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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.4 6件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2005.7
  • 出版社: 早川書房
  • サイズ:19cm/504p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-15-208655-6

紙の本

ハイドゥナン 上 (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

著者 藤崎 慎吾 (著)

西暦2032年。沖縄トラフの地殻変動、マントル細菌、尖閣諸島の日中対立、デネブサテライト、キンバーライト噴火、そして南西諸島沈没の危機。人類は地球と和解できるのか? 「日...

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ハイドゥナン 上 (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

税込 1,870 17pt

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商品説明

西暦2032年。沖縄トラフの地殻変動、マントル細菌、尖閣諸島の日中対立、デネブサテライト、キンバーライト噴火、そして南西諸島沈没の危機。人類は地球と和解できるのか? 「日本沈没」を凌ぐ傑作科学小説。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

藤崎 慎吾

略歴
〈藤崎慎吾〉1962年東京生まれ。米メリーランド大学海洋・河口部環境科学専攻修士課程修了。「クリスタルサイレンス」で「ベストSF1999」国内篇第1位を獲得。

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みんなのレビュー6件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (4件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

必ずしもこの小説の評判は良くありません。科学的な説明はともかく、社会や人間に対する洞察の甘さは、大きなマイナス。でも、私は2人の恋を認めます。これだけで花◎

2005/10/09 10:07

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公は、よく伊豆でダイビングをする大学生で共感覚の持ち主である伊波岳志と、与那国島に住み祖母が市井の巫女的存在である「ユタ」でもある後間柚です。岳志には元という弟がいて、事故で記憶障害に罹っています。母親は既に亡くなっていますが、父である伊波志郎は、なぜか自分の過去を隠そうとしています。はっきりしているのは、現在、編集プロダクション勤務。沖縄本島生まれ、琉球大学出とういうこと。一方、柚も母親のことは良く知りません。彼女には直という兄がいますが、引きこもり生活をしています。祖母は兼久康子、ムヌチです。
他に名前を挙げれば、〈オペレーション・ヒヌカン〉男勝りの、ちょっと仕草が少女めいて、幸田文を思わせるところがある微生物学者の橘香奈恵54歳。地球科学技術局の地質学者菅原秀明。産総研の地球科学者・大森拓哉、60代。大学を辞めて一年半になる植物生態学者・南方洋司。日本で数少ない共感覚の研究者・吉田隆明。理化学研究所脳科学総合研究センター主任研究員・只見惇、30前後。そして、米メリーランド大学天文学部教授マーク・ホーマーがいます。
カバーの後の紹介文を抜書きしておけば
「西暦2032年。未曾有の地殻変動によって、南西諸島に沈没の危機が迫っていた。地球科学者・大森拓哉の警告により政府特別機関が設立されるが、その目的は領海=海底資源喪失を見越しての既得権確保にあった。政府の対応に憤る植物生態学者・南方洋司は、独自の〈ISEIC理論〉によって地殻変動を食い止めるべく、極秘プロジェクトを開始する。」(上巻)
「いっぽう、海底資源を狙う中国の干渉が激化するなか、ついに海底火山が噴火、破滅へのカウントダウンが開始される・・・・・・構想5年、執筆3年、2000枚の超大作、堂々完結」(下巻)
です。早速、ウソ発見です。上巻の紹介文に「政府の対応に憤る植物生態学者・南方洋司」とありますが、政府の姿勢に怒っているのも、やはり地球科学者の大森です。だって、橘が訪問してくるまで、学界を引退した南方は気ままな隠遁生活をエンジョイしていたわけで、そういう老人を自分たちのプロジェクトに引き込もうとしたのは、怒り心頭に達した大森だったわけですから。
それから、ウソではないですけれど下手だな、と思うのが下巻の「構想5年、執筆3年、2000枚の超大作」ですね。「構想10年、執筆5年、3000枚を越える大作」でなきゃ。最近、早川書房の案内紹介って、本当に変です。
これ以上触れませんが、この本、評判わるいですね。情報の詰め込みすぎ、話がごたごたしている、緊迫感が感じられない、冗長などがキーワードらしい。でも、私はそれを認めた上で、楽しんでしまいました。特に、主人公二人の切ない想い、好きなんですね、このての話。ま、このラストはなんだ?なんて思いますけど。
褒めて終り、では私らしくないので不満をいくつか。まず、マーク・ホーマーのほうのエピソードが上手く働いていませんね。
自分が生まれた沖縄のことを語ろうとしない父・伊波志郎ですが、わかるだろ、それじゃちっとも隠してないじゃん、ミエミエ、これで引っ張るなよ、です。
それから、マスコミの力を甘く見すぎ。ハイエナのようなマスコミに長い間情報がリークしない、それって完全にウソです。売れそうだ、となれば揣摩臆測でも書いてしまうのが、今のマスコミ。まして、ここまで政府に愚弄されて国民が黙っている、っていうのもねえ。それから、何でこのレベルの話を2032年にしたか、です。説得力なしですね。今でいいじゃないですか。
でね、これって小松左京『日本沈没』じゃなくて、荒俣宏『帝都物語』じゃん、と思うんですね。そこまで割り切ったほうが、もっと面白かった。私が楽しんだのは岳志と柚の恋物語。これについての周囲の見方もいいです。私は、それだけでこの話を評価します、はい。

