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草枕 改版(新潮文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4 154件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2005.9
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/242p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-101009-9
文庫

紙の本

草枕 改版 (新潮文庫)

著者 夏目 漱石 (著)

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みんなのレビュー154件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

漱石が描く女性像とは

2009/02/06 20:35

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:サムシングブルー - この投稿者のレビュー一覧を見る

「山路を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。」
 『草枕』の冒頭文です。中国唐代の詩人王維の詩、イギリス浪漫派詩人シェレーの『雲雀の詩』、レオナルド・ダ・ヴィンチが弟子に告げた言(ことば)と、冒頭から「智」が溢れ出す文章が続きます。
 画工(えかき)である主人公は山路を登り、春の雨に濡れ、茫々たる薄墨色の世界を歩き、茶屋に辿り着きます。彼は詩形としては尤も軽便である十七字の句を写生帖に書き付けていきます。那古井の宿で「ホホホホ。」と笑う女、那美さんに出会います。漱石作品に登場するヒロインは『三四郎』に登場する美禰子といい、女性像が抽象的でよくわかりません。『草枕』では那美さんを「この一刹那!」と表現し、最後に那美さんが茫然として行く汽車を見送る姿に「憐れ」を感じます。そして那美さんに小声で言います。「そうだ! それだ! それが出れば画になりますよ」と。
『草枕』を読んで、漱石の描く女性像がますますわからなくなりました。

 思うままに書きましたが『草枕』は難解な作品でした。しかし、最後に柄谷行人氏のあとがき「われわれはたんに『草枕』の多彩に織られた文章のなかを流れて行けばよい。」を読んで、そうだったのかと、合点がいきました。

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紙の本

自然主義の小説にみえて、全く違った視点

2019/01/27 21:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

「山道を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。情に棹させば流される」の冒頭で有名な漱石の作品。大昔に読んでいるはずなのだが、一向に記憶にない。読み始めると、都会ものが熊本の鄙びた温泉を訪ねるというまるで国木田独歩の「武蔵野」を思わせる、いつ漱石は自然主義に転向したのかと思っていると、全く違って、漱石は「非人情」という視点から例えば部落から気違いとも呼ばれれている女の行動を「自然主義」の枠外において、芝居の一場面、絵画の風景と捉えるという立場からその光景を眺めている。また、小説などというものはどこから読み始めてどこで読み終えようとかってなのだと主人公に言わせて見せたりする。さすがおもしろい小説だ

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紙の本

適当なときに適当な場所を開いて読むための小説

2014/11/29 23:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コーチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

