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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 4件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2005.8
  • 出版社: 早川書房
  • サイズ:28cm/56p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-15-208663-7
コミック

紙の本

ブラックサッド凍える少女

著者 フアン・ディアス・カナレス (原案),フアーノ・ガルニド (作画),大西 愛子 (訳)

【アングレーム市漫画祭デッサン賞】【アングレーム市漫画祭読者賞】シブイ男・いい女の規範は、人も獣も大して変わらない−。登場人物すべてが動物の姿で描かれ、黒猫の探偵ブラック...

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ブラックサッド凍える少女

税込 1,870 17pt

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商品説明

【アングレーム市漫画祭デッサン賞】【アングレーム市漫画祭読者賞】シブイ男・いい女の規範は、人も獣も大して変わらない−。登場人物すべてが動物の姿で描かれ、黒猫の探偵ブラックサッドが事件を解決するハードボイルド・コミック。〔「ブラックサッド極北の国」(Euromanga 2015年刊)に改題増補〕【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

フアン・ディアス・カナレス

略歴
〈フアン・ディアス・カナレス〉1972年スペイン生まれ。「ブラックサッド黒猫の男」でアヴニル賞を受賞。
〈フアーノ・ガルニド〉1967年スペイン生まれ。「ブラックサッド黒猫の男」でアヴニル賞を受賞。

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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.3

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

けだものの記録

2012/05/29 00:24

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:峰形 五介 - この投稿者のレビュー一覧を見る

すべての登場人物を動物に置き換えたフランス産(原作者と作画者はスペイン出身)ハードボイルド・コミックの第二弾。KKKのような白人至上主義集団が幅をきかせている町――そこで起きた黒人少女の誘拐事件を黒猫の私立探偵ブラックサッドが追う。

擬人化した動物を使って人種差別の問題を風刺するというのはいささか陳腐だが(終盤では象徴的にシマウマの少女が出てきたりする)、美麗で説得力のある絵のおかげでそのあたりのことは気にならない。
絵に救われているものは他にもある。雰囲気だけを重視した、厚みのないストーリーだ。いや、決してつまらないわけではない。ただ、読者に強い印象を残すだけの力を持った物語だとは思えない(この点は前作も同じ)。登場人物が普通の人間であり、なおかつ絵がこんなに上手くなかったら、評価は星二つになっていただろう。
それと、これは日本の出版社の問題だが、擬音にまで和訳のルビを振るのは興醒め(「THOOM!」が「バッシーン!」、「BANG! BANG!」が「バンバン!」ってな具合)。子供向けのコミックじゃないんだから、そのままでいいじゃん。

なお、本編を読み終えた後は見返しにも眼を通すこと。ブラックサッドがある人物(動物)と交わした約束を果たしているところが描かれているのだ。

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2005/09/07 15:33

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2010/11/21 17:27

投稿元:ブクログ

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2014/07/16 18:51

投稿元:ブクログ

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