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どんがらがん
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.8 19件
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この著者の新着情報

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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2005.10
  • 出版社: 河出書房新社
  • サイズ:20cm/428p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-309-62187-6
  • 国内送料無料

紙の本

どんがらがん (奇想コレクション)

著者 アヴラム・デイヴィッドスン (著),殊能 将之 (編),浅倉 久志 (ほか訳)

ユーモラスなほら話、奇想小説、すてきな小品、異国奇譚、無気味な話、ほろ苦くてセンチメンタルな話…。ヒューゴー賞、MWA賞、世界幻想文学大賞ほか受賞の異色作家デイヴィッドス...

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どんがらがん (奇想コレクション)

2,052(税込)

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商品説明

ユーモラスなほら話、奇想小説、すてきな小品、異国奇譚、無気味な話、ほろ苦くてセンチメンタルな話…。ヒューゴー賞、MWA賞、世界幻想文学大賞ほか受賞の異色作家デイヴィッドスンの作品集。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

ゴーレム 浅倉久志 訳 13-25
物は証言できない 浅倉久志 訳 27-46
さあ、みんなで眠ろう 浅倉久志 訳 47-69

著者紹介

アヴラム・デイヴィッドスン

略歴
〈アヴラム・デイヴィッドスン〉1923〜93年。ニューヨーク州生まれ。「さもなくば海は牡蠣でいっぱいに」でヒューゴー賞、「ラホール駐屯地での出来事」でMWA賞、世界幻想文学大賞生涯功労賞など受賞多数。

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みんなのレビュー19件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

内容紹介

2005/10/07 10:46

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ビーケーワン - この投稿者のレビュー一覧を見る

ヒューゴー賞、MWA賞、世界幻想文学大賞をすべて短篇部門にて受賞するという空前絶後の受賞歴を誇る、唯一無比の異色作家デイヴィッドスン。「わたしが最も偏愛する作家の一人である」という殊能将之が編者として贈る傑作選。
*****
☆序文(グラニア・デイヴィス)浅倉久志訳
☆ゴーレム
The Golem 浅倉久志訳
☆物は証言できない
The Necessity of His Condition 浅倉久志訳
☆さあ、みんなで眠ろう
Now Let Us Sleep 浅倉久志訳 単行本初収録
☆さもなくば海は牡蠣でいっぱいに
Or All the Seas with Oysters 若島正訳
☆ラホール駐屯地での出来事
The Affair at Lahore Cantonment 若島正訳
☆クィーン・エステル、おうちはどこさ?
Where Do You Live、 Queen Esther? 浅倉久志訳
☆尾をつながれた王族
The Tail-Tied Kings 浅倉久志訳 本邦初訳
☆サシェヴラル
Sacheverell 若島正訳
☆眺めのいい静かな部屋
A Quiet Room with a View 若島正訳 本邦初訳
☆グーバーども
The Goobers 浅倉久志訳 単行本初収録
☆パシャルーニー大尉
Captain Pasharooney 中村融訳 本邦初訳
☆そして赤い薔薇一輪を忘れずに
And Don’t Forget the One Red Rose 伊藤典夫訳 単行本初収録
☆ナポリ
Naples 浅倉久志訳 本邦初訳
☆すべての根っこに宿る力
The Power of Every Root 深町眞理子訳 本邦初訳
☆ナイルの水源
The Sources of the Nile 浅倉久志訳 本邦初訳
☆どんがらがん
Bumberboom 深町眞理子訳
☆解説 殊能将之
☆著作リスト

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紙の本

変わってます、唯一無比の作家であることには、間違いなし。

2006/07/11 22:14

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書、「どんがらがん」は、昨年のミステリ系のランクでも、
SF系のランクでも、入っていた本で、物凄い楽しみにしていた本なのですが、読んでみて吃驚!!。
 めちゃめちゃ、変わっています。
本書は、短編集なのですが、兎に角、普通の小説とは
全然違います。小説の中身そのものも変わっていますが、
集められている、短編もそのジャンルからいうと、
ミステリから、ちょっとユーモラスなもの、異国情緒あふれるお話し、
完全なSFに、ちょっぴり悲しいセンチなもの、スプラスティックなファンタジ
と、(あと、勿論、ジャンルわけ出来ないような、ものも)
雑多なものが、集められています。

