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砂漠

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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2005.12
  • 出版社: 実業之日本社
  • サイズ:20cm/410p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-408-53484-6

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紙の本

砂漠

著者 伊坂 幸太郎 (著)

入学、1人暮らし、新しい友人、麻雀、合コン。学生生活を楽しむ5人の大学生が、社会という「砂漠」に囲まれた「オアシス」で超能力に遭遇するが…。パワーみなぎる青春小説。【「T...

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砂漠

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商品説明

入学、1人暮らし、新しい友人、麻雀、合コン。学生生活を楽しむ5人の大学生が、社会という「砂漠」に囲まれた「オアシス」で超能力に遭遇するが…。パワーみなぎる青春小説。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

伊坂 幸太郎

略歴
〈伊坂幸太郎〉1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年「オーデュボンの祈り」で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。「死神の精度」で日本推理作家協会賞短編部門を受賞。

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みんなのレビュー494件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

いつまでも素直な気持ちを忘れずに生きようよ!”ということを教えてくれる青春小説の決定版!

2006/02/06 00:31

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トラキチ - この投稿者のレビュー一覧を見る

今までの伊坂作品は本作と比べて読者を選ぶ節があったような気がする。
実際、私の周囲の人に貸しても面白かったと素直に喜んでいただける方7割と、少し斜に構えてるいるんじゃない(理屈っぽいという意味合いだと思われます)という意見の方3割ぐらいで、後者の方には残念な気持ちで一杯だったのである。
現在、面白い小説を紹介してくれと言われたら迷わずにこの作品を紹介したいと思っている。
伊坂さんだけじゃなく他の作家のどの作品よりも・・・
なぜなら本作は伊坂さんの鮮やかさが前面に出た非の打ち所のない作品に仕上がっているからだ。
過去のどの作品よりも全体の構成・読後感の暖かさ・テーマの大きさがレベルアップしているように感じられるのである。
伊坂さんって青春小説というイメージと少しかけ離れていたのであるが、まるで水を得た魚のように本作で披露した語り口の滑らかさには驚いた次第である。
この作品の素晴らしさは、“必ず読まれた方がもう一度大学生に戻りたい”と思えることだと思う。
現在進行形で学生生活を送っている方には“一日一日悔いのないよう”に過ごして欲しいという大いなるメッセージ作品だと言えそうだ。
本作の主人公・クールな北村を含めて男女大学生5人衆。
伊坂作品の最大の特徴である個性的キャラクターと軽妙洒脱な会話が読者を酔わせるのである。
より磨きが掛かったと言える本作、理由は明確である。
そう、読まれた誰もが度肝を抜かれた“西嶋”の存在である。
西嶋の登場=伊坂さんの大きな成長のあとが窺えると言えそうだ。
個性的でユニークな西嶋、かつて伊坂作品で彼のようなボケ役でありながら共感出来る人物の存在ってあっただろうか?
読者の方が西嶋に共感→調和できるのである。
過去に『チルドレン』で登場した陣内が最強の人物だったと思っていたが、本作の西嶋のように“生き方に賛同できる”レベルにはいたっていないような気がするのである。
作中で何度か麻雀シーンが登場する。
たとえば麻雀を知らない方が本作を読まれたとしよう。
少しわかりづらい点があるのは間違いのないところであるが、少なくともちょっとでも麻雀を知っていたらもっと楽しめたのにとか、あるいは麻雀を覚えてみようと思われた方が大半であろうと推測できるのである。
いわば読者も本作の麻雀ゲームに参加しているかのような気分になることが出来る。
言い換えればまさしく本に没頭している証拠であると言えよう。
最後に別れの時期がやってくる。
寂しさを感じた。
ああ、青春っていいなあ・・・
ユーモアだけじゃなくほろずっぱさも味わえる。
青春小説とミステリーと人生テーマの結合。
なんと贅沢な作品なんだ、本作は。
単に面白かっただけじゃなく、読んでよかったなと思える作品に邂逅した喜び。
繰り返すが今までの伊坂作品では味わえなかったのも事実である。
登場人物と同じ世代の方が読まれる以上に(『砂漠未経験者』)、過去を振り返り懐かしめる方(『砂漠経験者』)が読まれた方がより一層楽しめる作品だと言えそうだ。
なぜなら砂漠経験者の方が下記の作中の言葉をより共感できるからだ。
『人間にとって最大の贅沢とは、人間関係における贅沢のことである。』
私は今、ネット上でこの感想を書いている。
最後の方で伊坂さんに心地よく騙され、心地よく本を閉じれた(笑)
作中で胸をなでおろして喜んだ気持ちはまるで大学生に戻った気分、いや6人目の仲間に入った気分である。
伊坂さんの今までの作品群はどちらかと言えば個性派作家としてのもの。
本作を持って国民的作家への道のりを歩みだしたと断言したいと思う。
これからも小説の魅力を余すところなく伝えて欲しい。
ファンのひとりとしてのの強い希望である。
活字中毒日記

