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少女には向かない職業(ミステリ・フロンティア)
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紙の本

少女には向かない職業 (ミステリ・フロンティア)

著者 桜庭 一樹 (著)

中学2年生の1年間で、あたし、大西葵13歳は、人をふたり殺した−。これは、ふたりの少女の、血の噴き出すような闘いの記録。痛切なストーリーが胸を抉る衝撃作。【「TRC MA...

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少女には向かない職業 (ミステリ・フロンティア)

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商品説明

中学2年生の1年間で、あたし、大西葵13歳は、人をふたり殺した−。これは、ふたりの少女の、血の噴き出すような闘いの記録。痛切なストーリーが胸を抉る衝撃作。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

桜庭 一樹

略歴
〈桜庭一樹〉1999年ファミ通えんため大賞に佳作入選。ゲームなどのノベライズと並行してオリジナル小説を発表。著書に「推定少女」「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」「赤×ピンク」「荒野の恋」など。

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みんなのレビュー139件

みんなの評価3.4

評価内訳

紙の本

本当の「あの頃」

2005/10/30 00:21

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ナカムラマサル - この投稿者のレビュー一覧を見る

ライトノベルというとどうも格下に見られてしまう傾向があるが、本書を読んでこの作家の実力を見せつけられた感じだ。失礼な言い方だが、想像していたよりもずっと文学的だった。ラノベ作家の本という理由で本書を読まないのは、とてももったいないことだ。
本書は、中学2年生の大西葵が級友の宮乃下静香と共に殺人を犯す物語だ。山口県の沖合いにある島が舞台なのだが、四季の移ろいの描写がとても丁寧で、それはそのまま14歳という時がいかに貴重な時間であるかを物語っているようだ。中学生同士の会話も生き生きとしており、かと言って大人の読者がついていけなくなるほど崩れていない。「悲しみのプログラム」などエピソードの使い方も上手いし、ミステリーとしてもじゅうぶん楽しめる筋立てになっている。
本書の中で最も評価されるべき点は、中学生の心情がとてもリアルに描かれているところだ。たとえば、教室の中の閉塞感であったり、級友との緊迫した距離感であったり、自分は弱者であると分かっているがゆえの暴力性であったり。『野ぶた。をプロデュース』にも通じるが、昨日までの人気者が一夜明けてみたらいじめの対象となるような恐怖などはとてもよく分かる。大人の世界でもあり得ることだからだ。それに加えて、主人公の複雑な家庭環境から、どれだけ子供が大人の一挙手一投足に胸を痛めているかが分かる。学校と家庭の二つの世界しか持っていない子供は、そのどちらも居心地の悪い場所であったならどこに行けばいいのだろう。ゲームの世界にのめりこんでいく心理が分かったような気がする。「強くなりたいな。そしたら、こんなに泣かないし…」というセリフには痛々しさを感じた。
主人公たちと同じ世代に読んでほしいのは勿論だが、本書は親の世代にも読んでほしいと思う。
『夜のピクニック』を読んで自分の青春時代を美化してしまった方は多いと思うが、実はあんなにきれいな日々ばかりじゃなかった、と思い直す方も多いのではないかと思う。

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紙の本

少女は二人を殺した。

2006/08/28 18:09

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 これ、あんまり期待してなかったのだけれど、とてもよかったです。
 著者はライトノベルで有名な方だとか、、。
(ライトノベルをちょっと甘くみてました私。)
 表題の元ネタは、勿論P・D・ジェイムスの「女には向かない職業」
(ちなみに、未読です)

 冒頭の一行で、もう話しの大枠は既に語られていて、
そこにむかってどんなことがあったのか著者の筆力で読者を運んでいくものなのです。
 しかし、この大枠の二人殺したと、いう話だけでも充分お話しを展開
できそうなのに、そこにプラスアルファー色々加味され、ラストには二転三転して
楽しませてもらいました。
 昔こういう、青春ミステリというか、女の子を主人公にした青春ものに
サスペンスを足した感じの作品を、赤川次郎が、いっぱい書いていました。
でも、本書は、かなり青春物という部分でも、あいたたた、、
と青春がもつ甘酸っぱいというより痛い部分が痛烈に描かれています。
 これは、著者が女性だとういことも、多分にあると思います。
(青春が何かも判らずに読んでいた時期の赤川作品と
感受性の主観的要素がかなり変化している現在の桜庭作品との単純な差かもしれません)
 凶器としてバトルアックスを(戦闘用斧)修学旅行で購入するのですが、
なんか浮世離れしてますが、これが、ライトノベル風で逆に
バトルアックスをかつぐ女の子の姿が、良かったです。
この辺、個人的な感覚かもしれませんが。
 青春がもつ、過剰なまでの痛烈な思いと
殺人という、痛烈な行為が、大変よく描かれていました。

