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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2005/07/01
  • 出版社: 筑摩書房
  • サイズ:19cm/253p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-480-81473-6

紙の本

いろんな気持ちが本当の気持ち

著者 長嶋 有 (著)

僕は大きく二文字「増刷」と書いた。書いてみると思った以上に間抜けで、小さく「したい」と書き添えたら、もっと間抜けになった−。セカイとジブンが愛おしくなるエッセイ集。【「T...

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いろんな気持ちが本当の気持ち

税込 1,430 13pt

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商品説明

僕は大きく二文字「増刷」と書いた。書いてみると思った以上に間抜けで、小さく「したい」と書き添えたら、もっと間抜けになった−。セカイとジブンが愛おしくなるエッセイ集。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

長嶋 有

略歴
〈長嶋有〉1972年生まれ。「サイドカーに犬」で第92回文學界新人賞、「猛スピードで母は」で第126回芥川賞を受賞。著書に「パラレル」「ジャージの二人」ほか。

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みんなのレビュー31件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

作者のことを知らなくても、文章の面白さだけで惹きつけられます

2005/08/07 23:11

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:木の葉燃朗 - この投稿者のレビュー一覧を見る

作家長嶋有氏のエッセイ集。全体としては、いい意味でくだらなくて、面白く読めるエッセイなのだが、突然鋭いところを突いていたりして、興味深い。これは、氏が「ブルボン小林」というペンネームで書いているコラムにも近い雰囲気である。
最初の方に出てくるエッセイのタイトルが、「ポンポン板井」。あまりにもいきなりな題名である。
これは、もしも弟子を取るとしたら付けたい名前。ここから、弟子をとったらどんなことがしたいかを書いていく。この空想というか妄想が、どんどんと広がっていく様子が非常に面白い。
ちなみに秘書ではだめなのかというと、「都合が悪くなったときに、理不尽に『おまえちょっと町内三週してこい!』とか、秘書にはいえない」(p.9)ので、だめなのである。
しかし、更に面白いのが、最後の最後になって「本稿の主旨は、俺のポンポンを募ることではなくて、皆も弟子の名前くらい決めておいたら、ということ」(p.13)だった、というところ。
このどんでん返しというか肩すかしというか、素晴らしい。
他にも、昔話の「こぶとりじいさん」について、「こぶとりはファンクネスを啓蒙する物語だった。素敵だ」(p.236)と結論付ける「瘤取り考」など、いずれのエッセイにもニヤニヤしたくなるユーモアにあふれている。
長嶋有氏のことをご存知でなくても、そのユーモアだけで楽しめるであろう。そういう意味では内田百閒や武田百合子などの諸氏の文章にも近い面白さだ。

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紙の本

あれこれ、いつもなにか思っている…長嶋有さんの日々。

2005/11/02 16:58

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この春くらいに、長嶋有さんの小説「泣かない女はいない」を読んで、
いたく感動した。
なにげない風景や少しの心の動きがとても心に沁みた。
こちらはエッセイ。
はじめに、手書き原稿が紹介されている。
なんだか程よく力が抜けた、読みやすい字体。
と言うか、私の字にそっくりだったので、これでまた好きになった。
長嶋さんはあれこれなにかを、いつも思っている。
こうだったらいいな、ああだったらいいな…。
例えば、弟子を取るのに憧れて、弟子の名前まで決めている。
その名もポンポン坂井。
また、ある時は入れ歯に憧れる。
そして、いつも片思ってしまう。
「僕は誰かと知り合って好きになると、すぐに(特に手練手管もなく)
告白して(そして大抵ふられて)しまう。
だから濃密な片思いの記憶はない」
こんな具合である。
かと思えば、冬といえばキャラメルであると断言する。
その言い切り方がなんともいい。
古本屋の父親や、かわいくて仕方ない様子の妹の珠ちゃんの話題も
なぜか心をほっとさせてくれる。
あと、「二十歳の年末」は見開き二ページの短いエッセイだが、
まるで極上の小説のように、良かった。

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紙の本

「貧乏クジ世代」の憂鬱

2011/02/28 13:32

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:パプリカ - この投稿者のレビュー一覧を見る

我々「団塊ジュニア」は別名「貧乏クジ世代」(香山リカ)とも呼ばれていて、数が多いばかりに何かと損をしてきた世代なのだが、貧乏クジを引いたといってもそれは受験戦争や就職氷河期といった大きな社会的現象にとどまるわけではない。

というより、本来貧乏クジというのは地味な場面で思わず知らず引いてしまうものであって、地味なだけに大騒ぎするのもどうか、といった困った性質のものである。

長嶋有も「団塊ジュニア」の作家であるが、芥川賞を受賞した後も順調に作品を世に送り出し、最近では大江健三郎賞を受賞したり、小説が立て続けに映画化されたりと、傍から見れば順調な人生なのかもしれない。

ところが彼のエッセイを読むと、やはり同世代ならでは、という貧乏クジ感にうなずかされるところが多いのだ。たとえば、「バンドブームの名曲ベスト3」という文章の冒頭。

「すみれSeptember Love」を一風堂のオリジナルで聴いた世代と、シャズナのカバーで聴いた世代といると思うが、その狭間のカブキロックスのカバーで聴いた世代というのを忘れてもらいたくない。(中略)特にしょぼいところに当たってしまったなあという感じ。

嗚呼、これを貧乏クジと呼ばずして何と呼ぼう。時代を選ぶことができないのはどの世代も同じだが、この本は「団塊ジュニア」がそのなかでも際立って貧乏クジを引いた世代だということの一つの証左でもある。

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