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デカルトの密室
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.2 35件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2005.8
  • 出版社: 新潮社
  • サイズ:20cm/471p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-477801-X
  • 国内送料無料

紙の本

デカルトの密室

著者 瀬名 秀明 (著)

人工知能は、自らの意志で「殺人」を犯すことができるのか? 人間と機械の境界は、「心」はどこにあるのか? 「メンツェルのチェスプレイヤー」の続編。電子書籍配信サイト「Tim...

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デカルトの密室

2,052(税込)

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商品説明

人工知能は、自らの意志で「殺人」を犯すことができるのか? 人間と機械の境界は、「心」はどこにあるのか? 「メンツェルのチェスプレイヤー」の続編。電子書籍配信サイト「Timebook Town」連載に加筆。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

瀬名 秀明

略歴
〈瀬名秀明〉1968年静岡県生まれ。東北大学大学院薬学研究科博士課程修了。95年「パラサイト・イヴ」で日本ホラー小説大賞、98年「Brain valley」で日本SF大賞を受賞。

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みんなのレビュー35件

みんなの評価3.2

評価内訳

紙の本

量子コンピュータのはたらきを夢見る装置

2005/10/24 13:16

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オリオン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 『BRAIN VALLEY』と比べると、物語として心底愉しめなかった。他者の心が理解できない天才科学者フランシーヌ・オハラやクールな進化心理学者一ノ瀬玲奈といったキャラクターはけっこう魅力的だが、車椅子のロボット学者兼作家の尾形祐輔やもう一人の天才真鍋浩也の影にまわって十全に造形されることはない。冒険譚の主人公AIのケンイチも、わが子のように愛おしく思えない。
 感情移入ができず、ユウスケと祐輔、レナと玲奈の場面ごとの書き分けや視点の移動、メタ・フィクションの構えのうちに巧みにはりめぐらされた謎解きにも意欲がわかない。それでも最後まで飽きずに(しばしば知的興奮を覚えながら)読み進められたのは、やはり題材と趣向と素材に心をそそられたからだ。細部にちりばめられた「考察」が素晴らしかったからだ。これはもう小説や物語を読んでの感想からは逸脱しているが、以下、第三部からとりわけ感銘をうけた箇所を抜き書きする。
《「人間は己の視点から決して逃れられない」真鍋が言葉を継ぐ。「なぜだと思う。物語こそが自意識であるからさ。(略)自意識は身体を通り抜けた瞬間、“物語”というひとつの塊に収束してしまうんだ、まるで波動関数の振る舞いのようにね! それが人間の宿命であり、意識のハード・プロブレムの核心に他ならない。逆にいえば物語を受け入れる視点こそが自意識であり、その物語を紡ぐ鮮やかな質感の集合こそが〈私〉という存在なんだ。ではその鮮やかさとは何だ。それはどうやって獲得されるのか。身体機能を介した体験と自らの記憶との繋がり。そこには身体という檻の間を行き来する知覚作用が不可欠だ」》
《「ぼくたちは物語の中に入り込むと、〈私〉が切り離される」ぼくは腹に力を込めて告げた。「(略)物語に書かれれば書かれるほど、ぼくたちの〈私〉は物語から切り離されてゆく。しかしさらにその状態が続くと、そのことさえも物語に取り込まれ、いくら抗おうとしても跳ね返され、やがてぼくたちは責任を呑み込んで、それでもよいのだと思い始める。そのときぼくたちの〈私〉は物語にようやく入り込む。(略)フランシーヌは考えたに違いない、…デカルトの意識中心主義を最後の一点まですべて排し、自らを殺したとき、彼女の私が新しい〈私〉になるのかもしれないと」》
 小説を書くこと(ひとつの時空と世界観を立ち上げること)、物語を紡ぐこと、あるいは物語の中に入ること、物語という密室の中に他者を取り込み閉じ込めること。人工知能(ヒト型ロボット)をつくること、あるいは子どもを産み育てること、子どもが大人になること、子どもを世界観という密室の中に閉じ込めること。これら二つの問題系が「本当に深い意義のあるお話」(『指輪物語』のサムの言葉)の中で渾然と一つに溶け込んでいく。
 物語とは、いや複数の物語(の可能性)を一つに収束させる小説とは、量子コンピュータのはたらきを夢見るための装置だったのかもしれない。ケンイチは小説を書くことを願いつづけた。あるいは『デカルトの密室』のうちにはケンイチが書いた小説が(尾形祐輔が書いた物語とともに)こっそり挿入されていたのかもしれない。
 最後に、この作品の最深部にしつらえられた自由意志をめぐる問題系に関連して、私の脳内にしきりに浮かんでいた言葉を記録しておこう。それはウィトゲンシュタインが『論理哲学論考』の草稿に綴った次の文章だ。「自殺が許される場合は、全てが許される。何かが許されない場合には、自殺は許されない。このことは倫理の本質に光を投じている。というのも、自殺はいわば基本的な罪だからである。」

