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〈学級〉の歴史学 自明視された空間を疑う (講談社選書メチエ)
著者 柳 治男 (著)
現代の日本の学校が、学級制という角度から見た場合どのような問題をはらんでいるのか。理想論やタテマエ論ではなく、社会学の立場から学校とはどのような場であるかを明らかにする。...
〈学級〉の歴史学 自明視された空間を疑う (講談社選書メチエ)
〈学級〉の歴史学 自明視された空間を疑う
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商品説明
現代の日本の学校が、学級制という角度から見た場合どのような問題をはらんでいるのか。理想論やタテマエ論ではなく、社会学の立場から学校とはどのような場であるかを明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
理想論・タテマエ論への違和感の根源――「学級」という幻想! 我々はどうして席に座って教師の話を聞いていたのか? それは教育の普遍的システムなのか? 〈崩壊〉という事態は何なのか? 近代の発明品〈学級〉の歴史性と限界を暴き、自明視された空間で暮らす子どもと教師を救済する! (講談社選書メチエ)
理想論・タテマエ論への違和感の根源――「学級」という幻想!
我々はどうして席に座って教師の話を聞いていたのか?それは教育の普遍的システムなのか?<崩壊>という事態は何なのか?近代の発明品<学級>の歴史性と限界を暴き、自明視された空間で暮らす子どもと教師を救済する!【商品解説】
目次
- 第1章 「学級」を疑う
- 第2章 「クラス」の誕生と分業される教師
- 第3章 義務教育制度の実現
- 第4章 学校組織の矛盾
- 第5章 日本の学校はいかに機能したか
- 第6章 学校病理の解明
- 終章 変わる学級制――共同体幻想からの脱却
著者紹介
柳 治男
- 略歴
- 〈柳治男〉1941年福岡県生まれ。九州大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科博士課程修了。現在、熊本大学教授。著書に「学校のアナトミア ヴェーバーをとおしてみた学校の実像」など。
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異なった視点から見た教育学の良書!
2016/03/18 10:24
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
普通、教育制度や教育課程、あるいは、教育方法といった切り口から教育史を見ることが多いのですが、本書は、「学級」というとても珍しい視点から教育史を述べた良書です。私も、本書を読んで、「学級」という一見、誰もが知っている枠組みが、実は意図的につくられたものであり、その歴史はそれほど長くはないことを知って、驚きました。まさに、私にとっては、目からうろこの一冊でした。教育に興味関心のある方、違った視点からの教育史を見たい方には、ぜひ、お勧めの一冊です。