「知に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。」
 この有名なせりふで始まる小説『草枕』は、『吾輩は猫である』や『坊っちゃん』に続く、夏目漱石初期作品の一つである。だが、これらの二作品ほどに、軽妙さ、娯楽性―一言でいうとギャグ性―の豊かな作品ではない。それもそのはず、そこで語られているのは、ほとんどが主人公、というよりは作者自身の芸術論、文学論であるからだ。
 ストーリー自体は何ということもない、画家である主人公がある田舎を旅し、温泉旅館で過去をもった謎の女性と知り合う。男は女の自由奔放さに翻弄されつつ惹かれつつも、結局彼女とは何事もなく物語は終わる。そんな単調な物語の合間あいまに主人公によって語られるのが、詩とは何ぞや、芸術とは何ぞやについての一人議論である。
 たとえば上にあげたのは、主人公が「山道を歩きながら考えた」ことの始まりの一節であるが、そこでは詩や芸術がなぜ必要であるかが2ページあまりにわたって語られる。その後、石につまずいて一旦現実に返るも、ふたたび今度は芸術と不人情の関係について滔々と論じたてる。旅館に入っては風景の美を論じ、ヒロインの登場に際しては女性美に関する薀蓄を垂れる...これほど博学で理屈っぽい画家もそういるまいと思ってしまうのだが、ほとんどがこんな調子で書かれている。要するにこれは、小説の形を借りた漱石自身の美学といってよいだろう。
 それゆえこの小説は、ストーリーの面白味を求めて読むものではない。かといってまじめで堅苦しい哲学書と見なしてもならぬ。これら芸術を論じる言葉の節々にはやはり漱石らしい独特のユーモアがあふれているからだ。床屋と小坊主の罵り合い、主人公と女とのしゃれっ気ある応答など、『猫』や『坊っちゃん』に見られたあの登場人物たちのテンポのよい会話も随所に見られる。中には伝統芸術文化に対する口の悪い、しかし思わず苦笑しながら頷いてしまうこんな議論もある。
 「・・・茶と聞いて少し辟易した。
 世間に茶人ほどもったいぶった風流人はない。広い詩界をわざとらしく窮屈に縄張りをして、極めて自尊的に、極めてことさらに、極めてせせこましく、必要もないのに鞠躬如(きくきゅうじょ)として、あぶくを飲んで結構がるものはいわゆる茶人である。あんな煩瑣な規則のうちに雅味があるなら、麻布の連隊のなかは雅味で鼻がつかえるだろう。廻れ右、前への連中はことごとく大茶人でなくてはならぬ。あれは商人とか町人とか、まるで趣味の教育のない連中が、どうするのが風流か見当がつかぬところから、器械的に利休以後の規則を鵜呑みにして、これでおおかた風流なんだろう、とかえって真の風流人を馬鹿にするための芸である。」
  この本を最初からまじめに読もうとすると、疲れて退屈するだけである。むしろ、普段手元に置いて適当なときに適当な場所を開いて読むのに最も最も適した小説といってよい。そして実際これは、本書の中で主人公が小説の読み方として推奨している方法でもある。

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紙の本

映像的哲学問答(有用)小説

2004/01/16 23:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:脇博道 - この投稿者のレビュー一覧を見る

極めて映像的な場面の連続で成り立っているこの魅力的な小説にお
いてはところどころに浮世への警句らしき言葉が散りばめられては
いるのであるのだけれどもこれらに拘泥していては読む快楽が半減
してしまう訳でまずは画工が茶店の老婆とかわす非常に面白いやり
とり当たりを何度も読み返しては小説言語の面白さを存分に味わう
ことがとても楽しく動物がもたらしたかもしれない一寸したハプニ
ングの中にも浮世離れした面白さが存在するし老婆の話に至っては
永遠の時間の流れを感じ取ることも可能であるし馬子の突然の出現
による物語の急展開においては著者の見事な文学的手腕に舌を巻か
ざるを得ないのであるがようやく辿り着いた宿においても些細で驚
くべき事件が頻発するのであるし眠れない夜において外を眺めて見
れば不思議な人影に驚き浴場に行けばまたもや湯舟の霧の彼方にロ
ゼッティあるいはバーン・ジョーンズの絵に描かれた美しき女人の
姿に出会す場面は本編におけるクライマックスの1場面といっても
いい素晴しい描写に満ちているのであるが物語はまだまだ続くので
あって同著者における「門」なる作品とは異なり主人公はいともた
やすく山寺の門をくぐり住職や宿の主人と人生の機微に満ちた会話
をかろやかにかわすのであるしこの場面は中々尋常ならざる内容を
内に含んだ会話であり精読を要するのであるがなにも人生云々など
という重苦しい会話ではないにもかかわらず深遠なる哲学的内容を
有していると思われるのではあるがなにもそう深読みせずとも言葉
のリズムを感じ取るだけで充分楽しめるのである訳で主人公の心が
そこはかとなく解きほぐされていく様に読者の心もリラックスして
丁度温泉に入っているかのごとき気持ちになれるのも束の間であり
戦争という浮世の事件に登場人物それぞれの心の動きと揺らぎがひ
たひたと押し寄せ皆の言葉のなかに途方もない含蓄を内包した真の
クライマックスへと物語は一気に加速していく訳であるがこの言葉
たちを真摯に受け止めとりわけ本編のもうひとりの主人公ともいえ
る女人の心の振幅に関しては発せられる言葉を字義通りには受け止
めずにひとつの心の極限的状況における人間の心の深層及び真相を
深く深く考える機会を与えてくれる本書を読むことの現在における
深遠なる意義として位置付けたいと考える次第である。