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紙の本

★五つでもいいかな、とは思うんですが、どうも主人公たちの馬鹿さ加減がいやですね。そのてん、女性陣は立派

2006/02/24 23:00

7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本を読んだ高二長女が開口一番に言ったのが「私も学園物語、書こうかな」でした。ま、学園モノっていうのとはちょっと違うんではありますが、彼女のいいたいことはよく分ります。「あれって、東北大学だよね」なんどと、そろそろ受験に向けてスタートを切り始めた娘はのたまいもします。前から伊坂は東北大学って言ってだろが・・・
装幀・写真/大塚充朗、装画/清 伊吹とあります。装画が結構インパクト与えてくれます。
巻頭言は
僕は砂漠についてすでに多くを語った。
 ところで、これ以上砂漠を語るに先立って、
  ある一つのオアシスについて語りたいと思う。
   『人間の土地』 サン=テグジュペリ
装幀・写真とある写真のほうは、各章の扉に小さなものが載っています。順番に紹介しておくと「春」には蝸牛の写真です。続く「夏」には建物の間から見上げた空、「秋」は、これって外灯?それともスタンド?「冬」はキャンパスでしょうか、並木道の向こうに多分朝日が昇るのが見えます。そして再び「春」で、透湿性のある舗石ブロックをアップした歩道の写真です。
舞台ですが、仙台にある国立大学とありますから、繰り返しますが東北大学、伊坂の、そして佐藤賢一の出身校です。主人公は一応、僕、北村としておきましょう。大学一年生で、第一部は春ですからこれから学園生活を始めるところです。性格は、読んでいるうちに苛々してくるくらいの優柔不断、事なかれ主義、立ち回るのが上手でと、まあ世の中にザラにいるタイプ。魅力、ネエー!
で、基本的には語り手=傍観者である北村に対して、この小説にとって鍵となる同級生たちがいます。実家がお金持ちで大学時代は思いっきり遊び、社会に出てからは家庭を顧みないで仕事に明け暮れるスーパーサラリーマンとなる、と宣言する鳥井がその一人です。男性陣からはもう一人、コンパに遅れてきながら延々と演説を始めて皆から顰蹙を買う、自己中、っていうか視野狭窄というか不器用なパンクオタクの西嶋がいます。
これに対する女性陣ですが、まず優柔不断な北村には、早々に恋人となるブティックの店員の鳩麦さんがいます。ともかく常識人ですが、その足許がいかにも年上の人らしくしっかりしていて、女性ですら惹かれる、そういう女性です。軽薄に近い鳥井には、関西人というものの実は中学時代は東京の練馬で鳥井と同級生だったことをコンパの席で確認しあうことができたホンワカムードの超能力者の南さんがいます。で、最後が仙台生まれで美女、姿勢もよくて大学中の注目を浴びながら声を掛けてくる男たちを無視しつづけ意外な男に心惹かれる東堂さんです。
ついでに目立つ人物を二人、主人公たちのグループとは違う連中とつるんでいるくせに、東堂は自分のものだと思い込む仕切りやの莞爾がいます。よくいます、このてのバカが。えてしてこの世ではそこそこ出世しますね。そして主人公たちの合コンの相手の一人で、後の彼らの人生に大きな影響を与えることになる長谷川さんがいます。
小道具として麻雀、超能力、合コン、ボーリングなどが出てきますが、話の核の一つが仙台市内に出没する連続強盗犯の事件です。中年親爺を見つけて「大統領か」って訊ねて、殴って、金を奪っていく謎の犯人です。西嶋は彼を「プレジデントマン」と名づけます。これらをくっつけると、どこか苦くて、それでいて我が家の高二娘が「こんな学園モノを書きたい!」といいたくなるお話になります。うーん、伊坂って偉いです。

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紙の本

青春ドラマ小説

2007/07/12 15:37

3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:leafmoon - この投稿者のレビュー一覧を見る

設定だけを取り出してみるとありがちなキャラクタばかりが登場して作られた話のようだが、読んでみるとそんな印象はまったくない。
伊坂マジックなのか、それぞれのキャラにとても魅力があって、楽しく読めた。