 又、本書は、作家の殊能将之(ハサミ男の著者です。)さんの責任編集
というのも大きな要素で、
巻末には、大変丁寧な、殊能将之さんによる解説までついています。
そこに、丁寧にこのアヴラム・デイヴィッドスンという作家がどういう作家
なのか、書かれていますが、簡単に書くと
兎に角、メインストリームを外すだけ外した作風といえるでしょう。
翻訳家の中村融さんは、悪文と言い切っていますが、
 作家の勝手な主体性で切られたり、繋げられたりする文章に
ここは、っと普通の作家ならここはこの小説のハイライトと、
強調して書くところを、あっさり描写したります。
この辺が、ちょっと(どころか、かなり)読みにくい原因です。
又、自身が、マイノリティのユダヤ人ということもあって、
マイノリティに対する、優しさとシンパシー。
そして、中南米なんかの風合いを色濃く感じさせる、異国ムード。
 このあたりでしょうか、、。
変わっている作品の代表は、「尾をつながれた王族」
昆虫をあつかった、SFだと思えば、よいのかもしれませんが、
普通書かないでしょうこんなお話し、、。
しかし心に、妙に残ります。
 やっぱり、一番面白かったのは、表題作の「どんがらがん」
ですが、これも、ファンタジックな世界で、物凄く大きな大砲を
えっちらおっちら引っ張るお話しなんですが、まぁ、
ラストは、想像つきましたが、変なお話しで、心には、物凄く残ります。
 兎に角、変わった小説を読みたいと、思っている方には、オススメです。

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紙の本

相対主義でなお割り切れないコト

2006/08/07 01:48

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

一人の人間の内部の混沌は、文明の進歩に関わらず、むしろ社会が複雑化するほど精神の中に占める領域を制御不能なまでに拡大していく。人類がそれを意識するようになったのは新しいことと思うが、複雑化していること自体を認めることがその第一歩だろう。その発見は革新的なことで、複数の視座でものを見ることができることを大きな喜びと感じられるだろう。
この「どんがらがん」にはその喜びを感じさせる作品集。SF、社会派といった分類をされる本はみなそうなのかもしれないが、未来世界や異星人、あるいはCIAエージェントに多様性なんて言われても、それは自分の現実に関係ない空論の世界。その時は分かったような気になっても5分で忘れる。そうでない例の一つ、T.スタージョンは、その思考の分岐する道筋を美麗に修飾し、それを剥ぎ取ってみて初めて意味を知れる、注意深さを持った読者だけが物語の核に触れることができる屈折がある。それに対して本書はストレートで分かりやすい、明朗で優しい。
ただこういう1960年代の、現代に比べればシンプルな世界の分割方法が、今読んでも古さを感じさせない、それどころかいよいよ深刻な観点であると思わされるのは作品と別のところで考えさせられてしまう問題だが、ともかく予見性に優れているから現在でも読みごたえを感じられるのか、人間の自体の限界を突いていることによるのか。
そういう作品の中で、表題作と、「すべての根っこに宿る力」の2作が、世界を分割して近似的に理解するのでなく、混沌は混沌として読み直しているところで興味深い、というか傑作。言葉で表現すれば、善と悪、利害と優しさ、野心と諦め、といったことになるだろうか、人格の中にそれらが共存して矛盾しないことが奔放な展開を生む快感。この表現者としては、やはり1960年代に活躍したR.ゼラズニイの世界観を思わせる。
奇想としては、著名なタイトル「さもなくば海は牡蠣でいっぱいに」があるが、これはこの時代では目新しかったと言うところか。その他はサキ的なヒネリにヒューマニズムを被せて受け入れやすくなったスタイルだろうか。その方向での傑作は、東洋趣味と労働者階級の視線を組み合わせた「そして赤い薔薇一輪を忘れずに」が洒落ていて笑えた。

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2005/12/11 21:10

投稿元:ブクログ

藤子Fの短編で、日本の平均値をバッチリそなえた家族が登場し、隠しカメラで常になんでもない日常がリサーチされそれをマーケティングに利用する話があったが、それと併せて読みたい流行最先端の源流となる謎の一家の話がフィーリングッド。表題作は白痴化した部族が無闇に言葉の魔力を信じきりつつ、それが通用しない瞬間にゾッとした。いずれも変わった話、変わった設定ながら、"何故そうなったか"という所に固執、説明しない所と、悪意剥き出しというわけでなく、ただそうなだけの残酷さが心に残る短編集。

2007/05/10 15:20

投稿元:ブクログ

英語でかかれた短編の最高傑作といわれている作者のもの。ただ、時代が古いため、目新しさを探してしまう短編としてはいまいち。

2006/02/09 12:58

投稿元:ブクログ

ようやく読破。普段読み慣れないジャンルでもありなかなか梃子摺りました。難解で理解に苦しむ話もありましたが、それはそういう不思議感を楽しめました。・・・ただ、誰にでも勧められる感じではないかなぁ。

