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  • カテゴリ:一般
  • 発売日不明:2001.7
  • 出版社: アスペクト
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-7572-1129-2
  • 国内送料無料
  • フィルムコート不可

紙の本

オルタード・カーボン 2巻セット

著者 リチャード・モーガン 著

オルタード・カーボン 2巻セット

税込 3,080 28pt

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みんなのレビュー19件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

これを読みながら神林長平『膚の下』を連想した。そして、もし神林作品が海外に紹介されたら、この本と同じようにP・K・ディック賞を取るかなとも思った。最高水準のエンタメとはこれだ

2005/06/26 21:58

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

上下二巻のペーパーバックスを紙函にいれる、これは最近、殆ど絶無といっていい企画で、大手出版社なら、まずやらない。しかも、見た目の印象は真っ黒。
でも、本好きに「私を買って」と囁きかけるのは、ルックスだけじゃあない。帯に書かれたフィリップ・K・ディック賞受賞、その一言がオーラを放つ。その帯のCG提供 Chris Moore-Represented by Artist Partners Ltd.。うーむ、帯関係者の名前が記載されるのは世界初ではないか。そして表紙CG制作がメタ・コーポレーション・ジャパン、表紙イラストレーションは引地渉、ブックデザインはあの鈴木成一デザイン室。
でだ、最初に断っておくけれど、この本はアタリである。ある意味、2004年に出た神林長平『膚の下』レベルの傑作といっていい。そして、優れた小説が持つリアリティの前には、時代設定がどうの、未来のあり方が陳腐だのといった御託は、いとも簡単にぶっ飛ばされてしまうことがよく分る。そしてジャンル分けなど何の意味も持たないことが。そう、これはSFであり、冒険小説であり、ミステリ、ハードボイルド、恋愛小説といったエンタメ系すべての要素をもった、いかにもP・K・ディックの名がついた賞をもらうに相応しい物語なのだ。
主人公はタケシ・コヴァッチ、元エンヴォイ・コーズ(特命外交部隊)隊員で、冒頭で恋人のサラ・サチロフスカとともに殺される。で、死の世界から帰還したコヴァッチとコンビを組むことになるのがクリスティン・オルテガ、ベイ・シティ警察有機体損壊課の警部補で女性である。
そして、コヴァッチを地球につれてきたのが、地球の大富豪で有力者、女漁りの絶えない老人でついこの間自殺したばかりのローレンス・バンクロフトとなる。そして彼の妻でフェロモンふりまく美女というのがミリアム・バンクロフト ローレンスの妻。ほかにエンヴォイ時代のタケシの上官レイリーン・カワハラ、元ベイ・シティ警察の刑事イライアス・ライカーがいる。
舞台となるのは地球で、コヴァチの故郷で地球から186光年はなれたところにあるのが、グリマー系内唯一の生物圏ハーランズ・ワールド星。そして、今では人は自由に新しい体(スリーブと呼ばれる)に自分を移し変え、お金さえ積めばそのボディをニューラケム(超神経化学物質)でグレードアップすることもできる。
で、如何にも日系らしい名前の主人公タケシは、自分は自殺したはずがない、と信じるバンクロフトの依頼で、6週間のレンタル契約期間内に事件の真相を見つけることを命じられる。これにチャンドラーやロス・マクの小説並みの男女関係や病院での手術、怪しい風俗店、ドラッグなどが絡む。文章は平易で、読みやすく、それでいて簡単に読み飛ばせない複雑な構成をもっている。
正直、さらっと読んですべてが納得できるわけではない。人間関係はわかる。しかし、設定が読みきれない。完全に理解しようとしたら再読、再々読にくわえて勉強だって必要かもしれない。例えば時代だ。私は一回では理解しきれなかった。そこでズルだけれど訳者である田口俊樹の解説の力を借りることにすれば、時代は27世紀らしい。
ディックの作品が案外、映画化に向いているように、この話も映像化されたらさぞかし楽しいだろうと思っていたら、田口情報では映画権はとっくに大物の手に落ちているらしい。ついでに田口に感謝しておけば、モーガンは村上春樹、ローレンス・ブロックがお気に入りらしい。納得だし、そういう観点でこの本を再読するのも一興である。
言わずもがなの希望を書いておけば、この作品の映画権を買い取った御仁に、なんとか神林長平の『膚の下』を読んで欲しいものだ。世界に神林作品が評価されること請け合い、もしかすればディック賞だってありうる。

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紙の本

コアなSFファンなら見覚えがあるでしょうか?

2005/09/30 23:52

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kokusuda - この投稿者のレビュー一覧を見る

本作はモーガン氏のデビュー作です。
強いて分類すればサイバーパンクになるのでしょうが、
本格的なハードボイルドでもあります。

人類は27世紀、不死を手に入れていた。
全人格、全記憶をデジタルコピーする技術、
肉体をクローン再生する技術、脳内の情報を完全消去し
再書き込みする技術などで服を着替えるように
脳を含む肉体を次々と取り替えて不死になるのだ。
しかし、人格や記憶のデータは簡単にコピーできても
肉体自体を再生し維持管理するには多大なコストが必要。
この時代にも「持てる者」「持たざる者」は存在する。

そんな時代に地球の大富豪バンクロフトの有機体損壊が発生する
(死亡ではなく、、、)。
警察は自殺と断定したが、再生されたバンクロフト本人は
事件当日の記憶が無いものの殺害された、と感じていた。
しかし、誰にも本気にされず不安だけが残った。
そこでバンクロフトは、元特殊部隊隊員で服役囚のタケシ・コヴァッチを
186光年を隔てたハーランズ・ワールド星から移送することにした。
ただし、人格のコピーだけ、、、。

コヴァッチは40代の男性の肉体を与えられ、探偵として
バンクロフト殺人事件調査を被害者本人から依頼される。
与えられた期限は6週間。
右も左も分からぬロサンゼルスのベイシティの中から真実を探し出さなくてはいけない。

調査が進む中でバンクロフト本人の過去、人間関係、秘められた普段の行動などが明らかになっていき、
警察当局、国連政府、犯罪組織など様々な謎と疑惑が浮かび上がってくる。
バンクロフトに何が起こったのか?
コヴァッチの周囲で何が起こりつつあるのか?
コヴァッチの探り当てた真実とは、、、?