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紙の本

手元に置いてあたため、育てる書

2000/11/03 12:03

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読ん太 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 『智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。』これは『草枕』の冒頭の文章であり「草枕」を読んだことのない人にも馴染みのあるものだと思う。ゴロがいい上に、人の世の機微をサラリと表した一文は一度聞いたら忘れがたいものがあるのだろう。
『草枕』は一応小説という形で書かれている。
 しかし、ストーリーとしたらある青年画家が喧騒の都会を離れて、山深い温泉地へと旅し、その温泉宿には美しい出戻りの女が居る。画家と女の間には交わりはあるが、それが恋愛に発展するわけでもないし、結末になるものがあるわけでもない。喧騒を逃れてひなびた温泉地に逃れてきた感があるなら、最後には何かを得るか大いに納得でもして、再び喧騒の中へ帰って行く姿が見えてもよさそうなものだがそれもない。
 小説として成り立つ要素を欠いたような小説である。
 ストーリー性を期待して読むと肩透かしをくったような気持ちになるだろうが、画家の心持が最初から最後まで一貫していて、ただこの人里離れた温泉地は彼の心を自由に遊ばせる、または心のなりにさせておくために用意された場所に過ぎないことを理解すると安心が訪れるのみ。
 画家の自ずから意志することはただ一つ。「智に働かぬよう」「情に棹ささぬよう」「意地を通さぬよう」目に見えるものを一幅の画として捉えること。
 ただ一つといえども、人の子であればこれを意志することは困難を極める。作中でもしばしば人の子である画家が「おっといけない!」といった風にあわてふためく姿が見受けられ、そこに漱石の変わらぬユーモアが感じられる。

 『草枕』はお能に似ているとも思った。そこには飛んだり跳ねたりの目を奪われる光景は存在しないが、じっと身を置いてみるとあの世もこの世もない「幽玄」を感じ取ることすらできそうである。

 読み終わったからといって、本棚にしまいこむのはもったいない。ストーリーの流れを気にしないでいい分、時々手にとって適当な1ページを開いて楽しみたい。
私にとっては一生つきあっていきたい本の内の一冊となっている。

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紙の本

描かないブタはただのブタだ。

2018/11/23 08:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

> 山路を登りながら、こう考えた。
> 智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。
> 意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。

あまりにも有名な冒頭で、ずっと読んでみたかった作品です。

草枕は、吾輩は猫である・坊ちゃんと並ぶ初期の代表作の一つです。
解説ではこれら三作品を初期と呼ぶ若書きには
当たらないとしています。
漱石は当時の文壇では異端で保守本流ではなかったようです。
それが百年たった今でも読んだことのある作家で圧倒的一位であり、
いまだに積極的に読み続けられているのです。
それこそが若書きではない理由なのでしょう。

今でこそ文豪という敬称を用いますが、当時は大衆人気作家で
余裕派などとレッテルを貼られていたのですから分からないものです。
なんだか村上春樹さんを彷彿とさせますが、
あとは歴史が証明するでしょう。正直、私には想像もつきません。

それにしても草枕はダイレクト感があります。
漢語の詩句が多く引用されていて意味が取りにくいのですが、
紋切り型のリズムの良さでわーっと読みました。
いちいち巻末の注釈を引いていたら、たたみかける感じを
掴み損ねると思いましたので。

主人公は画家の男です。しかしまるで画家らしくありません。
むしろ小説家の香りに満ちています。

裏表紙の紹介文では、絢爛豊富な語彙と多彩な文章を駆使して
絵画的感覚美の世界を描き、自然主義や西欧文学の
現実主義への批判を込めて、その対極に位置する東洋趣味を
高唱するとあります。

これほどまでに意見の合わない紹介文は思い当たらないです。
まあそれも漱石文学の懐の深さゆえなのかもしれませんが。

草枕の特徴の一つに、一人芸術談義があります。
絵画という形を通して、表現することの心構えを多面的に
切り込んで文章にしています。
シンプルな表現が二ページ目にあります。

