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ローマ人の物語 14 キリストの勝利

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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2005.12
  • 出版社: 新潮社
  • サイズ:21cm/306,7p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-309623-3

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紙の本

ローマ人の物語 14 キリストの勝利

著者 塩野 七生 (著)

【新風賞(第41回)】4世紀末、ローマの針路を大きく変えたのは、皇帝ではなくひとりの司教であった−。ローマ帝国はついにキリスト教に呑み込まれる。帝国衰亡を決定的にした、キ...

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ローマ人の物語 14 キリストの勝利

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【新風賞(第41回)】4世紀末、ローマの針路を大きく変えたのは、皇帝ではなくひとりの司教であった−。ローマ帝国はついにキリスト教に呑み込まれる。帝国衰亡を決定的にした、キリスト教国教化の真相に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

塩野 七生

略歴
〈塩野七生〉1937年東京生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業。1970年からイタリアに住む。「海の都の物語」でサントリー学芸賞、菊池寛賞を受賞。2002年イタリア政府より国家功労賞を授与。

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みんなのレビュー23件

みんなの評価4.2

評価内訳

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紙の本

多様性が失われていく斜陽のローマを描く

2006/01/06 23:40

10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アラン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本シリーズも本巻を含め、いよいよ2巻を残すのみとなった。誠に寂しい限りである。本巻は、大帝と呼ばれたコンスタンティヌスの死直後から、これまた大帝と呼ばれたテオドシウスが死し、帝国が東西に分裂するまでを描いている。題名のとおり、キリスト教が帝国のヘゲモニーを握り、ローマ発展を支えていた寛容の精神が失われていく様が描かれている。本巻では、“背教者”ユリアヌスが歴史の流れ(?)に抗してギリシア・ローマ古来の神への信仰を復活させようとしたのを除けば、一貫して他の皇帝たちはキリスト教を保護・優遇し、テオドシウス帝の治世でついにキリスト教がローマ帝国の国教となるに至った。
 著者はキリスト教を大変嫌っているようである。あるいは多様性を愛し排他性を嫌っていると言った方が正確かもしれない。正直言って本巻の最初の1/3は、文章に力がこもっておらず、著者も手を抜いているかと思ったが、ユリアヌス帝の章になると、文章がとても活き活きしてきて、引き込まれていった。キリスト教中興の祖とでも言える司教アンブロシウスの章についても、ローマのよさが失われていくことが鮮やかに描かれているという点で、これまた文章に引き込まれていく。そして最終巻で蛮族に帝国が乗っ取られることが暗示されている。次巻を早く読みたくて待ち遠しい一方、最終巻となるのは大変残念であり、すこぶる複雑な心境である。