SFのツボだけではなく、ハードボイルドのツボも的確に押さえた作品です。
モトネタというほどではありませんが、SFファンなら見覚えのあるシーンが
各所に見付かるはず、、、。
ラストは「カサブランカ」を連想しましたけど、、、(笑
肉体と精神を入れ換える物語は今までにもありましたが、
独自の視点で上手く描かれています。
親兄弟でも別人の肉体のため違和感のある人間関係、
タバコを吸わない人格が肉体からのニコチンの欲求で悩まされるなど
良く考えられています。

600年後のロサンゼルスや様々な技術も描かれています。
しかし、全くの空想というわけではなく研究中や開発中の技術も多く含まれています。
脳をデジタル機器で補い寿命を延ばす研究や、脳内情報を読み取って解読する技術の開発、
遺伝子改変やクローンの技術などなど、、、。
それらを基礎にして全てが変革していくSFの本質と
変わっていかない人間の本質を描くハードボイルドが見事に融合しているように思えます。

既にシリーズ3作目まで発表され、映画化も進んでいます。
来年には4作目の「ブラックマン」の発表が予告されて
順調に作家としての経歴を築いているようです。
モーガン氏はイギリスで大学の英語講師をしながら本作を執筆していたようですが、
現在は専業作家。
インタヴューを読む限り、博識で柔軟な思考を持っている面白い人みたいです。

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紙の本

ハード路線のブレードランナーです。

2005/12/30 20:32

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 兎に角、箱入りで装丁のかっこいい一冊。
”うん、なんだこれは、、!?”
そう、それが、この本「オルタード・カーボン」でした。かっちょいぃーと。CDのジャケ買いみたいに、あっという間に読むことが決定してしまい時が過ぎること、幾何ヶ月って感じでした。
(途中、忘れていた時期も、、)
 この度無事、読了。
 27世紀の人間社会、
人間は、自分の心、脳、魂の情報を、数値化して
保存して身体だけ、有機体として、(スリーブと呼んでいます)
移り変わっていく。まぁ、不老不死を得ています。
 ところが、その数値化した情報を収めているメモリースタック
を、破壊されると、RD、リアル・デスと呼ばれる状態もあり
本当に死んでしまいます。
(基本的には、みんな、背中の首に付け根あたりに、
 その、メモリースタックを置いているのですが、
 金持ちは、遠隔保存とかしています)
主人公は、タケシ・コバッチという元エンヴォイ(特命外交部員)
(特殊部隊員とスパイをあわせたみたいな、職業です。)
の、探偵(!?)です。
 金持ちが、自殺を試みるのですが、当然、スリーブの技術と
メモリースタックにより、失敗して、調査の末、警察etcの公的機関からは、
事故扱いになるのですが、その事件の再調査を依頼されます。
その後、、、、。
 というプロットです。

 割と、設定からは、新しいSFの雰囲気を受けましたが、
簡単にいうと、世界観は、映画版のブレードランナーです。
(ディックの原作は、又、ちょっとイメージが違うんですよね、、)
 で、もう懐かしい感じさえある、W・ギブソンなんかの、サイバーパンク
の影響も、大変濃いです。
 W・ギブソンのサイバーパンクでは、日本系とか、日本的なことが、
一種のハイテク信仰みたいな感じで、かっこいいとされていました。
(丁度、バブルを迎える寸前の上昇ムードで、日本が世界中を買い占めようと
 してたのも、あると、最近気付きました)
で、東京からの、新都心移転で、千葉が舞台になったりしてました。
今や、千葉でも、シャッター商店街となっているのだから、
世の中わかりません。
 その香りは、主人公にタケシとつけているところからも、伺えます。
(実は、著者は、北野タケシ監督のファンだとか、でも、そこから、
 とったのでは、ないそうです)
で、ナノテクなんかからも、ちゃっかりアイデアを頂いています。
 ただ、本書大変、複雑というか、ややこしいです。
だいたい、翻訳物は、なかなか名前が頭に入らないものですが、
何度、人物表を見返したことか、しかも、あんまりそこに人が
沢山載っていないので、少し、苦労しました。
 うねるように、謎が続き、話は展開していきます。
 もう、タケシ・コバッチ・シリーズで次作が、英語圏では、
刊行されているそうな、、、、。
アスペクト社さん、次は、もうちょっと沢山人物紹介
載せて下さい。

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紙の本

人間というものが

2010/04/25 17:03

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:こうじ・1 - この投稿者のレビュー一覧を見る

なんだか曖昧になってくる。まあSFですが。

人間の心や記憶がメモリに記憶される。それさえあれば新しい肉体で同じような記憶を持てる。

何だか私には人間がFOMA以降の携帯電話のように思えた。(決して物語の本筋に否定的なわけではありません。)

スパイ的要素もあり、近未来的な感じがした。個人的には和訳をもう少し柔らかくやさしくしてほしかった。(これも実際洋書読めないのでただのわがままかもしれない。)

二作目ブロークンエンジェルも読んだが、なぜ最後の三作目がいまだ日本発売されないのかが疑問。早く出して欲しい。

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2005/05/30 23:31

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2005/04/20 16:40

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2005/06/24 23:26

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