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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2005.10
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮新書
  • サイズ:18cm/191p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-610137-8

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紙の本

人は見た目が9割 (新潮新書)

著者 竹内 一郎 (著)

理屈はルックスに勝てない。言葉以外の膨大な情報が持つ意味を考え、心理学、社会学からマンガ、演劇まであらゆるジャンルの知識を駆使した日本人のための「非言語コミュニケーション...

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人は見た目が9割 (新潮新書)

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商品説明

理屈はルックスに勝てない。言葉以外の膨大な情報が持つ意味を考え、心理学、社会学からマンガ、演劇まであらゆるジャンルの知識を駆使した日本人のための「非言語コミュニケーション」入門。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

竹内 一郎

略歴
〈竹内一郎〉1956年福岡県生まれ。横浜国大卒。博士。九州大谷短大助教授などを経て著述業。「戯曲・星に願いを」で文化庁舞台芸術創作奨励賞佳作、「哲也」で講談社漫画賞を受賞。

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みんなのレビュー425件

みんなの評価2.8

評価内訳

紙の本

新書は見た目が9割

2011/11/29 10:16

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:koo± - この投稿者のレビュー一覧を見る

最近オナカが出てきました。

いや、書評の話ですよ。ホントだってば(汗) 無駄な脂肪を取り除いてスリムにダイエット。それは文章だって同じこと。何事もパッと見の印象は大切です。そんな理由で購読。

著者の竹内 一郎さんの別名は、漫画原作者のさい ふうめい氏。筆名の「さいふうめい」の由来は、「一切不明」から来ているそうです。手塚治虫さんの研究などもされているのですね。

●ノンバーバルコミュニケーションとは?

人間が伝達する情報の中で言葉の内容そのもが占める比率は7%。それを「ノンバーバルコミュニケーション(言葉以外の伝達)」というキーワードで定義付け。心理学、社会学からマンガ、演劇まであらゆるジャンルに当てはめて「非言語コミュニケーション」の重要さを解説しています。

・アメリカ大統領選挙の公開討論では、「まばたきが多い方が、討論後の勝敗の印象を尋ねる世論調査では負ける」(P11)

・食品業界にはタブー色がある。青がそのひとつだ。同じするめを「赤い袋」と「青い袋」に入れて売ったら、後者が売れ残ったということがあったらしい。(P114)

なかなか興味深いウンチクもちらほらと。文体もライトで読みやすい。

・ アクションの大きい人は、他人の気持ちを自分に向けようとする人物だから、他人の感情を理解し、細やかな心配りをしたりするのは苦手なことが多い。(P46)

ギクリ!

「その大げさなタメ息どうにかならないの? それから、いい大人がちょっと病気になったぐらいで、しんどい痛いってわめくのもどうかと思うけど」

とはヨメのつぶやき。はい、肝に銘じます。

●漫画家志望の方への技巧書

・東洋には水墨画の伝統があった。黒一色で描かれた芸術を評価し、鑑賞する土壌を持っていた。漫画が白黒で流通するようになった理由はそれであろうと私は推測している。(P109)

なるほど。漫画原作者の方だけあって漫画に関する話題が多いですね。ていうか前半はそればっかり。手塚さんの「ロストワールド」のオリジナル版や石森章太郎さんの「龍神沼」など、僕の幼少期のバイブルだった作品が解説されていたのは思わぬ収穫でしたが。

でも、その系統に話題が偏りすぎですね。これでは漫画家志望の方への技巧書。そのスジの方には、たしかにオススメです。一般的に「漫画の描き方」本って表層的なテクニックしか解説してないものが多いし。しかし本著の表題を見て手に取る購買層。対人関係など社会生活の参考に取り入れようとなされる方が大半の筈。

ちなみに本著は100万部突破のベストセラー。みなさん、まんまとやられましたね。まあ僕もその中の一人ですが。普通、漫画の技巧書ならせいぜい100分の1の売れ行きでしょう。