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紙の本

期待してたんですね、密室、っていう言葉と瀬名秀明とがどうやって結び付くか。空振りでしたね、人がテロで死んで行く時代にレベルの低い哲学か?なんて

2005/12/01 18:19

8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

最近、しきりにロボット関係の小品を書いている瀬名ですが、久しぶりの長篇には『密室』の言葉が見受けられます。時代はまさに新本格派全盛。瀬名がいよいよ密室ミステリの挑戦?と思うのが人情ですね。私はてっきりそういう話だと思っていました。それはカバー折り返しの紹介文を読んで確信に変わるわけです。
でも、実際に読んだ印象は全く違います。これは絶対に「本格推理」小説ではありませんし、密室ものですらありません。さらにいえば、傑作でも決してないし、読書界の動向を見るに話題作ですらないでしょう。最初にこう書いちゃっては身も蓋もないんですが、その責任は瀬名自身にあるわけで、致し方なしです。
謝辞のなかに、「本作品は、島田荘司責任編集『21世紀本格』(カッパ・ノベルズ)に書き下ろした中篇「メンツェルのチェスプレイヤー」の続編にあたる。ただし本作品単独でも読めるよう、必要な説明事項や描写は加えている。」とあります。
これから、いつものようにイチャモンをつけるんですが、それに関連しますので、カバーの案内では触れられていない何人かの登場人物紹介をしておきましょう。まず、奥山友美がいます。一般科向け学雑誌の編集部に所属していた頃、尾形と知り合った編集者で、現在は文芸編集部所属。次が、一ノ瀬玲奈、身長175センチ、姿勢が綺麗、とあるけれど容姿についての記述は殆ど無し。進化心理学、博士と書いてあるし、ケンイチやユースケといることが多いので、尾形祐輔のフィアンセと見られていることもあります。
そして青木英伍がいます。30代前半でエレクトロニクスのベンチャー企業を興し、世界に名を轟かせた成功者とあります。最後が真鍋浩也です。フランシーヌとつき合っていた大学生で、青木とともにフランシーヌそっくりのロボットを開発していくそうです。
話は冗長なばかりで、少しも面白くないんですが、まずはキーワードとなる言葉が古いですね。完全に1970年代です。なんたってホムンクルス、哲学、デカルト、チェス、アシモフ、『指輪物語』でしょ。陳腐、っていうか手垢がついちゃってる。でね、これらを使って新しい地平が見えるか、っていうとそれが全く平凡。言葉だけが上っ面を滑っていく。驚きなんて皆無ですね。
しかも、です。青木や真鍋がいかにも「おれ、おまえたちより偉いけんね」といって玲奈たちに仕掛ける論争の不毛なこと。何ていうか深さが無いんです。例えばダン・シモンズ『ハイぺリオン』には、宗教的な背景があります。でも、瀬名には何もない。倫理すらあるかどうか。知識もですね、きわめてナマ、というか現代の科学者の考える哲学なんて、このレベルか、っていう感じです。
で、愚かです。例えば、レナ、ケンイチやユースケは何度も相手の術中に陥ってしまうんですが、これが実に酷いです。まず、もっとも単純に拒絶する、無視することが出来ません。哲学者なんて受け答えするからつけ上がるんです。レベルが低ければ黙殺すればいい。それをしないで罠にはまる、バカかって思います。それが繰り返される。
オモシロク、ネー、です。リアリティ、ネーですよ。デカルト持ってくれば、ハハーってか?そりゃ団塊の世代にゃ通じるでしょうけど、現代人にゃ通じネーべ。その間、世界でテロがどんどん進み、地球規模での異常が相次ぎ、民族紛争が激化している。それがこの話のどこにも影を落としていません。これって、実に中途半端です。哲学を捨てりゃ、もっとスッキリした話になったんじゃないでしょうか。

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紙の本

AIやロボットに関する最近の学説を取り入れた、知的エンター

2006/12/02 18:30

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 以前、去年のSFとミステリのランキングに
ダブルでランクインしていた本として、海外、国内一冊ずつあって
それが、「シャングリ・ラ」と「どんがらがん」だ、とちらっと書きましたが、間違っていました。
 もう一冊あります。
それが、本書、瀬名さんの「デカルトの密室」です。
 本書「デカルトの密室」も、ミステリ系、SF系両方にランキングされていました。
 世界的な人工知能やロボットのコンベンションに
尾形祐輔は自身が制作したロボッット、ケンイチとともに参加します。
そこで、彼は、死んだはずの天才美少女、フランシーヌ・オハラと出会います。
 そして、このコンベンションでロボットのケンイチが、フランシーヌを射殺するという
事件が発生するのですが、、、、、。
 というプロットです。
 兎に角、色んな科学ネタ、物理ネタ、哲学ネタ、ロボット工学ネタ、
それぞれてんこ盛りとなっていてそれが、話が展開するにつれて
 どんどん紹介されていきます。
又、それらが判りやすく、丁寧に解説されていて、
こういうアプローチで知識をつけるのも悪くないかなぁと、いう気にさせられます。
 知的興奮という意味では、かなり盛り上がります。
(知的に萌え!!と、言う感じ)
プロットもなかなか面白くて興味を惹かれますが、
もう少し、人物描写をしてもらえないと、ちょっと感情移入が難しかったです。
 特に、これは、作者が、読者を惑わすために、意図的にしているのだと、思いますが、主人公(!?)の祐輔とロボットのケンイチが同じ一人称で書かれているのが、ややこしかったです。
まぁ、これは、わざと、意図的にそうしてあるのだと思います。
 後、色んなロボットに関する、問題が書かれているのですが、
(特に、フレーム問題)
ロボットの、ケンイチが、射殺という、とてつもない事件(事故)を犯すのですが、
 小説内の一人称のパートを読む限り、この射殺以外は理路整然と
行動しているので、いわゆる全てのロボット工学の問題をクリアーしているようにみえ、
(実は、ケンイチってハイパーロボットなの!?)
ちょっと本末転倒な感じがして、その点で今一盛り上がれなかったです。
 プロットや、アイデアなどから、
もう少し、面白く仕上がりそうだったのに、、、
と、なんか残念な感じがしました。

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2006/05/07 13:53

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2017/02/01 19:45

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2011/05/29 11:23

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2005/09/22 21:09

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