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紙の本

カエサルを扱った巻を除けば、一番分かりやすかったかかもしれません。なんたって、あの「背教者ユリアヌス」が登場するんですから・・・

2006/03/04 21:23

10人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

さてさて、10年以上読みつづけてきたこの塩野ローマ史も残すところ一冊になってしまいました。今年の暮には、最後の一冊が出てしまう。次は何を書いてくれるのかな、少し休養かな、でももっと塩野に教えて欲しいことがあるしなあ、なんて思います。で、今回のカバー写真、結構ショボイです。なんだ?このオッサンは、と思う方も多いのでしょう。それへの対策はちゃんとうってあります。
彼の名は聖アンブロシウス、ミラノの聖人に列せられるほどの人物だそうです。私、全く知りません。で、「読者に」のあとのほうで、何故この巻の表紙にアンブロシウスが選ばれたか、その理由が書かれています。要するに、時代を表わす顔なんですが、今までの雄々しい皇帝たちに対して、どこか卑しい顔つきですよね。それがキリスト教である、とは私の勝手な理解です。
本の構成を書いておけば、「読者に」に始まり、第一部 皇帝コンスタンティウス(在位、紀元三三七年から三六一年)、第二部 皇帝ユリアヌス(在位、紀元三六一年から三六三年)、第三部 司教アンブロシウス(在位、紀元七四年から三九七年)、年表、参考文献1、図版出典一覧6、ということになっています。
で、この時代がどんな時代であったのか、各部の章のタイトルからキーとなるものを書いておきましょう。まず第一部では、「コンスタンティウスとキリスト教」「ゲルマン民族」「ローマでの最後の凱旋式」。第二部では「ササン朝ペルシア」「「背教者」ユリアヌス」「対キリスト教宣戦布告」。第三部では「フン族登場」「「異端」排斥」「キリスト教、ローマ帝国の国教に」といったところです。
最初にキリスト教を公認したのが、後世から「大帝」の尊称づきで呼ばれるコンスタンティウスで、彼の死が紀元三三七年で、この巻で取り上げられるコンスタンティウスはその三男。で、ユリアヌスは甥にあたります。私だけなんでしょうが、カイサルのあたりを別にすれば、結構、名前だけは朧気に頭に残るんですが、人物相互の関係が意外と理解しにくかったりしていた権力者たち。でも、この巻だけはそこが理解しやすいです。
しかも、読んでいて思うんですね、いよいよ出たか「背教者ユリアヌス」って。そう、この本の中で塩野も言及している辻邦生の傑作『背教者ユリアヌス』、その人が第二部で出てきます。背教者、っていうのが如何に勝手な命名であるか、キリスト教の害毒というのは果てしないなあ、何て思うんです。
その道を開いたのが第一部の主人公・皇帝コンスタンティウスであり、その父親であるコンスタンティウス大帝です。そして、着々と布石をうって、キリスト教を世界宗教にし、現在の世界の混乱の元を作った男というのが、冒頭で私がショボイ、と書いた司教アンブロシウスです。裏に回って画策する官僚みたいな奴です。
ともかく、ローマとキリスト教の関係が手に取るように解ります。個人的に思うんですが、今まで出た14巻のなかでも読みやすさで言ったらベストではないかな、そんな気がします。なぜ20世紀が戦争の時代であり、21世紀がテロの時代であるのか。もし、ユリアヌスがあと10年生き長らえていたらこの悲惨はなかったのではないか、そうすれば黒船はなく、当然、鎖国も開国もなく、明治維新や天皇制や帝国軍人といった悪夢のような存在もなかったはず、なんて夢想もできます。
策士をアンブロシウス描いたモザイクはミラノ・サンタンブロージョ教会所蔵だそうです、装幀は勿論、新潮社装幀室。

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紙の本

真の哲人皇帝

2007/12/29 00:10

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コーチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 『ローマ人の物語』第14巻の表紙を飾る人物は、聖アンブロシウス。これまでのシリーズ、特に帝政期からの巻の表紙に現れたのは、皇帝など政治的リーダーばかりであった。ついにキリスト教がローマの国教となる過程を描いた本巻の表紙が、それの聖職者であるというのは、意味深長である。アンブロシウスは、ミラノ勅令によって市民権を得たキリスト教を、国教とさせるべくテオドシウス帝に働きかけ、最終的に同宗教がローマを支配することを可能にした人物である。そして彼は、その前では皇帝さえも跪かざるをえないほどの絶大なる権威を確立した。表紙の肖像画でもって作者の塩野が暗示したかったのは、キリスト教が国教となったローマで事実上の権力を握ったのは、皇帝ではなく教会であったということであろう。
 それはともかく、私がこの巻で最も心を惹かれた人物は、アンブロシウスの少し前に出た皇帝ユリアヌスである。彼は、コンスタンティヌス帝没後、息子のコンスタンティウス2世による粛清の中で生き残った、数少ないコンスタンティヌスの親族の一人であった。事実上幽閉の状態で哲学のみを友としながら青少年時代を送った彼は、兄ガルスの処刑後、突如ガリアの副帝として、ゲルマン人征伐の総指揮を任される。軍事も何も知らない彼は、コンスタンティウスからの後方支援もなく、軍団からは冷笑で迎えられた。しかし、彼にはこつこつと仕事を行う忍耐と責任感があった。また、若い頃から親しんでいたギリシア哲学の恩恵もあった。くじけそうになったとき、彼はよくこう叫んで自らを鼓舞したという。「おゝ、プラトン、プラトン、哲学の一学徒というのに何たる大仕事!」
 そして、このひよわな哲学青年が、もてるかぎりの力を発揮して軍隊を指揮した結果、なんと彼は蛮族を撃退したのである!その後も持ち前の健気さで、内政もよくこなしたユリアヌスに対して、以前はあざけりと猜疑の目で見ていた兵士たちも、全幅の信頼と尊敬を寄せるようになり、ついには彼を自分たちの皇帝と仰ぐようになる。やがてコンスタンティウス2世の死後、彼はただ一人の皇帝となる。
 皇帝になってからの政策から、後世ひとはユリアヌスのことを「背教者」と呼ぶようになる。なぜなら彼は、キリスト教会にのみ認められるようになった免税などの特権を廃止するなど、キリスト教一色となったローマの社会をもとの、多神教国家にもどそうとしたからである。これに関して、塩野は次のように書いている。
 ―ユリウス・カエサルもアウグストゥスも・・・ユダヤやガリアやゲルマンの神々への信仰はなかった。だが、それを信じている人の信仰心は尊重したのである。お稲荷さんを祭った神社の前を通ってもお参りはしないが、その前で不敬な振る舞いはしないということだ。この種の寛容とは、多種多様な生活習慣をもつ人間が共に生きていくうえでの智恵の一つなのだが...それが失われつつあるのを見かねての、ユリアヌスが発した「全面的な寛容」であった―
 だが、このような政策も、キリスト教一色に染まりつつあったローマ社会の流れを変えることはできず、結局ユリアヌスは東方遠征の最中、敵の槍に当たってこの世を去る。皇帝在位わずか19ヶ月間という31歳の死であった。
 『ローマ人』シリーズを読み進んでいく中で、自ら哲学を愛好する私は、ローマ史に現れる哲学者にはキケロ、セネカなど器の小さな者が多く、あの哲人賢帝マルクス・アウレリウスさえも実はそれほど賢明な政治を行ったわけではないということを知らされ、哲学者に対する信頼を失いつつあった。しかし、このユリアヌスの章に至って、真に哲学を自己の糧としながら、立派な足跡を歴史に刻んだ人物に会えたような気がした。ユリアヌスこそ、消えつつある古きよきローマをとりもどし、それを守ろうとした真にローマ人らしい偉大な皇帝であった。死の直前に、彼が自分の人生と信念を語った、いかにも哲学者らしい言葉を読めば、心ある者は誰しも涙せずにいられないだろう。
 しかし、こんなにも愛すべき人の死後、ふたたびキリスト教は勢力をひろげ、策士アンブロシウスの企みは成功をおさめる。そして、ついにはこの巻のタイトル通り、キリストが勝利するのであった。

