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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2005/04/20
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波新書 新赤版
  • サイズ:18cm/235p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-00-430945-X
新書

紙の本

Jポップとは何か 巨大化する音楽産業 (岩波新書 新赤版)

著者 烏賀陽 弘道 (著)

Jポップとは何か 巨大化する音楽産業 (岩波新書 新赤版)

税込 880 8pt

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目次

  • はじめに
  • 第1章 「J」の時代のポピュラー音楽
  •  「Jポップ」の誕生/世界に肩を並べられる音楽?/「ゆとり」「余暇」の時代/ブランドとしての「Jポップ」/「J」の持つ意味/「Jポップ」ファンタジーの定着/Jリーグが火をつけた「J」人気
  • 第2章 デジタル化は何をもたらしたか
  •  十年で倍増した市場規模/CDという発明/CDとは何か/CD普及へソニーの戦略/プレイヤーの大衆化/「一家に一台」から「一人に一台」へ/若者と女性も購買層に/デジタルレコーダーの登場/デジタル時代の楽曲づくり/楽器を弾かなくてもよい音楽制作/録音現場の不安/コストダウンと大量生産/「音楽が消耗品」の時代/失われる楽曲の個性
  • 第3章 テレビとヒット曲
  •  テレビ・タイアップの力/画期的だったCMタイアップ/「共存共栄」のビジネスモデル/ドラマ・タイアップによる大ヒット/サザンオールスターズの衝撃/ザ・ベストテンの厳正なランキング/MTVからミュージック・ビデオへ/聴覚型から視覚型へ/必要なのは十五秒/Jポップ産業複合体/芸能プロダクションの巨大化/パフィというキャラクター/増える「自己検閲」/「メガヒットか無名か」の二極構造/長く続かないヒット曲

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評価内訳

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紙の本

脱亜入欧

2005/05/26 21:10

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:稲葉 芳明 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「Jポップ」なる名称はいつ生まれたか?——本書はこの問いかけから始まる。
1988年10月に開局したFM局「J-WAVE」は、放送時間の8割が音楽(既存のFM局は5割)で、しかも洋楽しか流さないという特異の編成を行なっていた。そのJ-WAVEでも邦楽をかけて貰おう、洋楽しか流さない局からオンエアされるような曲(邦楽)はクオリティが高いと看做される筈だ——というレコード会社の思惑から「Jポップ」(=「日本のポップス」の呼称)という言葉が生まれたのが88年暮頃のことらしい。
CDプレイヤーの爆発的普及に伴い、音楽業界はレコードからCDに移行し、百万単位で売れるメガヒット(アルバム)が連発される。Jポップは、この音楽バブル期に丁度乗っかる形で人口に膾炙する。この辺の経緯は、具体的数字・データを出して経済誌ばりに詳細に分析していて、読み応え充分。
しかし、本書の最大の面白さはその先、つまり、「Jポップ」産業を支えた若者の心理的変化・社会的背景を探る章にある。80年代、中流意識が広がった結果訪れた「自己表現が大衆化する時代」との関連を論考している箇所は、社会学的分析としてとても読み応えがあった。
ぼくが一番唸ったのは、宇多田ヒカルの音楽を何故斯くも日本人が愛するのかという<問>に対する<解>である。詳しくは本書第4章を参照して頂きたいが、「日本のポピュラー音楽が外国と肩を並べた」というファンタジーが重要な要素の一つであり、それがひいては、「(英語ネイティヴが聴いて自然な歌として鑑賞に堪えるレベルの物は皆無の)擬似英語を日本人相手に歌うという奇妙な現象」を引き起こしている——と筆者は解く。ぼくなりに言い換えれば、<脱亜入欧>という呪文に、依然として日本の音楽界およびリスナー(ユーザー)は縛られているということになる。一向に国際化しないJポップのアキレス腱を、鮮やかに論じてみせて秀逸である。

Jポップ好きの人の中には不快感を覚えるかもしれないが、この音楽を客観的に捉えられる人なら、本書が提起している論題の深さと広がりを把握出切る事と思う。

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