まさに「新書の表題は見た目が9割」ですね。



※「です・ます調」レビュー100本ノック。10本目。

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紙の本

日本の伝統たる文化風土を想い出させる好著

2006/03/07 14:07

16人中、13人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちょーさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「巧言令色鮮仁」という格言がありますが、最近では、こうした性格・性癖のある知識人がもてはやされているようです。換言すれば、「学而時習之、不亦説乎」を実践している人は少ないと言えるのではないでしょうか。実利を追い求めて、受け合いの論理、明確な意思表示、つまり自己主張することが重要だとの認識が広まっています。明確な言行、態度を示さないと、この競争社会では敗残者となってしまうという一種の脅迫観念が支配しているようです。
 これは、西欧、とくに戦後の米国の考え方を理想とする知識人、経済人などに、主に見られる傾向ではないでしょうか。効率主義、合理主義など、いわゆる経済優先、「市場万能主義」です。その根底には、人は万物の霊長であるというヒューマニズム(人間中心主義)の傲慢さが見え隠れしています。こうした16世紀以来の「市民社会」という啓蒙思
想にもとづく哲学思想を「普遍なるもの」として、これを憧憬し模倣することが当然であるとする考え方が一般化しています。
 いまでも、こういう欧米思想を先進的、あるいはグローバル化だと主張して、改革を唱道する知識人が多々います。たとえば、近刊でいえば、エコノミスト誌編集長のビル・エモット「日はまた昇る」(2006年2月8日第1刷発行 草思社 1200円)や自称・改革屋の上山 信一「だから、改革は成功する」(2005年12月24日 ランダムハウス講談社 1600円)などです。確かに、グローバル経済時代では、市場統制機能による改革は必要だとしても、なぜ欧米の理論や手法を無批判に取り入れるのか、いささか疑問におもっていました。
 本書には、そうした欧米とは違う価値観が、未だに日本文化には残存していることを、劇作家、漫画家の観点から説いています。ノンバーバル(非言語)・コミュニケーション入門といった位置付けとなっています。人が他人から受け取る情報(感情や態度など)の割合は、つぎのようであるから十分、そのことを熟知したうえで、人と接しなければならないとしています。
  ① 顔の表情 ・・・ 55%
  ② 声の質(高低)、大きさ、テンポ ・・・ 38%
  ③ 話す言葉の内容 ・・・ 7%
 それを具体的に、人の六官(色声香味触識)に分けて、恋愛、夫婦、仕事などに、どのように影響を与えているかを興味深く詳述しています。
 一例をあげると、オンナの嘘が見破れない理由、勘が鋭い女性、潤んだ瞳の女性はなぜモテるのか、などを、心理学、文化人類学の説を引用しながら納得させています。トイレの距離、良い間・悪い間、マンガの伝達力、顔色(笑い、微笑み)・表情、ポーズなどもテーマにしています。
 また、日本人は生来、「無口なおしゃべり」であるとして、「語らぬ」文化、「わからせぬ」文化、「いたわる」文化、「ひかえる」文化、「ささやかな」文化、「流れる」文化が脈々として生きていることも述べています。
 行儀作法もメッセージとして、最近のビジネス・マナーの荒廃を嘆いています。応接室への案内、エレベータの乗り方、車の席順など、企業の戦略以前の問題として、つまり、企業、あるいは自治体の社風、職場風土、コンプライアンスを重要視しなければならないことも喚起しています。西欧思想を憧憬し模倣することに専心している方に、是非とも読んでいただきたいです。

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紙の本

マンガ家志望の中高生にお薦めの参考書

2006/03/28 22:07

11人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:GTO - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ここで述べられている「見た目」とは、容姿のことではなく、非言語コミュニケーション全般のことである。この本で述べられていることは、特に目新しいことではない。昔から言われてきた非言語コミュニケーションのポイントがまとめてあるだけで、新しい調査による研究結果を発表しているわけでもない。どちらかと言えば、演出家・マンガ原作家としての経験に即してアドバイスを述べている本である。

