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著者/著名人のレビュー
東條英機とは何者だ...
ジュンク堂
東條英機とは何者だったのか。感情的な断罪や讃美を排し、綿密な資料調査と徹底的な取材を通して、なぜ軍人が総理大臣となり、戦争へと突き進んでいったのかを明らかにする。幼少期から軍人の道を歩み始め、やがて戦争指導者となり、敗戦、東京裁判へといたる過程と、その人物像をさぐることで、近代日本の実像へとせまる。「東條英機は、歴史的には山県有朋や伊藤博文がつくりだした大日本帝国の〈拡大された矛盾の清算人〉であったと思う。誰かがどこかの地点で、清算人になる宿命をもっていたのだ。そのことを踏まえつつ、東條英機の性格が権力者としての立場にどう反映し、時代の様相をどのように変えたのかを検証していきたい」「なぜこのような指導者が時代と歴史を動かしたのか。それがこの国のもっとも重大な反省点である。昭和の15年に及ぶ戦争から真に教訓を学ぶとするなら、東條英機の実像を明確に歴史に刻んでおかなければならない」(「まえがき」より)。あの戦争を歴史として、冷静かつ正確に認識するためにも必読の書。
出版ダイジェスト:2006年8月
テーマ『昭和と平成の歴史的結節、そして現在 近代天皇制を問い直す-その来し方・行く末』より
紙の本
興味深い
2023/09/12 11:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
東条英機について、多面的に分析されていて、興味深く読むことができました。天皇との関係など、事実を丹念に追っていて、よかったです。