2006/06/18 01:20

投稿元:ブクログ

短編の素晴らしさよ!私がもっと語学に堪能であったなら原文を自身の眼と解釈で読めたのにな…。という口惜しい思いが未だある。

2006/12/10 00:52

投稿元:ブクログ

空前絶後の輝かしい受賞歴をもち、キプリングやサキ、G・K・チェスタトン
に比肩すると評されるアヴラム・デイヴィッドスン。この才気と博覧強記
の異色作家が遺した短篇を、日本の誇る才気と博覧強記の作家
殊能将之が編んだ傑作選。超兵器“どんがらがん”をめぐるピカレスク
でスラップスティックな表題作、完璧な短篇小説「ゴーレム」、ヒュー
ゴー賞受賞「さもなくば海は牡蛎でいっぱいに」、MWA賞受賞「ラホール
駐屯地での出来事」、世界幻想文学大賞受賞「ナポリ」、新本格ミステリ
的な逸品「すべての根っこに宿る力」ほか、全16篇を収録

2007/05/09 23:31

投稿元:ブクログ

空前絶後の輝かしい受賞歴をもち、キプリングやサキ、G・K・チェスタトンに比肩すると評されるアヴラム・デイヴィッドスン。この才気と博覧強記の異色作家が遺した短篇を、日本の誇る才気と博覧強記の作家殊能将之が編んだ傑作選。超兵器“どんがらがん”をめぐるピカレスクでスラップスティックな表題作、完璧な短篇小説「ゴーレム」、ヒューゴー賞受賞「さもなくば海は牡蛎でいっぱいに」、MWA賞受賞「ラホール駐屯地での出来事」、世界幻想文学大賞受賞「ナポリ」、新本格ミステリ的な逸品「すべての根っこに宿る力」ほか、全16篇を収録。

2008/11/15 23:20

投稿元:ブクログ

ちょっと奇妙なテイストの短編集。

面白く読めた話もあり、正直、何度読み返してもよくわからない話もあり…

2011/05/19 10:21

投稿元:ブクログ

ちょっとしたエピソードを膨らまして、彩り豊かなイメージと人の心の闇で味付けした短編集。ところどころハートフル。

2010/08/19 23:17

投稿元:ブクログ

ミステリ、ファンタジー,SFなどジャンルもテイストも多種多様な奇妙な物語16篇が収められた短編集。「ナポリ」がすごいね。視覚的なイメージ喚起力に圧倒されて翻弄される。「物は証言できない「ナイルの水源」「どんがらがん」もお気に入り。というか全部好き♪

