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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2005.4
- 出版社: 東京糸井重里事務所/ほぼ日刊イトイ新聞
- サイズ:21cm/95p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-902516-03-9
紙の本
はじめての落語。 春風亭昇太ひとり会 (ほぼ日CDブックス)
2004年9月に開催された「第1回ほぼ日寄席 春風亭昇太ひとり会 はじめての落語。」をCDと書籍で再現。また、ほかの高座からも1席を収める。昇太を代表する「人生が二度あれ...
はじめての落語。 春風亭昇太ひとり会 (ほぼ日CDブックス)
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商品説明
2004年9月に開催された「第1回ほぼ日寄席 春風亭昇太ひとり会 はじめての落語。」をCDと書籍で再現。また、ほかの高座からも1席を収める。昇太を代表する「人生が二度あれば」「壺算」「愛犬チャッピー」を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
人生が二度あれば | 9-31 | |
---|---|---|
壺算 | 35-71 | |
愛犬チャッピー | 75-89 |
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紙の本
「はじめて」なら「チャッピー」から入るべきだと思う
2006/04/27 12:59
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:松井高志 - この投稿者のレビュー一覧を見る
春風亭昇太師の2004年の口演を糸井重里さんが監修して「ほぼ日CDブックス」。当初は書店売りしていなかったような気がするのだが、よく売れたせいか、今でも書店に出ている。できるだけ高座の昇太さんを噺と同時に「見せよう」と、連続写真でコママンガ風に作ったりしているんだが、これ、手間暇かけてる分、うまく伝わってるのかなぁ。思い切って本文横組みでも面白かったんじゃないか。
人生が二度あれば
壺算
愛犬チャッピー
の三席。帯には「昇太を代表する三席」とあるが、これには異論のあるファンも大勢いるであろう。とにかく落語ファンというのは、ある人がなにか言えばたちまち異論を言いたがる(いちゃもんをつけたがる、と言い換えてもいい)、ちょっと変わった人たちで、日頃は大人しい市民なのだが、こと落語のことになると目の色が変わる、これも一種の偏愛のなせる業だとしか思えないが、とにかくなんというか、惻隠忠恕に乏しいのである。だからボクシング風にいえば、決して足を止めて打ち合ってはいけない。ヒット・アンド・アウェーに限るのである。
ともかく、私は「愛犬チャッピー」を生で聴いたことがないから、昇太ファンとしては多分、ダメな客である。この本に収録されている「人生が二度あれば」もたしか二度聴いたが、最初の00年6月13日の池袋芸術劇場小ホールでの口演はよく覚えているが、二回目はどこだったかさっぱり忘れた。
「壺算」のマクラは、「ストレスの海」もたしかこんな風な始まり方じゃなかったかと思う。私は「権助魚」で、旦那に逃げられた権助が「振り返るとそこには、ただ風が吹いているだけだっただよ」とおかみさんに報告するところが気に入っているので、そっちをより買う。
「愛犬チャッピー」は、やはりこれを一番先に聴くのが正しいような気がする噺。
ほら、「縁なき衆生」には全く何言ってるんだかわからない書評でしょ? だから落語ファンってのは度し難いんですよ。