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紙の本

もうたえられない

2007/01/28 21:32

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 誰かから無条件で信じられている、愛されている人間は、それをよりどころにできる限り、何があっても道を誤らない。そういう気がする。葵だって、母親が彼女を見続けていてくれれば、サチが信じてくれれば、それを社会との接点にして、何があっても揺らがない視点を持ち続けられた気がする。
 悪魔の誘惑はどこにでもある。何がきっかけでそれが表出するかは分からない。その時に、揺らがないでいられるかは、よりどころがあるかどうかにかかっている気がするのだ。

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紙の本

少女という閉塞、そして

2007/03/29 15:37

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ねねここねねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

中学生の少女。それはとても中途半端な存在である。
自己の存在を思い、置かれた環境を思い、
その痛みの客観視をするほどには大人なのだが、
自己を守るという(それは生命的にも、社会的にものことであるが)
そのことが、未だできないほどには子供だから。

人生の一時期、若さのとき。
それは大人になって、一部の人々が盲信するほど素晴らしくはない。
何故なら彼女たちは、取り巻く世界のものに対処することができないから。
それでも彼女らが生きるのは、根源にある生命存続の欲求か、
それでも何かが変わるとの、薄くある明日への期待を糧にするから。
希望というのには、甘い期待は薄すぎる。
「楽しい」と軽く騒いでいたところで、
置かれた現実を見つめる、存在はやはり閉塞感に塗れている。

自分の力では、どうしようもないこと。
そのことを人が自覚するとき闇がくる。
少女たち、それらは行きたがっている。だけど何処にも行けやしない。
行けずして生きる、そんな存在。
内面に刺さる痛み。世界に蹂躙される、弱き存在の心の綾……。

そのことを、桜庭一樹は露にする。


巻き込まれ、世界に立ち向かわざるを得なくなった、中途半端な少女存在。
彼女たちには責任を取れる自由がない。
だから少女には向かないのだ。

踏み入ってしまった状況で、その他に彼女は何ができただろう。
所謂巻き込まれたものだが、それでも彼女たちは
そうせざるを得なかったのではないかとも感じてしまう。
幼いが故に。未熟な存在であったためにだ。

閉塞それどころか、未来を思うと暗渠になる。
偶然の要素が強かりしも、状況下で行動は必要悪に近い形で行われ、
そのものに力なき少女は振り回され…。
二度目の行動時は意思が入ったものなりしが、そのことは、
それでもそこに友がいたから。

この物語の上では、そのことも強く挙げられる。
少女たちの友情、そのこと。
だからこその、尚一層の悲嘆、かなしみ。

閉塞にある者たちだけに、共闘者との触れ合いはまして強くなろう。
敵意に満ちたものがあるから。残酷な世界がそこにあるから…。
それにそもそものこと、少女たちは孤独に堪え得るようにはできていない。
ひとりひとりはかなしいから。自分だけなんて堪えられない。
「気を引きたかった」「友達になってほしかった」
何という幼い叫びなのだろう。
そして何という、かなしい言葉なのだろう。

彼女たちは孤独を感じ始めるほどには大人であり、
しかしながら、それを制御し得るには幼過ぎる。
友情が生まれる、想いがある。
そしてそれらのものは、容赦ない、かなしいラストへ集束する。
何てかなしい、記録だろう。

物語の最後に彼女は救いの手を求めた。
泣き出すしかない彼女は、世界に頼った。
贖罪を。そして助けて欲しいのだと…。
少女にはやはり、向いてないのだ。

全力の彼女の声に、未来の救済があることを求め止まない。
どこまでも胸が痛くなる。
未熟なものたちは、なんて、かなしい。

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紙の本

ま、ライトノベル時代から一般小説への変わり目の作品で、正直、それ以前のものよりも面白くないし、それ以降の作品ほどの完成度もありません。桜庭が凄さを見せるのかこの後なんです

2007/12/12 22:14

8人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初に手にした『赤朽葉家の伝説』(2006)で驚き、次に読んだ『青年のための読書クラブ』(2007)で21世紀のエンタメ界の☆だと思い、続いて『桜庭一樹読書日記』(2007)で彼女の創作の凄さを知り、遡った『少女七竈と七人の可愛そうな大人』(2006)に『赤朽葉家の伝説』のルーツを見つけ、現在、さらに上流の『推定少女』(2004)で、桜庭のライトノベルに感心中なわけです。

で、この本は今あげた桜庭体験の中で、『少女七竈と七人の可愛そうな大人』と『推定少女』の間に位置します。ついでに書いておけば、次に読む予定なのが『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』ですが、とりあえず手に入るものから読んでいるので、出版順は無視しています、無視、むし、ムシ、ね。

