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- カテゴリ:幼児
- 発売日:2005/05/01
- 出版社: 金の星社
- サイズ:24×25cm/1冊(ページ付なし)
- 利用対象:幼児
- ISBN:4-323-01366-3
紙の本
やさいのおしゃべり
きゅうりの嫌いなれいちゃんが冷蔵庫の前を通りかかると、なにやら声が聞こえてきました。それは、野菜たちの秘密のおしゃべりだったのです…。いもとようこの爆笑絵本。【「TRC ...
やさいのおしゃべり
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:21,670円(197pt)
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商品説明
きゅうりの嫌いなれいちゃんが冷蔵庫の前を通りかかると、なにやら声が聞こえてきました。それは、野菜たちの秘密のおしゃべりだったのです…。いもとようこの爆笑絵本。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
泉 なほ
- 略歴
- 〈泉なほ〉ジャカルタ生まれ。大学、専門学校の絵本科を卒業後、絵本作家として創作活動に励む。
〈いもとようこ〉兵庫県生まれ。金沢美術工芸大学油絵科卒業。ボローニア国際児童書展エルバ賞、同グラフィック賞を受賞。
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紙の本
実は大人のための絵本かもしれない
2008/09/11 02:55
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:玉手箱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
このお話は、読み聞かせている大人もいろいろと考えさせられます。
冷蔵庫の中の大根がしわしわのしみだらけになるまで放って置かれたり、冷蔵庫の中に入れないほうが良い玉葱や芋類が冷蔵庫に入れられていたり、かぼちゃは腐ってしまって、捨てられたり、読んでいて、自分の冷蔵庫の中の野菜がとても気になりました。
2歳の息子は野菜がおしゃべりをしているので、とても親しみを感じるようで、この絵本を読んで欲しいときは、「きゅうりくんのほん よんでくれる?」と頼んできます。また、食事の時間にナスを食べようとしなかったときに、「ナスくん 泣いてるよ・・・」と言ったら、「たべる!」と言って、食べてくれたので、この絵本には野菜を食べるようにさせる躾の要素もあると思いました。
『だいこんさん』が、『ナスくん』に、「むかしはあんなにきれいだったのに・・・」とひそひそ話をされ、「うるさーい!」と泣きながら叫ぶ場面は傑作です。2歳の息子は大きな声で笑って、そのページでは、いつも、「うるさーい!」と私の声に合わせて叫びます。
子供にとっては、野菜を食べるきっかけを、大人にとっては、冷蔵庫の中を見直すきっかけを作ってくれる素晴らしい一冊です。
紙の本
この絵本でフードロスを学ぶ?
2018/10/14 09:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
単行本から文庫本として編集される時に書名タイトルを変えたりすることが、出版界にはよくある。昔出た文庫本の再販の時なども時々あって、新しい本と間違って買ったりして後悔する。
それほどに本のタイトルや表紙の装幀は読む動機付けとして大切な要素ということだろう。
この絵本の場合もそうだ。
「やさいのおしゃべり」というかわいいタイトル、いもとようこさんのほんわかしたやさいたちの絵。
これでどんなことを想像するかというと、小学校の教室でもたわいもない、それでいて楽しい、そんな弾むような「おしゃべり」ではないだろうか。
ところが、そんな思いは大いに裏切られることになる。
もともとこの絵本は作者の泉なほさんが「宙」という同人誌に『冷ぞうこ物語』として発表した作品を絵本化にあわせて書き直したもの。
確かにこの内容であれば『冷ぞうこ物語』の方がふさわしいかもしれない。
つまりこの絵本は買ってこられた野菜たちが冷蔵庫の中でほったらかしにされて、腐ったり傷んだりしている彼らが自分の将来(?)に不安を感じつつ、嘆き、ぼやく話なのである。
だから、正しくは「やさいのぼやき」だと思うが、もちろんこれでは絵本として売れないだろうから「おしゃべり」になったのだろうが。
かわいいいもとさんのやさいの絵も、裏表紙では結構深刻な状態のやさいが描かれていたりする。
作者の意図としては、食べ物を粗末に扱わないということだろうが、やはりその線で絵本として成立させた方がよかったような気がする。