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シャングリ・ラ
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.7 102件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2005.9
  • 出版社: 角川書店
  • サイズ:20cm/592p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-04-873640-X
  • 国内送料無料

紙の本

シャングリ・ラ

著者 池上 永一 (著)

熱帯となった東京。都心の気温を下げるために東京は世界最大の森林都市へと生まれ変わる。しかし地上は難民で溢れ、積層都市アトラスに居住できる者は僅かだった…。地球再生の物語。...

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シャングリ・ラ

2,052(税込)

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商品説明

熱帯となった東京。都心の気温を下げるために東京は世界最大の森林都市へと生まれ変わる。しかし地上は難民で溢れ、積層都市アトラスに居住できる者は僅かだった…。地球再生の物語。月刊『Newtype』連載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

池上 永一

略歴
〈池上永一〉1970年沖縄県生まれ。早稲田大学在学中に「バガージマヌパナス」で第6回日本ファンタジーノベル大賞を受賞。「風車祭」が直木賞候補となる。ほかの著書に「レキオス」など。

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みんなのレビュー102件

みんなの評価3.7

評価内訳

紙の本

暴走一歩手前の爽快感

2006/10/24 00:34

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 去年のSF系とミステリ系の両方にランク・インした話題の本が国内海外それぞれ一冊づつあるのですが、海外は「どんがらがん」で、
国内は、この池上さんの「シャングリ・ラ」なのです。
(実は、このあともう一冊あったことを思い出しました
 「デカルトの密室」です)
 で、本書なんとアニメ雑誌「ニュータイプ」に連載されていたと知り、唖然。
 私、一応アニメファンで、アニメージュとニュータイプは、一応ぱらぱらーっとチェックは、
(興味のあるアニメ記事しか真剣に読んでいません(汗))
いつも入れているのですが、気付いてなかったのです。(汗)
 実は、ニュータイプって、創刊当時から富野さんに「聖戦士ダンバイン」
に出てきた妖精のチャム・ファウの
サイドストーリー「ファウ・ファウ物語」を連載させたり、小説を一本連載させていたのですね。
 でも、全くノーマークでした。
しかも、挿絵に吉田健一さんを起用していたとか、、、、。
二重三重にあせった私ですが、、。あせりつつ読んでみました。
 これ、SFで地球温暖化が進んだ地球で東京は、熱帯地域になっています。
温暖化を食い止めるため、炭素の排出量が、国際的な問題となっていて、
世界の経済は、金や通貨による単位から炭素を基準とした単位に変わっています。
 で、実質炭素と経済炭素とか呼ばれたりしています。
東京は、炭素排出量を押さえるため、極端な緑化をし人々は、恐怖の森と化した地表を
捨て、アトラスと呼ばれる何層にもなる巨大な塔(建築物)に階級分けされて住んでいます。
 これが、世界観というか、基本設定。
しかし、森として捨てられた地表に住むゲリラ組織「メタル・エイジ」のリーダー國子が、
この小説の一応、主人公です。

 ビジョンとか、イメージとか本当に素晴らしく一級品のSFだと思いますが、
キャラクターは、全員暴走系です。
(そんな系あるのか、知りませんが)
國子の母代わりとなった、モモコをはじめ出てくる人、みんな、かなりぶっ飛んでいます。
 そういえば、池上さんの、「レキオス」でも沖縄のおばぁーが、こんな感じだったなぁと
思い出した次第です。

 キャラクターだけ切り出すとこれ、漫画なのですがそうなっていないところに
この小説の理由があります、
 キャラだけにとどまらずその他のストーリー展開も、破綻する一歩手前を
著者の知性と作家としての構成力でどうにか、食い止め、小説として成立させている感じです。
 で、この暴走するキャラとストーリー展開が、読者にドライブ感を与え
ぐいぐい読ませている感じですね。
 これはかなり危うい才能でtryした作家さんみんなが成功するとは、限りませんね
又、受け付けない読者もいるでしょう。
 そして、これ、実は、池上さんの作家としての資質も大きな要因なのですが、
実は、早川の「SFが読みたい!<2006年版>発表!ベストSF2005国内篇・海外篇」
で、池上さんのインタビューが載っていて
(これが、めちゃおもしろなので、皆さん必読です)
雑誌連載中。人気投票が勿論あるわけで、この連載小説の競争相手として
 付録の大友さんの「スティーム・ボーイ」の予告DVDとかエヴァ関連ものとかあり、
流石の池上さんも「こんなのに、勝てないよ」と でその結果
普段よりも、バイアスをかけて、それこそ、オーバードライブ気味に書いて書いて書き上げたのが、
この小説みたいですね、、。
 だから、表現媒体もこのスタイルの一つの要因だったのだと思います。

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紙の本

80%はキレた女の暴走

2006/10/30 12:25

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:NEO - この投稿者のレビュー一覧を見る

こちらの作品は「このSFがおもしろい」で紹介されていたので、読んでみました。すみません、期待ハズれでした。
《あらすじ/ネタバレなし》
地球温暖化解決のため、二酸化炭素排出量に関税されることになった。世界各国は、二酸化炭素排出量を削減しようと躍起になる。
日本が考え出した解決策は、東京全域を品種改良した木々で埋め尽くし、熱帯雨林とすること。そして、人々は空中に住処を求め、人工地盤の上に都市を作り出したー。
しかし、人工地盤の巨大都市に住めるのは特権階級の人間ばかり。反政府軍と政府軍と自然。三つ巴の争いが、始まっていたー。
この概要だけを読んで、本格的なSFを期待して読んでみました。期待していた方向性というのは「エンダーシリーズ」の重厚さと、「ハイペリオンシリーズ」の爽快感でした。
二酸化炭素排出量に関税、という題材はすっごくイィじゃないですか。それを削減するために東京がジャングルとなり、人々は空中に住居を求める。すっごくおもしろくなりそうな予感がするんですが、女の子がワキャワキャ出てきて大騒ぎして、キレまくって、人を殺しまくって、わーい皆しあわせー!っていう流れでした。大雑把に言うと…
男性が読むと楽しめるのかもしれませんが、女性から見ると「コイツ等アホか…!!」と思ってしまう自分がおり、全く楽しめませんでした。男性から見る女性って、あんなにバカなんですかねー。文庫になるまで待ったほうが良かった。新書で買って損しました。
他には、読んでもらえれば分かると思いますが、CLAMPの「東京バビロン」「X」などで嫌と言うほど見たモチーフが散りばめられています。地下に住まう巫女さんだの、呪われた都市だの、選ばれた御子だの、もう古くねー?っていうモチーフばっかりで辟易しました。
ただ唯一おもしろかったのは、カーボニストという職種の登場です。炭素からとある資材を生み出せるようになったという背景が1つありまして、その炭素量をやりとりする職種が「カーボニスト」です。各国の炭素を買い漁り、高騰したら売りさばくー。この辺りのやりとりは、おもしろかったです。でも、これは20%ぐらい。
この本の80%は、キレた女で出来ています。

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2005/11/26 22:55

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2006/03/16 09:52

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2006/09/05 20:32

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2007/09/03 11:43

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2007/08/19 21:28

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2008/08/15 16:31

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2014/05/02 12:59

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2006/07/25 21:31

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2010/03/05 22:12

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