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- 発行年月:2005.8
- 出版社: 芳文社
- ISBN:4-8322-6410-9
読割 50
紙の本
サクラ町さいず 2 (まんがタイムコミックス)
著者 松田 円
サクラ町さいず 2 (まんがタイムコミックス)
サクラ町さいず2
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紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:5,864円(53pt)
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サクラ町さいず
2006/06/11 15:12
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チルケギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この漫画は、その登場人物ひとりひとりが、舞台の上に立っているという感じが全くしないのが、不思議な魅力になっていると思います。声をかければこちらを振り向いてくれそうな、存在感、現実感があるのです。
かわいい絵柄で、義理の父親とふたり暮らしの主人公や、母親とふたり暮らしの女の子や、病気がちな兄と良くけがをする弟、などの日常を4コマ的な距離感で切りとって見ると、こんな感じになります、という作品。別に、サクラ町で不思議な事件が色々と起こる、といった、SFハートフルコメディ(?)ではなく、かといって、シリアスでも、シニカルでもシュールでもない。この漫画の世界でなくとも、現実のどこにでも起こりうる、ごくありふれた話を、「サクラ町さいず」という4コマで表現すると、また違った、他にはない世界ができあがるよ、というのを見せてくれます。
あと、この漫画が好きになれるかどうかは、主人公が好きになれるかどうかによると思います。4つ星というのは、私の主人公に対する好感度です。とくにこの作品の評価は、主人公に対する好感度に比例すると思います。大体表紙の絵柄からキャラが想像できると思います。