で、評価を書いてしまえば、今まで読んだ桜庭作品の中では最低点。中身スカスカなわけです。無論、文章は上手。コミカルな部分もあるし、男友達をめぐる女同士の争いもあるし、地方の貧しさではなくて、鄙びた感じもユーモラスに描いている。そういう意味では読めるんですが、他の作品がもつ吸引力、みたいなものがありません。

酔っ払いの暴力義父、っていうのは『推定少女』にも出てきますが、あちらにはライトノベルらしい、曖昧さ、或は多義的な可能性みたいな部分で救いがあるのに対し、この本の義父というのははっきりいって人間のクズ、殺されても仕方がない存在なわけです。それが原因で苦境に陥る。だれだって同情したくなります。

そういう意味でもっと感情移入できてもおかしくない。ところがどうも主人公との距離が縮まりません。一つの理由として、大西葵が追われていない、なんだかいやにフツーに日常を送っているという状況があります。もう一つが宮乃下静香の存在です。西尾維新『刀語』における奇策師・とがめみたいな感じ。要らないじゃん、居なくてもいいじゃん、という不要感。

同じ少女でも、『推定少女』のカナと"白雪"、或は千晴に比べるとあまりに薄い存在感です。それは静香が脅迫者であることと無関係ではありません。おなじ読書少女であっても、彼女には『青年のための読書クラブ』の少女たちが持つ反骨、或はそれゆえの連帯というものもありません。

やはり13歳という設定に無理があるのかもしれない。例えば今私は『初めての文学 桐野夏生』を読み終わったばかりですが、「使ってしまったコインについて」に出てくる中三の少女たちのリアルさに比べ、あきらかに造り物で、ライトノベルにしても中途半端です。まして同様に女学生の殺人を扱ったと桐野の『リアルワールド』の世界の高見には及びもしません。

2004年に出た『推定少女』は、まさに東浩紀いうところのライトノベルですが、2005年出版のこの作品は、舞台こそミステリ・フロンティアという大人の場なのに、内容がそこまで追いついていない。引き摺っている。それは2006年に出た『少女七竈と七人の可愛そうな大人』にも言えて、繰り返しますが『赤朽葉家の伝説』の前触れではあっても、そこまでの力はありません。

そういう意味では、『赤朽葉家の伝説』こそが桜庭がライトノベル界から大人のエンタメ作家になった記念すべき一冊で、それはむしろ「ばけた」という言葉がふさわしいほどの飛躍だったわけです。それは『青年のための読書クラブ』で、ただ大人に向かうだけではなく少年少女をも熱狂させるエンタメに結実するわけですが、『少女には向かない職業』はそれに失敗した作品といえるでしょう。

それと、他の書評にもありましたがタイトルの悪さがあります。桜庭の頭にP・D・ジェイムス『女には向かない職業』があった、とはいいません。彼女が使いたかったのは、ラストの一行故でしょうから。でも、読者にとってP・D・Jの作品はあまりにも大きな存在です。若い女性が大人になっていく過程をハードボイルドタッチで描いた、一種のビルドゥングス・ロマン。

それに似たタイトルをつけるのであれば、それを超えるだけの意気込みを見せて欲しかった、それが先人に対する礼儀だと思うのです。幸いなことに、この作品は桜庭の到達点ではなく、一通過点に過ぎないことを彼女は見せてくれました。そういう意味では、重要な作品ではありますが、中途半端な存在でもあります。

桜庭で文学に興味をもった人は、是非、『初めての文学 桐野夏生』を読んでみてください。そして読み比べてみてください。桐野の凄さがいやでも分るはずです。

カバー折り返しの言葉は

島の夏を、美しい、とふいにあたしは思う。
強くなりたいな。
強くて優しい大人になりたい。力がほしい。でも、どうしたらいいのかな。

これは、ふたりの少女の凄絶な《闘い》の記録。

です。

最後になりますが、目次が面白いので、可能な範囲で再現してみましょう。

CONTENTS
目次◆プロローグ…5◆一章◎用意するものはすりこぎと菜種油
です、と静香は言った…9◆二章◎Whatt's your poison?…87
◆宮乃下静香の告白…156◆三章◎用意するものは冷凍マグロ
と噂好きのおばさんです、と静香は言った…165◆終章◎用意
するものはバトルアックスと殺意です、と静香は言った…193

Art Direction & Design:岩郷重力+WONDER WORKZ。
Cover Photo:Ben Jobfield

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2011/07/11 00:37

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2005/12/28 22:07

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2005/10/31 00:36

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2006/01/26 02:49

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