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商品説明
幻の昭和64年、20世紀末ウィーンに学ぶ若き指揮者が心に描くロマンチシズム! 「音楽の力は肉体に働きかけてエロスの炎に点火する…」 ウィーン、大阪、東京。不滅の19世紀が甦える、新三都物語。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
著者コメント
2005/03/21 03:15
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投稿者:ゆたか - この投稿者のレビュー一覧を見る
この小説を読んで、おそらく音楽の好きな人ならあちこちでニヤリとするだろう。ヨーロッパの好きな人なら、うんうん、とうなずくだろう。恋愛小説を、特に最近流行の純愛を読みたい人なら、ちょっと複雑な気持ちになりつつ、きっと浸れるだろう。バブル期に青春を送った人、宗教や哲学に興味のある人、関西弁が好きな人、そんな方々はきっと読んで満足してくださるだろう。作家・小川国夫の晩年の弟子の一人を自称する作者としては、年配の方々にも読んでいただきたいし、『のだめカンタービレ』をライバル視している作者のスタンスからは、ティーンにもぜひ読んでほしい。