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紙の本

なんだか先が読みたいような読みたくないような……

2006/07/08 05:48

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SnakeHole - この投稿者のレビュー一覧を見る

「ローマ人の物語」も残りわずか,案の定というかまたしてもというか,とにかくどんどんローマのローマらしき美点,ローマ人のローマ人らしき合理的精神が「溶解」していくさまを描くのは著者にとっても辛いらしく(そりゃそうだ,ふつう何かを好きになるのはその対象物の勃興・隆盛の時であって衰退期ぢゃない。貴乃花が休場ばっかりしているのでファンになった,というヒトはいないだろう?),筆の進みも渋りがち,読んでおるこっちにもそれが伝染してしまい,なんだか先が読みたいような読みたくないような(読んぢゃうんだけどね)妙な気分になる。
時代は「ミラノ勅令」のコンスタンティヌス帝の跡を継いだ親戚殺しのコンスタンティウス帝,彼がやむなく後継にした(なにしろ他の血縁者を全部殺しちゃってたから)「背教者」ユリアヌス帝の治世を経て,ついに帝国がキリスト教に呑み込まれるまで。オレにとって結構メウロコだったのは,ローマ市民にキリスト教が流行した理由のひとつがコンスタンティヌス帝による「キリスト教徒への免税」だったこと,それからテオドシウス帝がはっきり「キリスト教国教化」へカジを取ったときの「廃仏毀釈」が,本邦明治維新のときのそれより陰惨苛烈を極めたこと。皮肉なことに「ウチの中で先祖に祈りを捧げるだけでも死罪」つうのは,江戸幕府がキリシタンに対して行なった弾圧を彷彿とさせる。げにおそろしき,めぐる因果は糸車(ちょっと違うか)。

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2006/02/02 22:46

投稿元:ブクログ

いよいよローマ帝国も、キリスト教に呑み込まれていく時代。最後に抵抗したのがユリアヌス皇帝ということで、おなじみの「背教者」ユリアヌス。。となるそうです。

学生時代に大枚はたいて購入したのだけど、あまりのボリュームに、読む気力が萎え、ずっと積読状態であった辻邦生さんの「背教者ユリアヌス」。ようやく読んでみようかという気になりました。
2006/2/1

2010/07/17 11:37

投稿元:ブクログ

2010/07/16 古来のローマを守ろうとした最後の皇帝ユリアヌスへの、筆者の哀惜があふれている。帝王教育を受けず政治も軍事も経験がなくても、歴史と哲学を学び、帝国を背負う覚悟ができた人なのだろう。

