電子書籍
シリーズとしては1番最初
2018/06/28 23:11
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投稿者:bon - この投稿者のレビュー一覧を見る
中田薫氏と中筋純氏のタッグによる一連の廃墟本の第一弾に当たります。
2~4とはタイトルで引っ掛からなかったからか、何故か1番最後に電子書籍化されました。
このシリーズは電子書籍化にあたりフルカラー化されており今回もそれを期待して購入したのですが、残念ながらこちらはされてませんでした
正直カラーで見たい写真が多かった本でもあり期待外れです。
ですが個人的にシリーズで1番読み返したのがこちらでしたので、懐かしさもありあっという間に読み終えてしまいました。
当時でも情報としては結構古いってのがあり割と批判もあった様に記憶してるのですが、読み物として面白く紹介した点でこの本はパイオニアですね。
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最近の本は定番どころが多かったりしますが、これに掲載されているのは半分くらい知らなかったので良かったです。
特にもう取り壊された所はもっと見たいなあと思います。
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誰もが一度は目にした事のある廃墟。しかし、実際には内部にまで潜入することは勇気がいる。幽霊がいるかもしれない、崩れてしまうかもしれない・・・でも、入ってみたい。そんな好奇心を満たしてくれるのが本書です。著者、カメラマン合わせて全国の廃墟に1000件以上潜入し、廃墟の全てを知り尽くすエキスパート達が送る廃墟の妖しさ、美しさ、楽しさを選りすぐりの30件で紹介します。
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写真そのものもきれいで、廃墟というものの雰囲気がしっとりと伝わってくる本でしたが……何より印象深かったのは、この人達はほんとーに廃墟が好きなんだなぁということ。あと鉄道も大好きのようで(SLホテルのテンションが段違いだった(^_^;)。
廃墟を廃墟美だと感じる素養は自分にはないのですが、この人の書くものを読んでいると、廃墟っていいものなのではないかと錯覚してしまいそうです。マイナージャンルでも好きなものを好きって声高に言えて、しかもまわりを逆に巻き込めてしまうっていいな。
他の方のレビューを見ると、メジャーな廃墟だけでなく、いわゆる“掘り出し物”の廃墟も入っていたそうで、初めて読んだ廃墟本としては当たりだったのかな、と。
しかし、だからこそ廃墟になったのだろうとは思いますが、ここまで色々放置しておくのは人としてどうなんだろう。建物放置のみならず、カルテ放置、出納管理帳放置、宿泊名簿放置は……書類くらいは処分できるだろうに。細々とした医療器具とか、整理して処分しようと思わないもんなんでしょーか。
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写真がきれいで、それだけに余計に物悲しい。
ビビりの私では、お金をもらっても行きたくないような場所もあった。
書類とか鍵とかあんなにも残して去っていくものなんて。
これからも、こういう物件が増え続けていくんだろうか。
この建物を創った人は、どんな気持ちで見ているんだろう。
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久しぶりに読み直しました。
地元の有名廃墟も載ってます。
廃墟写真を見るだけでうっとりします。
(行きたいとは思わないけど…)
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廃墟おそるべし。それぞれに歴史があり、存在した意義があり、廃墟となってそれを伝えている。
でも、絶対一人で行きたくないよー。
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シリーズ開始時のオーラがある!?
歴史の1ページとして 廃墟になったもの
美しい建物は朽ちても美しい
バブルの遺産も多い
廃業と倒産では荒れ方が違うようだ
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長風呂のお伴に。
独特の古ぼけた色味とか、紙の安っぽいかんじも廃墟仕様なんだろうか。
サクサク読める。
個人的にはルポっぽいのより、これでひとつ短編小説なってるほうがうれしい。
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ノスタルジックな気分になれます。壊れ、廃れ行く雰囲気はたまりません!
文字が少し小さくて読みづらかったのだけ残念・・・。
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いや、これはね、すごくバランスのいい、
廃墟本のバイブル的位置付けだと思うぞ、マジで。
続編も数冊出ている(←巻数が増える毎に、
ちょっと調子に乗った感じが出てくるのも人間味があって愛おしい・笑)けど、
やっぱり一冊目の質の高さは格別だ。
久々に読み返したんだけど時間を忘れて再び本の中に引き込まれてしまった。
「バランスがいい」と言うのは、
本のサイズ、ページ数、取り上げている廃墟数とそのバリエの豊富さ、
文章の読みやすさ、写真の多さ等、総合的に見てとても良くできているな、ということ。
初めて廃墟本を手に取った人も、割と前々から好きだった人も、
「あー楽しかった!」って感覚で読み終わることができるんじゃないかな。
廃墟そのものに対する下調べや、
廃れるに至った背景なんかも結構しっかりと調査&レポートされていて、
作者自身が廃墟を愛してることが伝わってくるのもgood!
個人的には、
静岡の風車レストラン、
岐阜のひるがのハイツホテル、
和歌山の亀喜荘、
茨城のゆう・もあ村(←ここ小さい頃行ったし!)、
山梨のペンション・ウェルカム清里あたりが胸きゅん。
何というか、廃墟の魅力って一言でいうと正に「趣」ってやつで、
だからこそ日本人にはそういう趣の分かる、
つまり、歴史や建物やドラマの織り成す絶妙な機微の分かる、
すなわち廃墟を愛することができる人が多いんじゃないかなぁ。
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1〜4巻、読了。大満足。私の場合、建物内の荒らされた様子への興味は薄く、人間の管理下から離れた建物が年月を経て自然に飲まれてゆく様を捉えた外観写真が萌えポイント。あと、特に惹かれるのは鉱山跡。軍艦島(3巻)とか野崎島(4巻)。軍艦島ツアー、いつか行きたいな。
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3冊目が最近出たようで一気に目を通してしまった。
何冊か見た他の廃墟本に比べて場所の選定、写真、コメントのバランスがよかった。(別にマニアではないので自分にとってはの話)
恐怖をおぼえる場所
わくわくしてしまう場所
ノスタルジックな気持ちになる場所
寂しい気持ちになる場所
胸が締め付けられるような気持ちになる場所
虚しさにおそわれる場所
美しい場所
それぞれの場所にそれぞれの味が写真から伝わってくるので
いい。なぜこのような場所になったかの解説もあるので
自分の抱いた印象をさらに肉付けできる。
なかなか行けない場所へ連れっていってもらえる。
軍艦島が上陸解禁になったとのこと。
行ってみたいとは思わないが建物がとても魅力的。
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好きなシリーズ。
廃墟が割と美しく表現される。
実際見たら絶対怖いのに。
なぜか気になる存在なんだよな、廃墟。
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廃墟の写真はどんなふうに感じればよいのだろう。私は美しさとか恐怖感とかではなく虚しさを感じる。また、それぞれの施設で終焉間近のころに、従業員の方たちは大変な思いをしたのではないだろうかと思いを馳せてしまう。図書館でふと目について、なんの気なしに借りてみた本だったけれど、車で10分ほどのところの高子沼グリーンランドが紹介されているのには驚いた。行ったことはないと思うけれど、昔その名は聞いたことがあったかどうかも定かでない。ネットで調べたら現在はメガソーラーになっているとのこと。15年も前の本なのでそういうこともあるかもしれない。外からの情報を鵜呑みにしてはいけない、今現在を自分の目でよく見なくては、と思った次第。それとネット情報だけど、ここ、世界的にも有名な心霊スポットだったらしい。まったく知らなかった。って廃墟ももうないけれど。