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空色勾玉(TOKUMA NOVELS(トクマノベルズ))
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空色勾玉 (Tokuma novels Edge)

著者 荻原 規子 (作)

神々が地上を歩いていた古代の日本。闇の巫女姫と生まれながら光を愛する「水の乙女」狭也と、輝の宮の神殿に縛められ地底の女神の夢を見ていた「風の若子」稚羽矢の、運命の恋を描く...

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空色勾玉 (Tokuma novels Edge)

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商品説明

神々が地上を歩いていた古代の日本。闇の巫女姫と生まれながら光を愛する「水の乙女」狭也と、輝の宮の神殿に縛められ地底の女神の夢を見ていた「風の若子」稚羽矢の、運命の恋を描くファンタジー。〔1996年刊の再刊〕【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

荻原 規子

略歴
〈荻原規子〉88年「空色勾玉」でデビュー。著書「薄紅天女」で赤い鳥文学賞受賞。他の作品に「西の善き魔女」シリーズ、「これは王国のかぎ」「樹上のゆりかご」「風神秘抄」などがある。

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みんなのレビュー94件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

古事記に対向できるかも?

2008/07/02 15:22

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:菊理媛 - この投稿者のレビュー一覧を見る

執筆を生業としている人というのは、最初からそうなるべくしてなるのだなとつくづく思った。それは、この作品が処女作だと書いてあったからだ。一番最初に書いた作品で、こういうのが書けるのかと思うと驚いてしまう。作家は作家に生まれつくものなのだなと思った。
実を言うと、甚だ失礼な経緯でこの本を手にとった。作者、ファンの方には「ごめんなさい」と言わなければならないかもしれない。それは、ある日「荻原規子、小野不由美、上橋菜穂子の三人は日本ファンタジー界の三羽烏…」という一文を目にした。小野、上橋両先生の作品はとても面白く読ませていただいたので、「これは荻原さんのも読んでみねばね♪」という理由で本を探した。
後で思い出したのだが、上橋さんの作品も「小野と双璧…」とかいう、何処ぞの文章を見てたどり着いたものだったので、順番はどうあれ、系列としては自然な流れだったと、そう考えればさして失礼でもないことだったとも言えるかと自分勝手に思い至る。
とはいえ、どの作品を先に手に取るかは運というものだろう。まして、先に読んだ作品の方が優れているというものでもない。もちろん、後から読んだ方が優れているというものでも決して無い。ただし、先に読んだ作品は「この手の本をもっと読みたい」という欲求を生んだと言える点、「日本のファンタジーも捨てたもんじゃない」と思わせてくれた点においては、優れた作品と言えるように思う。
そういう経緯はともかくとして、さて本作品である。先の二先生の作品と比べると、少しばかり「少女漫画」気が強い気がするのは事実である。思い浮かぶ絵も、目の中に星が輝き、バックに花を背負って登場しそうな登場人物が多い。(と言うと失礼なのか?)
輝の御子に至っては、照日の女神と月代の神のニ柱は太陽と月の双子であり、きらきらで然るべきだろう。「天照と月読み、須佐之男の三兄弟(姉とかくべきか?)をモデルにしているのではない」と書いてあったが、この作品に描かれる三兄弟の関係性の方が信憑性がありそうな気がしてくるほど、うまい人物描写だと思った。
神は人とは違う。その倫理も、善悪の判断基準も、そして心情の変化さへも。人が理解できないような残酷な事を平然と行う代わりに、人なら怒るだろうと思うような仕打ちにも平然と耐える。感情が表現されていないわけでもないのに、その感情が激しくはあっても人離れしている様を、とてもうまく表していて、面白かった。あえて言うなら、輝の大神と、闇の女神が比較的人間らしかったかなと思った。
とても面白かったので、三部作の残り二作も早々に手に入れたいと思った。

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紙の本

神話世界の空気が感じられる

2006/07/01 14:11

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る

古代日本神話的ファンタジーストーリー
木々や水、風など美しい世界がまざまざと見えてくる
まず世界ありきで、その世界観のなかにあるからこそキャラクターの思いや葛藤がある
キャラクターをメインにした派手なバトルや大恋愛のようなストーリーではないが、美しい世界の中で素朴な人々と神々の思いが交錯し綾なす原型的な物語

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2006/04/25 23:47

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2006/06/24 00:56

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2010/05/18 16:41

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2005/09/23 12:00

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2006/02/11 02:15

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2009/10/03 19:37

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2006/08/21 09:54

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2005/10/05 16:09

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2008/04/13 10:40

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2007/01/09 14:07

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2006/04/22 02:22

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2006/01/16 11:38

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2006/01/17 18:07

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