主人公の北村は目立たず発奮せず、しかししっかり自我を持った話し方で、いかにも伊坂的なキャラクタ。
「砂漠に雪を降らせる」、トリックスターの西嶋も、その異端児ぶりがとても良いと思った。

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紙の本

伊坂版青春小説

2006/10/06 18:15

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かつき - この投稿者のレビュー一覧を見る

伊坂幸太郎が大学生の青春小説を書くとこうなるのか〜。
論理的で鳥瞰型の北村。
スーパーサラリーマンになったらできないから、学生時代は恋と麻雀とでたらめな読書をやるという鳥井。
アメリカを糾弾し戦争を止めようと時と場所を選ばず訴える、パンクロックな西嶋。
おとなしいが、スプーン曲げや軽い物体を異動させることのできる南。
誰も見惚れる美貌を持つのに恐ろしく無表情な東堂。
この5人の友情と恋の物語。
こんな普通な青春小説を書いちゃうわけ? といぶかりました。
練馬の中学で同級生だった南と鳥井は、鳥井が横浜に越してしまい、疎遠になっていた。その二人が大学で再会。
よくあることなのでは? しかし伊坂幸太郎なのだから場所は言わなくても仙台なのだ。ああ、そうだ。小説を読むときに、勝手に場所を東京に設定している、自分の固定観念をグラリと揺らす。
そこからは一気に伊坂ワールドに突入。洒脱な言い回しに「クスリ」。「売れる小説」の条件はまるで自虐。不可解な大人(古賀さん)は名刺さえ侮れない、大きな存在感。信じられない能力を「あれくらいなら」と軽々やってしまう南(彼女がつくる麻雀の役も芸術的)。
学生生活で漠然と感じている、「楽しいのは今だけ」「卒業したらレールのない選択が待ち受けている」「そこから先は砂漠でのサバイバル」「だからムリヤリ思い出作り」といった不安感と焦燥感を描き出します。
やや弱いながらも、伏線で読者をだますのも健在。固定観念はいかんな。
「春」
鳥井がセッティングした合コンで短大生の長谷川と知り合う。彼女たちと遊ぶうちに、ホスト礼一と鳥井はボウリングで賭けをすることに。
「夏」
西嶋は市内に現れ「大統領か?」と聞いてくる連続強盗に興味を示し、勝手に「プレジデントマン」と名づける。長谷川の友人が襲われ、その男が逃げこんだ家を、北村、鳥井、西嶋は見張ることに。
「秋」
学祭で超能力反対論学者麻生と、超能力少年として有名だった、今は中年になった鷲尾が対談することになる。西嶋は鷲尾と組んで麻生の鼻を明かしてやることに。
「冬」
北村がプレジデントマンに襲われ、素性不明の古賀さんの名刺で切りつける。意外にもプレジデントマンの左手を傷つけることに。

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2006/01/27 10:04

投稿元:ブクログ

伊坂幸太郎らしい軽妙さのある大学生の話だけれど、「夏」の事件はさすがに重かった。5人のキャラは際立っていて、その会話が絶妙。

2006/05/07 14:08

投稿元:ブクログ

大学生ミーツ超能力みたいな出版社レビュ見たんで、そういうモンかと思っていたんだが、そうでもなかったね。どっちかっつーと、「魔王」系。伊坂モノとしてはあんまり好きじゃないタイプ。

2006/05/04 21:15

投稿元:ブクログ

相変わらず引用が多くて。
思想が色々書いてあって。
仕掛けも色々あって。
伏線もあって。
駄洒落もあって。
麻雀を知ってたらもっと楽しめたのかなと思う。
でもよかった。
面白かった。
西嶋の喋り方がいい。「俺はね、〜ですよ」というのに統一してあって。

2006/01/08 20:29

投稿元:ブクログ

「大学の1年間なんてあっというまだ」
仙台の国立大学を中心に5人の男女が社会という砂漠で格闘する。
学生の存在意義とはなにか?私たちは何をすればいいのか?