> 住みにくき世から住みにくき煩いを引き抜いて、難有い世界を
> まのあたりに写すのが詩である、画である。
> あるいは音楽と彫刻である。
> こまかに云えば写さないでもよい。只まのあたりに見れば、
> そこに詩も生き、歌も湧く。

事実を通して見ることで、心に浮かぶ心象を表現するものを芸術だと
私は考えています。現実に物体は一つしかないのに、それを見て
心に浮かぶ像はそれぞれの人の数だけあるのです。
そしてその像は、「事実」としてそれぞれの人が認識しているのです。
その認識された事実を表現した結果が芸術であり、
先の漱石の言葉に通じていると思うのです。

文中では裸体画をけなしています。
色を売りて人に媚びる商売であると。
それに対して、混浴ではち合わせした女性の美しさを
芸術になぞらえています。

まあ、言わんとすることは分かります。黒田清輝の一派のことでしょう。
あの一連の絵は、私もちょっと気恥ずかしく感じます。
それでも黒田は色を売りてとは思っておらず、
漱石が思っただけのことですが。
混浴の方が芸術的とはさすがに思いません。
そこらあたりが画家を書いたように思えない部分です。

もう一つのキーワードが非人情です。
これは情に流された非論理的な思考に対し、
ドライに淡々と事実に基づいた所作をするさまを指しています。
さらに意味を詰め込み、究極の自然体のようにも表現しています。
草枕は、そんな芸術談義が満載の作品です。

ところで主人公は最後まで絵を描かないのでした。
そのくせミレーのオフィーリアにこだわりすぎです。
総合すると、エロオヤジめっ、ということではないでしょうか。
物語の本質ではないのですが。

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紙の本

夏休の宿題

2017/07/09 09:21

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Ottoさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ちょっとしたことから漱石の『草枕』を読み返した。
高1の夏休みに読んでくるように言われて、覚えているのは冒頭の「山道を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい」との書き出しと「なんとつまらない、何が非人情だ。」との印象だった。
漱石自身がモデルと思われる一向に絵を描かない自称画工が漢籍の知識を駆使し、持論を展開する。伊藤若冲やトリストラム・シャンディも登場している。ところどころ辞書を引いた跡があり、宿題とはいえ理解できない小説と格闘している高1の自分が黄ばんだ紙の向こうにいる気がした。
手元にあるのは、新潮文庫の昭和50年8月30日58刷で、昭和25年発行だから四半世紀で約50刷、ジュンク堂で見てみると153刷だった。
全国の高1が毎年読まされているのか!? 新潮文庫の1刷りが何部か知らないが、漱石先生、よく売れてるゾナもし!
そういえば、息子も高1の夏休みに漱石の『こころ』を読まされていた。いくら入試で出題されるからといっても、高1の男の子に『こころ』は無理でしょう。やはり新潮文庫平成25年で181刷だからもっと悩んだ高校生は多い? 自我もはっきりしないのに我執してたら、神経症になってしまう。入試に出す方もどうかしてると思うけど、読んで理解できる時期があるでしょうとおせっかいなことを考えてしまう夏休前でした。

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紙の本

塵界を離れ、「非人情」を求めた主人公だが…

2001/06/15 15:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:措惜 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「世の中はしつこい、毒々しい、こせこせした、その上ずうずうしい、いやな奴で埋っている」—どうやら漱石の時代の世の中と、今の世の中はほとんど変わっていないらしい。
 そのような世の中から主人公は抜け出してきた。絵かきである彼は、山の中の温泉宿で「非人情」な生活にふける。
 しかし、最後には主人公も現実世界へと引きずり出されるが、そこでやっと「それだ! それだ! それが出れば画になりますよ」となるところが、痛烈な皮肉だと思った。

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2004/10/20 01:28

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2009/11/28 15:05

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2011/08/26 22:10

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2007/03/15 23:21

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2006/08/05 09:46

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2012/04/16 12:21

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2010/01/21 22:34

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