サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

  1. hontoトップ
  2. 本の通販
  3. 社会・時事・政治・行政の通販
  4. 福祉・介護の通販
  5. 集英社の通販
  6. パパはマイナス50点 介護うつを越えて夫、大島渚を支えた10年の通販

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 4件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2005.9
  • 出版社: 集英社
  • サイズ:20cm/263p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-08-781334-7

紙の本

パパはマイナス50点 介護うつを越えて夫、大島渚を支えた10年

著者 小山 明子 (著)

「ありがとう」を忘れなかった夫が「このバカ女!」と叫ぶ。夫・大島渚が脳卒中で倒れて以来、自らもウツに陥りながら介護を続けた夫婦愛の記録。【「TRC MARC」の商品解説】

もっと見る

パパはマイナス50点 介護うつを越えて夫、大島渚を支えた10年

税込 1,760 16pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

著者紹介

小山 明子

略歴
〈小山明子〉1935年千葉県生まれ。松竹に入社。「ママ横を向いてて」に主演し、映画デビュー。映画監督の大島渚と結婚後、フリーに。テレビ、舞台でも活躍。著書に「いのち、輝く!」など。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー4件

みんなの評価4.3

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

その人をその人のまま、愛するということ。

2005/12/09 15:31

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Y.T.Niigata - この投稿者のレビュー一覧を見る

 東京で編集者をしていた十数年前、大島渚監督に人生相談のお願いをした。女性情報誌での連載の依頼だった。当時、テレビで顔を見ない日はないほど、多忙だった大島監督。「週刊誌のレギュラーなど、断られて当たり前」と諦めていた矢先に、監督ご本人からお返事をいただいた。「喜んでお受けします」。未熟者で、弱小出版社に勤める駈け出しの編集者である私に、監督は敬語で接してくださった。
 週に一度、赤坂の大島渚プロダクションに相談項目をファックスで送り、実際に会って監督から回答を得る。そんな形で連載が一年あまり続いた頃、「ご自宅でくつろぐ監督の姿を撮影したい」と、お願いをした。そのときも監督は二つ返事で快諾。そのうえ小山明子さんと一緒の撮影まで受けてくださった。撮影当日は、カメラマン、部長、そして私の三人で藤沢のご自宅へ伺った。少し緊張してインターフォンを押すと、門の向こうに和服姿の小山明子さんの姿を認めた。門から玄関へと続く、敷石のある道を案内してくださる小山さん。その優雅な美しさに嘆息した日を今でもありありと覚えている。
「パパ」「ママ」──大島監督と小山さんはお互いにそう呼び合い、息子さんたちが幼かった日の話を楽しそうに聞かせてくれた。「今、これに夢中になってるの」。当時はやっていたココロジーテストを紹介しながら、小山さんが心理テストをした。それは、「サバンナを歩いている場面を想像し、目の前を横切る動物を連想。その動物からベストパートナーがわかる」というものだった。小山さんが見えた動物は「ライオン」、大島監督が見えた動物は「白馬」。私たちは、「大島監督はライオンそっくりだし、小山さんは白馬以外の何ものでもない。さすが、ぴったりのパートナーですね」と頷き、笑い合った。
『パパはマイナス50点』──小山明子さんが著したこの本は、大島渚監督への愛に満ちている。「何もできないからこそ愛おしい」。テレビのトーク番組で小山さんが語ったこの一言が全編にあふれ、思わず胸が熱くなる。「ライオン」と「白馬」と言い合ったお二人。その満面の笑顔を思い出しながら、転職に悩む女性情報誌の人生相談で、大島監督から学んだ実に多くの人生哲学と、監督にしか教えていただけなかった美学を今思い出している。
 人間の尊厳とは何か。人間とは何か。自分とは何者か。美とは? 幸福とは? 品格とは?「主演女優を考える際、僕は、腕を組んでシャンゼリゼを歩けどうかで決めるんです」「女優がなぜ美しいか? それはカメラマンも監督も、女優が一番美しく見えるように愛情を注いで撮るからです」「誰かを憎むことは簡単だ。しかし、最大の復習は、優雅に生きることだ」……。私は、20代後半に、大島監督に出会えたことを誇りに思う。そして、大島監督を通じて、女優として輝く以上に、奥様として、母として、私たちが嘆息するほどに美しい女性の先輩、小山明子さんにお会いすることができた日を宝のように感じる。
 大学を出たての入社試験で私はこう書いた。「そのとき、何をしていてもいい。どんな職業に就いていてもいい。大地にしっかり立って、この手で誰かの背中をしっかり抱きしめる。そんな人に私はなりたい」。小山明子さんの『パパはマイナス50点』を読み直すたびに、私はこの言葉をかみしめている。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2010/04/12 19:02

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/07/04 00:02

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/10/07 02:07

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。