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紙の本

琉球、沈没を救え

2006/03/08 17:42

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 琉球の昔の搾取され困窮している若夫婦の脱出劇から、
始まり一体どんな話しが、幕開けするのか、期待させるのですが、
 基本的には、日本沈没の琉球版です。
中心になるのは、共感覚の持ち主の大学生と沖縄の巫女的存在「ユタ」
の血をひく女の子ですが、
そこに、自称マッドサイエンティストの学者たちが、琉球を救えとばかりに
政府から予算を引っ張ってきて、兎に角、色々やります。
 このハヤカワSFシリーズJコレクションからは、考えられない位の
ページ数の小説で、兎に角、色んなことが、詰め込まれています。
石の記憶を画像化するものや、深海探査艇、マントルで活動する謎の生物、
 そして、沖縄古来より伝わる、神話etc、、、。
これらの物意外にも、直接琉球沈没にかかわらないものでも、
 この女の子のお兄さんの引きこもりや、共感覚の大学生
の弟の、記憶障害まで、、
 最先端科学にあまり興味のない私には、
どこまでが、本当にある科学でどこからが、著者のアイデアか
よく判りませんが、兎に角、SF的に”萌え”で盛り上がるというより、
科学的”萌え”で、盛り上がって話は、進んでいきます。
 プロの書評の方も、説明するのに簡単に
小松左京の「日本沈没」をあげて書いているものが多かったですが、
(因みに、私は、「日本沈没」は、未読、それで、こんなん書いて
 いいのか!?)
 私が思うに、「日本沈没」は、「さよならジュピター」や、「首都消失」
などと、並列してパニック小説として、語られるべきだと思います。
 小松左京さんの
『おい、みんな毎日安穏と生活しているけど、こんなこと起きたら、
 どうするんだい!?』
と、いう結構底意地の悪そうな、企みが私には、みえてきそうです。
で、本書の「ハイドゥナン」は、なにかと、いうと、
科学小説です。シュミレーション的パニック小説の興味より、
 科学の面白さ、一見閉鎖的で専門知識のある人にしか、
判らない科学の世界の内側の豊かさ平易に解説して、
それを全面に出しています。
本書では、政府が意図的にパニックになったらいけないと、
 情報統制をしているぐらいですから、藤崎さんの興味はそこには、
ありません。
 はやい話し、科学って面白いでしょって、
どのエピソードでも、藤崎さんが語っている感じなのです。
 併し、これだけの内容を、詰め込み、
一冊に仕上げたのは、天晴れです。

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