2006/02/13 22:18

投稿元:ブクログ

滅び行くローマに哀感を漂わせつつ,『背教者』ユリアヌスの人となり,政治感覚を提供している。キリスト教って,何だかねえ・・・。

2007/10/04 12:48

投稿元:ブクログ

 各章の名前は、コンスタティンウス、ユリアヌス、アンブロシウスの名前が冠せられている。ただ本文中の分量としては、ユリアヌスの記述が多く、コンスタティンウス、アンブロシウスの記述は少ない。
 なぜだろう?と考えて気がついた。この本はローマ帝国の歴史ではなく、「ローマ人」の物語なのだと。
 ユリアヌスはローマ人だが、コンスタンティウスもアンブロシウスもローマ人ではない、と著者は考えたのだろう。
 となると、13巻の「最後の努力」の意味合いも、ディオクレティアヌスに向けられているのだろう。コンスタテンティヌスはキリスト教優遇を明確にした時点でローマ人とは違うのだから。

2010/09/22 10:18

投稿元:ブクログ

ついにここまで読んだ、という感じではあるけれど、ここから暗い時代がやってくるんだな、と納得。
神がいて皇帝を認めるという、それだけの構造がキリスト教会を最高権力にした。簡単に言えばそういうことだが、皇帝が一神教の信者になるということの結末は神の勝利だったわけだ。
そしてこの長大な物語は「十字軍物語」へとつながる。西洋史の奥のところをしっかりと教えてもらいました。

2016/11/09 17:36

投稿元:ブクログ

(2016.11.20読了)(2016.10.17購入)

【目次】
読者に
第一部 皇帝コンスタンティウス(在位、紀元三三七年‐三六一年)
邪魔者は殺せ
帝国三分
一人退場
二人目退場
副帝ガルス
ほか
第二部 皇帝ユリアヌス(在位、紀元三六一年‐三六三年)
古代のオリエント
ササン朝ペルシア
ユリアヌス、起つ
内戦覚悟
リストラ大作戦
ほか
第三部 司教アンブロシウス(在位、紀元三七四年‐三九七年)
蛮族出身の皇帝
フン族登場
ハドリアノポリスでの大敗
皇帝テシオドシウス
蛮族、移住公認
ほか
年表
図版出典一覧
参考文献

☆関連図書(既読)
「世界の歴史(5) ローマ帝国とキリスト教」弓削達著、河出文庫、1989.08.04
「新約聖書福音書」塚本虎二訳、岩波文庫、1963.09.16
「新約聖書 使徒のはたらき」塚本虎二訳、岩波文庫、1977.12.16
「神の旅人 パウロの道を行く」森本哲郎著、新潮社、1988.05.20
「背教者ユリアヌス(上)」辻邦生著、中公文庫、1974.12.10
「背教者ユリアヌス(中)」辻邦生著、中公文庫、1975.01.10
「背教者ユリアヌス(下)」辻邦生著、中公文庫、1975.02.10
☆塩野七生さんの本(既読)
「神の代理人」塩野七生著、中公文庫、1975.11.10
「黄金のローマ」塩野七生著、朝日文芸文庫、1995.01.01
「ローマ人の物語Ⅰ ローマは一日にして成らず」塩野七生著、新潮社、1992.07.07
「ローマ人の物語Ⅱ ハンニバル戦記」塩野七生著、新潮社、1993.08.07
「ローマ人の物語Ⅲ 勝者の混迷」塩野七生著、新潮社、1994.08.07
「ローマ人の物語Ⅳ ユリウス・カエサルルビコン以前」塩野七生著、新潮社、1995.09.30
「ローマ人の物語Ⅴ ユリウス・カエサルルビコン以後」塩野七生著、新潮社、1996.03.30
「ローマ人の物語Ⅵ パクス・ロマーナ」塩野七生著、新潮社、1997.07.07
「ローマ人の物語Ⅶ 悪名高き皇帝たち」塩野七生著、新潮社、1998.09.30
「ローマ人の物語Ⅷ 危機と克服」塩野七生著、新潮社、1999.09.15
「ローマ人の物語Ⅸ 賢帝の世紀」塩野七生著、新潮社、2000.09.30
「ローマ人の物語(27) すべての道はローマに通ず」 塩野七生著、新潮文庫、2006.10.01
「ローマ人の物語(28) すべての道はローマに通ず」 塩野七生著、新潮文庫、2006.10.01
「ローマ人の物語Ⅺ 終わりの始まり」塩野七生著、新潮社、2002.12.10
「ローマ人の物語Ⅻ 迷走する帝国」塩野七生著、新潮社、2003.12.15
「ローマ人の物語(35) 最後の努力」塩野七生著、新潮文庫、2009.09.01
「ローマ人の物語(36) 最後の努力」塩野七生著、新潮文庫、2009.09.01
「ローマ人の物語(37) 最後の努力」塩野七生著、新潮文庫、2009.09.01
「ローマ人への20の質問」塩野七生著、文春新書、2000.01.20
「ローマの街角から」塩野七生著、新潮社、2000.10.30
(「BOOK」データベースより)amazon
ついにローマ帝国はキリスト教に呑み込まれる。四世紀末、ローマの針路を大きく変えたのは皇帝ではなく一人の司教であった。帝国衰亡を決定的にしたキリスト教の国教化、その真相に迫る。