 だから演出家、役者やマンガ家志望の人に参考になる内容が盛りだくさんである。日常生活に役立つかは疑問である。ここで述べられているようなことは、ほんらい成長過程で自然に身につける(つく)ことである。成人してもそれが身についていない人はかなり鈍い人で、言葉で指摘されて変われるとは思えない。特に30も過ぎた人間は、頭で理解できても自然な所作として身につけることは極めて難しい。どうして自分が誤解されたり、いじめられたり、嫌われるのかは自分で気づくしかないから。

 「第7話 良い間、悪い間、抜けてる間」は、新任教師や授業の下手な教師に読んでもらいたい部分だ。「びっくり間」を使えない教師には、良い授業はできない。「長い間」(沈黙)に耐えられない教師は、生徒とラポートが築けない。

 「第8話 トイレの距離、恋愛の距離」では、アメリカの文化人類学者エドワード=ホールの有名な「心理的距離」を取り上げているが、この距離は、立ち位置などとともに民族(文化)によって違うこと、そして日本人の場合の距離はどうかにも触れてほしかった。

 途中、マナーや町に溢れる色の話など小ネタも散りばめられていて楽しく読め、若者向きである。

 最後に、虚構の世界では通用しても、現実の世界では、あまりにもノンバーバル・コミュニケーションをうまく操れても実質が伴わないと、長期的には信用されなくなることを忘れないように、と付け加えたい。

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紙の本

面白いが,研究書ではなくエッセイ

2008/04/04 00:23

7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BCKT - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者は1956年(久留米市)生まれ。ほー,九州男児がこげなタイトルの本ば書いたとね。なさけんなか。横浜国立大学卒業。4年の労働者経験・東南アジア在留などのあと,九大(比較社会文化(旧教養部))で博士号。九州大谷短大(助教授)などを経て著述業。何やらかしたんだろう? 教授会ボイコットしてジム通い? 生徒を自殺に追いやった?  『戯曲 星に願いを』(文化庁舞台芸術創作奨励賞佳作),『哲也 雀聖と呼ばれた男』(講談社漫画賞)。48歳時の作品。手許のは刊行から12ヶ月を待たずして39刷。すげぇ売れてる! 


第1話 人は見た目で判断する
第2話 仕草の法則 
第3話 女の嘘が見破れない理由 
第4話 マンガの伝達力 
第5話 日本人は無口なおしゃべり
第6話 色と匂いに出でにけり 
第7話 良い間,悪い間,抜けてる間
第8話 トイレの距離,恋愛の距離 
第9話 舞台は人生だ 
第10話 行儀作法もメッセージ
第11話 顔色をうかがおう


「人は見た目が9割」という題名だから,どこをどう見せられれば(演出できれば),他人からよく思われるのか?という有名無名の心理学者がよく書くハウツー本だという本書の第一印象は大きく裏切られている。筆者が,比較社会文化で博士号とってるくらいだから,社会学か心理学の教員が論文指導に当たったのだろうから,内容は多分・・・という学歴からの推測は,本書に関する限りあんまり当たってない。むしろ彼独自の経歴が色濃く本書に反映されている。彼の“経歴”とは,その職歴上の受賞歴からみられる,舞台演出家として,もしくはマンガ原作者としてである。


ただ,“元”とは言え大学教員(研究者)だったんだから,「・・・らしい」で主張根拠を曖昧にせず,出典くらいはいちいち明示して欲しい。だって,これじゃ印象論だよ。居酒屋の呑み話じゃないか!って批判されてしまう。


ということで,本としては面白かったが,研究書ではなくエッセイ。やっぱ,この“エッセイ”感がベストセラーに繋がるってことなんだろうけど・・・。男尊女卑なんか九州でん時代錯誤ばってん,人間(の価値)は“見た目”じゃなかよ。なんば言いよるかじゃなかとよ,なんばしてきたか?よ,なんばするとか?よ。(755字)

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2009/05/01 21:11

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2006/01/14 16:43

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2008/02/11 22:01

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2006/07/23 23:35

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2008/05/12 14:21

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2006/01/10 00:37

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2006/04/30 23:42

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2011/06/26 14:53

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2006/01/07 12:36

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