籍を置いて、ここから仕事先に行けたらいいなと思う。
 地下にあるホテルだなんて、そこはかとなく、お洒落である。
 わくわくする。
 ただし、もしかしたら、難しいかもしれないとも思う。
 このホテルのチェックアウトの時間は、日の出前なのだ。
 長期滞在者には、チェックアウト時間の優遇は図ってもらえないのだろうか(笑)。
 しまった。もう1つ難問があった。
 このホテルには、朝食はおろか、夕食も付いていないのだ。
 どうしよう(笑)。

 合い言葉は、「悪夢は悪魔」の、オテル・ド・モル・ドルモン・ビアンである。

 この作品は、昨年、第131回の芥川賞候補となった。

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紙の本

冷めたお人よし

2005/03/08 21:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ナカムラマサル - この投稿者のレビュー一覧を見る

栗田有起の小説を読むと、よく行くコンビニエンスストアの女性店員を思い出す。
特に愛想がよいわけではないが声を荒げることもなさそうで、淡々とレジ業務をこなし、気が向いた時だけ「ありがとうございました」と言ってくれる彼女を。

本書の主人公も、一言で表すなら「冷めたお人よし」。
本田希里、23歳。
家族は両親と、双子の妹・沙衣、沙衣の夫・西村、2人の娘・美亜。
入院している沙衣と付き添いの両親は別に暮らしており、実際は希里と西村と美亜の3人暮らし。
実は、西村は希里の初めての彼氏で、沙衣が奪ったのだった。
そういった複雑な家庭環境から逃れるかのように希里はオテル・モルで働き始める。
そこは普通のホテルではない。
チェックインは日没後、チェックアウトは日の出まで。
会員制で一見さんお断り。
お客様に提供するものは、最高の眠り、そこからみちびかれる最良の夢。

現実離れした設定であるにも拘らず、本書を読むと、人間がいとおしくなる。
不思議な職場、複雑な家庭の中でも、マイペースに真っ直ぐ歩いているようなヒロインの姿が清々しく感じられる。
そして、どんな地味な人間にも、その人なりのドラマがあることを再認識させてくれる。
読後の後味がとてもよい。

コンビニの彼女も、誰も見ていないところではパンクに合わせて踊っているのだろうか。
そんな想像をさせてしまう1冊だ。

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2005/06/12 19:23

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2005/08/06 13:56

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2005/11/09 17:14

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2005/07/28 20:54

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2005/06/05 22:38

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2006/06/09 01:12

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2005/12/18 21:03

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2007/02/11 22:22

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2009/03/01 01:10

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