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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2005.4
- 出版社: 幻冬舎
- サイズ:19cm/250p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-344-00771-9
紙の本
最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学
TV番組「最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学」の本。虫歯、頭痛、肩こり、生理痛…など、そのまま放っておくと大変なことになりますよ。病気になりやすい体質や生活習慣とは?...
最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学
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商品説明
TV番組「最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学」の本。虫歯、頭痛、肩こり、生理痛…など、そのまま放っておくと大変なことになりますよ。病気になりやすい体質や生活習慣とは? さらに、その治療や予防法まで徹底分析!【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
よくある症状が危険な病気のサイン
2017/06/18 20:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る
[本書の内容]
人間誰しも抱えているような、ごくありふれた症状が、実は重大な病のサインになっていたという症例が20個紹介されています。その中で共通していることは、ストレスをかかえ、忙しい毎日を送っていたことでしょうか。そして病院に行っても、疲れが原因だとされ、その時点では病気が発見できないことです。診断が非常に難しいことがわかります。
通常の症状が重要な病のサインであるというところについては、肩こりと頭痛が2度登場しています。肩こりについては急性骨髄性白血病と肺がんの2回登場しています。頭痛は髄膜炎と緑内障です。よくある症状から真の原因を究明するのは非常に困難だといえるでしょう。
逆に軽い症状が重い病の素になってしまっているものもあります。虫歯が原因で感染性心内膜症になった症例、舌がんを発症した症例が掲載されています。そして痛風が脳梗塞を引き起こし死亡してしまう症例もあるようです。このようによくある軽い異常が以外にも病の原因となってしまうこともあるようです。
頭痛が緑内障の前兆であったり、かすみ目が脳の異常によるものであったり、頻尿が脊柱管狭窄症によってもたらされるものであったり、腰痛が実は膵炎の症状であったりと、実際に病魔に侵された部位と症状が出ている部位が一致せず、その病に対応した科に行けずに、真実を突き止められないという例も多く登場しています。正直、早期に発見することはほとんど不可能だったのではないかと感じました。
心筋梗塞や脳梗塞など、血管による病について、何度か登場していました。これらの病は発症する人が多く、またそれが意外な形で警告を発しているということでしょうか。もう1つ目立つのは感染症です。ハトの糞に含まれていたクリプトコッカスというカビが原因で生じた髄膜炎、古い家に生息するトリコスポロンというカビによって毎年夏に咳を生じさせて徐々に身体を蝕んでいく夏型過敏性肺炎、10年という長い歳月を経て心筋梗塞を生じさせた肺炎クラミジア。それまで健康であったのに突然牙をむくことになるのです。
[感想]
本書は症例をマンガで紹介し、その後解説を加えるという形であり、すごく読みやすいものでした。病は身近なところに潜んでいて恐ろしいものであると改めて感じさせられました。