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商品説明
あるモロッコ出身移民の集団を対象に、移住先であるフランス都市部と出身地であるモロッコ農村部を中心とした双方の彼らの生活と、両者を結ぶ移動の実態とを民族誌的に記述。グローバル化する現代世界の移民について考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- 第1章 序論
- 第1節 問題設定
- 第2節 理論的背景
- 第3節 用語の定義:移民、移住労働者、世代
- 第4節 研究方法と調査の概況
- 第5節 各章の構成
- 第2章 フランスへの移住の過程
- 第1節 移住の始まり:フランス軍への「自発的な志願」
- 第2節 雇用の条件
- 第3節 移住者の拡大と還流する移住者
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2008/10/09 10:19
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投稿者:東北大学出版会 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は、モロッコからフランスに移民した人達を調査するために、移住先のフランス都市部と出身地のモロッコ農村・都市部で現地調査をおこない、彼らの生活と両者を結ぶ移動の実態とを民族誌的に記述した。さらにグローバル化する現代世界の中の移民とはどういうものなのか、また「移民」の文化はどのような変容を遂げるものなのかを考察した。
フランスのイスラーム教徒は、イスラーム原理主義との関連で話題とされることが多いが、これまでにはあまり知られていない。本書では、フランスに住むモロッコ移民たちの様々な生活実践を興味深く紹介している。
《目 次》
第1章 序論
第2章 フランスへの移住の過程
第3章 移民の家族
第4章 移民の「飛び地」
第5章 故郷を訪れる旅
第6章 国境を越えた名誉競争
第7章 移民の結婚と名誉
第8章 結論
第1回東北大学出版会若手研究者出版助成刊行図書