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- カテゴリ:小学生 中学生 一般
- 発売日:2005/09/01
- 出版社: 評論社
- サイズ:18cm/353p
- 利用対象:小学生 中学生 一般
- ISBN:4-566-01425-8
読割 50
紙の本
ロアルド・ダールコレクション 16 マチルダは小さな大天才
著者 ロアルド・ダール (著),クェンティン・ブレイク (絵),宮下 嶺夫 (訳)
【チルドレンズ・ブック賞(1989年度)】4才ちょっとで図書館の本を読破しちゃった天才少女マチルダ。でも両親は娘を「かさぶた」扱いし、学校にあがると、凶暴な女校長が生徒た...
ロアルド・ダールコレクション 16 マチルダは小さな大天才
マチルダは小さな大天才
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紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:11,990円(109pt)
- 発送可能日:1~3日
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商品説明
【チルドレンズ・ブック賞(1989年度)】4才ちょっとで図書館の本を読破しちゃった天才少女マチルダ。でも両親は娘を「かさぶた」扱いし、学校にあがると、凶暴な女校長が生徒たちを痛めつけている。横暴な大人たちに頭脳で立ち向かうマチルダの痛快仕返し物語。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
ロアルド・ダール
- 略歴
- 〈ロアルド・ダール〉1916〜90年。サウス・ウェールズ生まれ。イギリスの作家。第二次世界大戦中イギリス空軍のパイロットとして従軍した時の経験を描いた作品でデビュー。
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書店員レビュー
マチルダは三歳になる...
ジュンク堂書店新潟店さん
マチルダは三歳になる前から文字が読め、四歳には文すら理解出来るようになった天才少女。
普通こんな子どもがいたならば親は喜ぶものですが、困ったことにマチルダの両親は
自分のことばかりで忙しくこの素晴らしい才能に気付きもせずに生意気だと罵る始末。
やっと通えるようになった学校で理解者となる優しい先生と出会うものの、
恐ろしい暴君の(子どもの髪を掴んでハンマー投げする)ような校長がいたりと災難ばかり。
マチルダは持ち前の頭脳を使ってそんなとんでもない大人たち懲らしめていきます。
ダールお馴染みのブラックユーモアとマチルダの痛快な仕返しは何度読んでも楽しめます。
小学生中学年くらい~
児童書担当 石田
紙の本
大敵トランチブルとマチルダの戦い
2006/04/01 21:55
11人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:喜八 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『マチルダは小さな大天才』の主人公マチルダは、3歳になる前に自然に字を覚えてしまい、4歳にしてディケンズやヘミングウェイなど大人向けの小説をすらすら読めてしまうような少女です。数学の才能にも恵まれ、さらにはある特殊な能力も発揮します。
けれどもマチルダの両親ワームウッド夫妻は娘のマチルダを「かさぶたかなにかぐらいにしか思ってい」ませんでした。それどころか「どうしようもないワル」「正真正銘の悪ガキ」と見なしていたのです。
ワームウッド夫妻はマチルダに対して心ない仕打ちを続けます。でも、マチルダも普通の子供のように黙って耐えているわけではありません。5歳になるかならずで敢然と反撃を開始するのです。飛びぬけて優秀な頭脳だけを頼りにして。
《かつてナポレオンが言ったように、攻撃されたときには、反撃することだ。それがただひとつの思慮深いやり方だ。》
クランチェム・ホール小学校に入学したマチルダは担任教師のミス・ジェニファー・ハニーと運命的な出会いを果たします。ミス・ハニーはマチルダのことを完全に理解してくれる初めての大人、心優しい女性でした。
ところが小学校にはマチルダとミス・ハニーにとって共通の敵がいました。女校長ミス・トランチブル。「エキセントリックで血に飢えたスタッグハウンド(大型猟犬)の仲間のように見える」「図体のでかいいばり屋、すさまじい暴君的モンスター」です。
両親よりはるかに手ごわい大敵トランチブルとマチルダの戦いの火蓋が切って落とされます・・・。
本書『マチルダは小さな大天才』はロアルド・ダール(1916-1990)作 ”Matilda”(1988)の全訳です。『ハリー・ポッター』が出現するまでは、イギリスでもっとも「売れた」児童文学作品でした。