伊坂作品ではミステリアスな美男子が多く出てきますが、今回はミステリアスなデブさんが出てきます☆笑。でも素敵♪

2008/01/06 23:06

投稿元:ブクログ

くさくなりがちな内容をくさくさせずにうまいことまとめた青春小説。個人的には主人公の彼女が好きだった。あと読むと麻雀やりたくなります。

2006/01/05 16:43

投稿元:ブクログ

伊坂節炸裂の正統派青春小説。ミステリの面白さを求めるとがっかりするけど、青春コメディとして読むと読後感もスッキリ爽快。仙台の大学に入学したばかりの北村、美人だけど愛想のない東堂、麻雀がめっぽう強い超能力少女南、アメリカの横暴を本気で憂うデブ男西嶋、女にモテてなんぼという軽薄男鳥井の5人組が大学生活の春、夏、秋、冬に経験する出来事を描く。メインの5人がそれぞれヘンで個性的で魅力的(特に西嶋サイコー!)社会という砂漠に出て早○年、すっかり擦り切れささくれだった私の心に雪が降りましたよ〜。理屈ではなく、前向きに明るい気分にさせてもらいました。

2006/04/05 15:01

投稿元:ブクログ

印象に残ったのは麻雀とキックボクシングです(^^)

伊坂さんの書き下ろし長編は大学生を描いた青春小説。個性的なキャラが生き生き描かれているので楽しめます。最初は軽いと思った鳥井が、ある事件で片腕を失い落ち込んでいる様子と、その相棒の北村のコンビは、「青空の卵」に出てくる引きこもり探偵・鳥井と「僕」を思い出させましたが、本作では、それにアツい西嶋、クールビューティの東堂、超能力を持つ南など、個性的キャラがにぎわします。

楽しく読めて面白かったです。例によって物語が絡み合うやり方や伏線の張り方など、うまい物語展開とも思ったけど、伊坂さんの作品だとどうしても期待が大きくって(^^;

しゃべる案山子などが出てくる作品もあるのだから、超能力でピンチを救うって言うのはあってもいいけど、以前のどこか架空のおとぎ話的感じから、かなりリアルな学生生活って感じで舞台を移したので、超能力の発揮もご都合主義に思えてしまう。

近くにいたら疎ましい西嶋だけど、話す事は妙に納得させられてしまうのが、さすがと思わせるものがありました。そんな西嶋に引かれる美人の東堂、それもありかなと思ったりするところが学生の自由さかもしれません。

余談ですが、東堂さんのお父さん「それはいいね。ちょうどそうしたらいいと言おうと思っていたんだ」って台詞、懐の深さを感じさせました。

ちなみに麻雀を知らない私には、役のすごさが分からずに、麻雀がやたら強い女性・南のすごさが超能力だけになってしまったのは残念。

最後に、表紙はどうにかならないものかな(^^;

2006/03/01 00:01

投稿元:ブクログ

麻雀を通して仲が結ばれ、トラブルメーカーの鳥井と怒れる哲人西嶋の二人を軸にして起こる事件が鳥瞰型の冷めた主人公を変えていく。そして主人公も鳥井や西嶋をかえていく。たった四年間だけどだんだん濃くなっていく友情が、自分の学生時代とかさなってじんときました。

2006/01/21 02:17

投稿元:ブクログ

名前に東西南北が付く麻雀仲間。
友達になるきっかけってそんなもんだったりするんだろうなぁと思う。
西嶋は、サンボマスターの山口氏を彷彿とさせます。絶対そう。熱く語る語る。世界の貧困をどうのこうの以前に傍に居る人すら救えない自分がいる。まずそこからでしょ。熱いって良いなぁ。

2006/02/07 06:33

投稿元:ブクログ

まんまと引っかかったなぁ……。読み返すと、ああ!!って思うところが多いのになぁ。確かに四年間費やしていた時間の方が納得がいく場面が多いよなぁ。

2007/10/15 21:15

投稿元:ブクログ

友達に「どんな話?」って聞かれたとき、「大学生が砂漠に雪を降らせようとしたり麻雀したりする話」って答えた、そんな本でした。大学4年の秋に読めてよかった。
あーもうあたし伊坂幸太郎の本10割で泣いてる…これもすごくよかった。主に鳥井と西嶋に泣かされた。大学生って高校生より大人でずっと自由だけど、そのぶん将来とか責任とかいろいろリアルに不安になるんよね・・・社会にはまだ出てないけど、だんだんリアルに見えてきてじわじわ近付いてるかんじ。でも、大人になったからといって一人の人間ができることってすっごく少なくてもどかしい。社会ってなんだろう・・・
伏線の回収もだけど引用もうまくてかっこいいなあ。あとこの本のカップルはみんなすごく素敵だ。
それにしても、ちゃんと麻雀覚えようと思った。これ麻雀わかんないと面白さ半減だよね!ひぐらし(原作)のときもそう思ったので今度こそ真剣に覚えよう。大学生=麻雀、ってイメージがずっとあったのに結局大学生のうちに1回もやってないんだぜ。