2007/12/09 20:36

投稿元:ブクログ

ローマ人の物語は、塩野ファンのみならず、どなたにもお勧めしたいシリーズ。
この巻では、キリスト教がローマに正式に承認される。キリスト教徒には申し訳ないが、この一神教を信じることでローマは滅亡へと一気に転げ落ちてゆく。

2008/12/15 21:11

投稿元:ブクログ

紀元337年、皇帝コンスタンティウスから、紀元395年皇帝テオドシウスの死まで。
「権力者に対する陰謀の成否の鍵は、排除した権力者の代わりに誰をその地位に就けるかにかかっている」
「アリウス派とアタナシウス派(カトリック)の対立、異教徒よりもキリスト教徒内の異端への憎悪、一神教の本質そのものが排他性にある」
「本音は脱税にある聖職者コースへの転出、キリスト教会に属する聖職者は免税にと決まった。地方自治体の有力者層が、雪崩を打ってキリスト教化した真因は、これにあった」
「ユリアヌス副帝就任、人間は社会的な動物である、他者に必要とされていると言う自覚は、非常な喜びを感じさせる。責任感と高揚感のカクテル」
「権力とは、他者をも自分の考えに沿って動かすことのできる力であって、、多くの人が共生する社会では不可欠な要素である」
「権力者には誰に対しても、初めのうちは歓呼を浴びせかけるのが民衆である。新任当初の好評くらい、あてにならないこともない。ひとまずは歓呼で迎えながら様子を見る」
「背教者ユリアヌス・・・宗教は現世の利益とは無関係の、個々人の魂を救済するためにのみ存在するもの、宗教が現世をも支配することに反対の声を上げたユリアヌスは、古代ではおそらく唯一人、一神教のもたらす弊害に気づいた人」
「ミラノ司教アンプロシウス・・・キリストへの振興は、無知な魂を救うのではなく、文明が崩壊した跡に、その過去の誤りを正す勇気を持つ人々の上に輝くことになる。・・・強引な論法とはしばしば、スタートしたばかりでマイナス面が明らかでないからこそ、可能で有効な戦術でもある」
「紀元388年、キリスト教ローマ帝国の国教に、テオドシウス帝、ローマ人の宗教として、あなた方はユピテルを良しとするか、それともキリストを良しとするか」
「一神教とは、自分が信じているのは正しい教えであるから、他の人もそれを信ずるべき、とする考えに立つ。多神教は、自分は信じていないが、信じている人がいる以上、自分もその人が信ずる教えの存在理由を認める、とする考え方。殉教は一神教徒にしか生じえない現象、多神教徒にはなじまない、イスラム教徒の自爆テロ」
「異端に対する理論武装マニュアルの確立、マニュアルが誰にとっても便利であるのは古今東西変わらない真実である」
「聖アンプロシウス・・・人間は何かにすがりたいから宗教を求める、唯一神にお願いするのははばかられるような身辺の雑事、キリスト教徒がモデルにするにふさわしい人、守護聖人、一神教は守りながら民衆の素朴な願望も満足させるという離れ業を見事なまでに成功させた」

2009/02/08 12:47

投稿元:ブクログ

2009/2/8
テオドシウスによりキリスト教がローマ帝国の国教に。読んでてだんだん寂しくなってくる。

2010/12/26 22:21

投稿元:ブクログ

ローマ帝国、キリスト国教化が進む。
ギリシア・ローマ世界の終焉を迎える。
廃仏毀釈ではないが、多くの美術品、記録を残した書物が散逸する。
ルネサンス待ち遠し。

2011/03/26 00:25

投稿元:ブクログ

権力による保護がなければ、キリスト教はここまで大きな宗教になっていなかったと思われる。弾圧されていた側が弾圧する側に回る皮肉。

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