2005年に公開されて話題となった映画『チャーリーとチョコレート工場』の原作者もロアルド・ダールです(原作本のタイトルは『チョコレート工場の秘密』)。ただし、ダールは児童文学専門作家というわけではなくて、大人向けの『あなたに似た人』『キス・キス』など「奇妙な味」の短編作者として名を知られてもいます。
ところで本書の中で作者ダールは、登場人物の口を借りて、ささやかな児童文学論を展開しています。やはり近年映画化され話題になった『ナルニア国物語』原作者C・S・ルイスや、『ロード・オブ・ザ・リング』のJ・R・R・トールキンが批評の対象となっています。
以下に当該部分を引用します。問いかけているのがミス・ハニー、答えているのがマチルダです。
《「おもしろかったのは、どんな本?」
「『ライオンと魔女』がおもしろかったです。わたし、ミスター・C・S・ルイスはとてもよい作家だと思います。でも欠点もあります。物語にこっけいみがないんです」
「ほんとにそうよね」
「ミスター・トールキンにも、あまりこっけいなところがありません」
「あなたは、子どもの本はみんな、こっけいなところがなければいけないと思うの?」
「そう思います。子どもって、大人(おとな)ほどまじめじゃないんです。笑うのが好きなんです」》
「ルイス、トールキン、なにするものぞ!」というロアルド・ダールの気概が強く表れているようで、興味深いと感じました。
紙の本
マチルダ
2020/04/16 19:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
子どもは親を選べない。選べればよいのにと心底思います。親に似ずに頭の良い子ども、マチルダの戦いぶりが見事でした。
電子書籍
マチルダ
2020/03/23 22:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
マチルダがすごい。
頭かしこいし、魔法?念力かな!が使えるしでかわいいです。
また過程環境がなかなか悪くってかわいそうです。
紙の本
オトナの
2023/11/24 18:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ケロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
マチルダの理解のないご両親や、校長先生みたいな大人とハニー先生みたいなステキな大人。
マチルダを大切にしてくれる大人がいてくれてなんだかうれしい。
電子書籍
スッキリ!
2020/07/12 17:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ワガヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後にスッキリするところがいいです。はじめは、マチルダが気の毒で、なんでこんな目にあうのかとおもいますが、最後はスッキリ、痛快仕返し!
紙の本
数学が出来たり、綴りが覚えられたりと言うだけでなく!
2020/04/21 17:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るい - この投稿者のレビュー一覧を見る
マチルダの凄さ!
家庭環境に左右されず、教えられることなく、算数が出来たり、綴りがすぐ覚えられたりということだけでなく、どう振舞えば上手くいくかということも考えて行動に移せる5歳の子供の存在に驚異!
本を読むことが、あらゆる意味での賢さに繋がることも改めて真実であると、小学生の時のお友達を思い浮かべで思いました。
紙の本
児童書
2019/12/31 15:44
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カツサンド - この投稿者のレビュー一覧を見る
テンポがよくて、読みやすかったです。
マチルダは賢くていい子なのに、何でこんな目に合うのだろう?と、そこが引っ掛かりましたが、それでも、たくましく仕返ししていくところが、痛快でよかったです。
紙の本
マチルダ
2017/04/24 20:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なな - この投稿者のレビュー一覧を見る
マチルダは4歳で図書館のほんを読破してしまう天才少女。
そんな少女が持ち前の頭脳を使って悪い大人たちをこらしめていきます!
紙の本
マチルダ
2015/11/29 20:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まち - この投稿者のレビュー一覧を見る
『マチルダは小さな大天才』の魅力は主人公マチルダの魅力に他ならないですね。子どもにも安心して薦められる作品です。