2010/03/21 15:27

投稿元:ブクログ

「どんがらがん」って一体何〜?この作品群の特徴を一言でまとめるのは難しく、あえていうなら「変な味」のする物語。ミステリ、SF、ファンタジーの3ジャンルの文学賞の短編部門で受賞した希有な作家でもある(この3篇も収録)。ジャンルもテイストも多種多様、ホロリとくる人情もの、皮肉なラストを迎えるものなどストレートに伝わる短篇がある一方で、なんとも捉え難いわかりにくく書かれた物語もあったり、この作品群の中でひとつだけ抜き出して代表作を選ぶのは困難そうだ。個人的には『さあ、みんなで眠ろう』が後を引く切なさで一番のお気に入り、『ゴーレム』は老夫婦のそっけなさが笑えるし『物は証言できない』の皮肉さも面白い。【以下あらすじ&ひとこと感想を】『ゴーレム』とある老夫妻の家のポーチに無断で入ってきた灰色の顔の男。自分は人間ではないと話し出すのだが…。男が自分の正体に驚けとばかりに話すのだが、老夫婦の何食わぬ対応がおかしいったら(笑)。『物は証言できない』黒人奴隷問屋の男が地元新聞に黒人の委託販売の広告を出した。奴隷を者扱いする男に皮肉の利いたラストがよかった。EQMM短篇小説コンテスト受賞作。『さあ、みんなで眠ろう』長い宇宙旅行の途中の息抜きに寄るバーナムの惑星。旅行者たちは星に住むヤフーを下等な野蛮人と見なして狩りを楽しむ。この行為に憤りを感じた一人の男が絶滅を防ごうとするが…。前作同様弱者への擁護精神を感じさせる。胸にずしんと来るラストに余韻がいつまでも残る、一番好きな作品だ。『さもなくば海は牡蠣でいっぱいに』自転車店での奇怪な話。無機質な物が繁殖する奇妙さがおかしな作品。タイトルはS・Hの『瀕死の探偵』の中でホームズが口走った台詞に由来する。ヒューゴー賞受賞。『ラホール駐屯地での出来事』老人がかつていたラホール駐屯地の出来事を語る。一目おかれていた大男とネズミという渾名の小男。上等兵の女友達と大男が恋人になったのだが…。いろいろあっての顛末にやや驚き。MWA賞受賞。『クィーン・エステル、おうちはどこさ?』寒さの中を遠い勤め先のお屋敷に通っている家政婦クイーンエステル。屋敷の奥様はヒステリックで…。「おおさむ、おおさむ」で始まり「ほかほか、ほかほか」で終わるほのぼの感がよい。『尾をつながれた王族』尾を繋がれ動けないお父様やお母様たちに、一つ目は水を口に含み運ぶ。わかったような、わからないようなファンタジックな話。『サシェヴラル』暗く寒い悪臭が漂う部屋で、サシェヴラルは鎖に繋がれていた。最後のオチは二通りに解釈できそう。結局サシェヴラルは猿なのか。う〜ん。どうなんだろう。『眺めのいい静かな部屋』老人ホームで独り身のリチャードは他の男性たちと大部屋に詰めこまれていた。一方美しい妻を持つハモンドは眺めのいい部屋に夫婦二人だけで住んでいた。傭兵時代に対する疑惑をハモンドに追求されたリチャードは…。意外とシンプルなオチ。『グーバーども』両親と離別し祖父と暮らす少年。意地悪な祖父に「グーバーに売るぞ」と脅され言いなりになるしかなかった。子供を脅すためのつくり話かと思ったらそれが現実になる面白さ、皮肉が利いている。『パシャルーニー大尉』運転手つきの高級車、高価な服に品の良���物腰でトンプスン少佐が学校にやって来た。彼は長年会えなかった息子ジミーに会いに来たのだ。少年側の羨望の眼差し、少佐の意外な正体に切ない気持ちになる。『そして赤い薔薇一輪を忘れずに』チャーリーは同じ建物に住むアジア系の男が困っているのを助け、部屋に招かれた。そこには信じられないような美しい稀覯本が揃っていた。お金で買えない本という設定も魅力的。先を予想させる小気味なラストもよい。『ナポリ』どうにもピンとこない作品。男がナポリの雑踏のなかで彷徨う雰囲気は味があるけれど。ナポリに行ったことがあれば少しは面白さがわかるのかも?『すべての根っこに宿る力』真面目な警察官カルロスは最近周囲の人々が敵意をもった目つきで自分を見るようになったと感じていた。悩んだ彼は医者に診せたが診断に納得がいかず、祈祷師に会うほどに。ミステリ色の強い短編。独特の設定が要に。『ナイルの水源』流行に乗れない作家が一人の男に会う。かつて広告業界の一線で活躍した男だが、今はだれにも相手にされない老いぼれ。しかし彼にはある秘密の強みがあった。苦い。『どんがらがん』カナラス国の領主の息子マリアンは旅の途中、<矮人の王様がた>の飛び地で<どんがらがん>と呼ばれる大筒を運ぶ人々と出会った。彼らは大筒で人々を脅し食べ物をせしめながら進んでいるようだ。仮想のおとぎ話のような雰囲気、秘密兵器どんがらがんの脅威、宝の持ち腐れ状態の大砲組一党など、魅力的な中篇。ドリフのような爆発オチ、“Bumberboom”を「どんがらがん」と訳した訳者に拍手^^

2011/10/19 23:39

投稿元:ブクログ

 SFとミステリを、宗教とか呪術とかで味付けした変な短編集。すんごく読みにくいしハズレ方もでかい。意味わかんないのはほんとにわかんない。でもたまに大当たりを出す。そんな感じ。


 特に気に入ったのはこの3つ。

「さあ、みんなで眠ろう」
 どっかの惑星で、人間によく似たヤフーって原始人が発見される。狩りの対象にされたり慰みものにされたりして雑に殺されてるそいつらを、主人公がどうにかして救おうとするはなし。ラストが切ない。

「すべての根っこに宿る力」
 冒頭からしばらく、主人公の体調がどれくらい悪いかって描写が延々と続くだけで退屈だなーと思ってたら、たった一文で本格ミステリになっちゃった。この犯行動機はおもしろいなー。
 ただ、タイトルがほとんど内容と関係ない。

「どんがらがん」
 SFだけどドリフターズ的な要素もあるし、異世界召喚ものっぽくもあるという、かなり今っぽいネタの短編だった。わかりにくいけどギャグいっぱいだし、ラノベっぽいかも。
 猿の惑星が1963年でこれが1966年か。アレんとこはもろ影響を受けてるな。

2013/04/06 09:21

投稿元:ブクログ

このアヴラム・デイヴィッドスン傑作選「どんがらどん」を編んだ殊能将之が亡くなられたそうです、ご冥福をお祈りします。
(【かわくらメルマガ】vol.8で知りました、中村融による「Tさんのこと――追悼・殊能将之」ジワっときました)、、、

「どんがらどん」には『ゴーレム』(浅倉久志:訳)が載っていて、買って読まなきゃと思いつつ。。。これを機に購入します。

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「才気と博覧強記の異色作家デイヴィッドスンを、日本の誇る才気と博覧強記のミステリ作家殊能将之が編む。ヒューゴー賞、エドガー賞、世界幻想文学大賞、EQMM短編コンテスト最優秀賞受賞! 全16篇。」

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