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商品説明
「生活オーガナイザー」との出会いが、余計なモノに囲まれた生活を変え、自分にとって本当に大切なものは何かが見えてきた…。よりシンプルに、自由に生きたい人に贈る本。心を痛めないモノとの別れ方、手放し先の情報も掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
大塚 敦子
- 略歴
- 〈大塚敦子〉1960年生まれ。上智大学文学部英文学科卒業。商社勤務を経て、現在、フォトジャーナリスト。「さよならエルマおばあさん」で講談社出版文化賞絵本賞、小学館児童出版文化賞を受賞。
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紙の本
いらない「モノ」に埋もれてる人、即、買い!
2005/06/04 20:27
10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴか - この投稿者のレビュー一覧を見る
リフォームや収納を扱うTV番組を見ていると、施行前と後の映像が必ず出てくる。何がもっとも変わったか?どこが生活しやすくなったかと観察すると、おそらく「モノ」の量だろう。ほとんどの場合、施行前の部屋はモノがあふれている。「人が暮らす」ための部屋でなく「モノを置いておく」ための部屋になっているのだ。
私たちはなかなかモノを捨てられない。「もったいない」とか「いつか使うだろう」とか「高かったから」とかいう理由で。そして、いったん自分の所属となった「モノ」たちは運命的なご縁で繋がっている気さえ抱いてしまう。モノが自分の生き方を映すことに気づかないで持てるだけ詰め込んでしまう。そしてますます捨てられない。
この本はそんな迷える子羊たちをシンプルで気持ちの良い暮らしへと優しく導いてくれるバイブルかもしれない。モノに埋もれて狭い場所で迷って苦しい息をしている者たちに「モノはモノなのよ。処分していいのよ。大切なのは生き方なのよ。」とさっくりと語ってくれる。
読み終えたら行動したくなる。自分の生活を取り戻すために、まず一番手前にあるモノを処分してみようと思う。そんな気持ちにさせる力がこの本にはあるんだ。
巻末には「手放し先」の一覧も載っている。あくまでも親切な本である。
片付けのへたくそなあなた!「モノ」に埋もれて苦しいあなた!即、買い!