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商品説明
「かざり」「あそび」「アニミズム」をキーワードとして、絵画、彫刻、工芸、考古、建築、庭園、書、写真、デザインなどの多分野にまたがる日本美術の流れを、縄文から現代までたどる。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
辻 惟雄
- 略歴
- 〈辻惟雄〉1932年愛知県生まれ。東京大学大学院博士課程中退。千葉市美術館館長、多摩美術大学学長などを歴任。東京大学名誉教授、MIHOMUSEUM館長。著書に「北斎の奇想」など。
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著者/著名人のレビュー
『奇想の系譜』から...
ジュンク堂
『奇想の系譜』から三五年。岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曾我蕭白、長澤芦雪、歌川国芳の「発見」を通して、日本美術の独創的なおもしろさ、新しさを論じた著者が、いま、縄文からマンガ・アニメまで、三八〇枚の図版とともに日本美術の流れと特質を大胆に俯瞰する。
書下し、オールカラー。
装丁・横尾忠則。
〈主要目次〉
第一章 縄文美術――原始の想像力/第二章 弥生・古墳美術/第三章 飛鳥・白鳳美術――仏教美術の受容/第四章 奈良時代の美術(天平美術)――唐国際様式の盛行/第五章 平安時代の美術(貞観・藤原・院政美術)/第六章 鎌倉美術――貴族的美意識の継承と変革/第七章 南北朝・室町美術/第八章 桃山美術――「かざり」の開花/第九章 江戸時代の美術/第十章 近・現代(明治―平成)の美術/文献案内/掲載図版一覧/索引
出版ダイジェスト:2006年2月
テーマ『日本の伝統文化のモノ・ヒト・コト 現代に生きる和のこころ、伝統のわざ』より
書店員レビュー
縄文からマンガ・アニメまで―日本美術史研究の第一人者による
ジュンク堂書店池袋本店さん
縄文からマンガ・アニメまで―日本美術史研究の第一人者による書下し通
史。「かざり」、「あそび」、「アニミズム」の3つのキーワードを手がかりに、380点の図版とともに日本美術の流れと特質を大胆に俯瞰する。オールカラー。
紙の本
内容紹介
2005/12/13 10:18
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:東京大学出版会 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『奇想の系譜』から35年.岩佐又兵衛,狩野山雪,伊藤若冲,曾我蕭白,長澤芦雪,歌川国芳の「発見」を通して,日本美術の独創的なおもしろさ,新しさを論じた著者が,いま,縄文からマンガ・アニメまで,360枚の図版とともに日本美術の流れと特質を大胆に俯瞰する.書下し,オールカラー.装丁・横尾忠則.
〈主要目次〉
まえがき
第1章 縄文美術——原始の想像力
第2章 弥生・古墳美術
1 縄文に代わる美意識の誕生[弥生美術]
2 大陸美術との接触[古墳美術]
第3章 飛鳥・白鳳美術——仏教美術の受容
第4章 奈良時代の美術(天平美術)——唐国際様式の盛行
第5章 平安時代の美術(貞観・藤原・院政美術)
1 密教の呪術と造型[貞観美術]
2 和様化の時代[藤原美術]
3 善を尽くし美を尽くし[院政美術]
第6章 鎌倉美術——貴族的美意識の継承と変革
第7章 南北朝・室町美術
1 唐様の定着[南北朝美術]
2 室町将軍の栄華[室町前半(北山美術)]
3 転換期の輝き[室町後半(東山——戦国美術)]
第8章 桃山美術——「かざり」の開花
第9章 江戸時代の美術
1 桃山時代の終結と転換[寛永美術]
2 町人美術の形成[元禄美術]
3 町人美術の成熟と終息[享保—化政美術]
第10章 近・現代(明治—平成)の美術
1 西洋美術との本格的出会い[明治美術]
2 近代美術への新動向[明治美術・続]
3 自由な表現を求めて[明治末—大正美術]
4 近代美術の成熟と挫折[大正美術・続—昭和の敗戦]
5 戦後から現在へ[昭和20年以後]
文献案内
掲載図版一覧
索引
紙の本
流れに乗って
2019/12/24 17:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:伊織 - この投稿者のレビュー一覧を見る
お葬式やら法事やらお経に触れる機会が多くなりお経についていろんな本を読んでいると仏像にひかれ仏像に関する本を読んでいると美術的なことにも関心が出てきて…ながれに乗ってこの本に出合い横尾忠則さんの表紙にもひかれて購入。中身はぼちぼち読んでいます。
紙の本
第一人者による通史との看板に偽りなし
2018/03/22 10:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kz - この投稿者のレビュー一覧を見る
「自己流で、読んでおもしろく、かつ教科書の役にも立つ、という三題噺のように難しい課題を抱えて出発した」
と後書きにありますが、まさにその課題を見事にクリアした名著。
一人の執筆者のため、得手となるジャンル、文章に籠もる個性など、完全にフラットなテキストというわけではないでしょうが、
だからこそテーマや方向性を掴み易いという利点もあり、また無味乾燥な教科書と異なっている所は狙い通りでしょう。
また巻末には各種データや、参考書の紹介が豊富に付けられており、この本だけで修了する、というタイプの本ではないような作りです。
380点の図版は、本文で取り上げられたものが不足無く取り上げられ、その質・量ともに素晴らしいものです。
掲載許可の交渉について、著者が編集の方に格別の謝意を示しているのもむべなるかな。
ちなみに「縄文からマンガ・アニメまで」との紹介文がありますが、マンガ・アニメについては5~6ページほどの記載です。
美術史の俯瞰と言うことであれば、まったく妥当なバランスではありますが、ここにボリュームを期待するなら他の本をあたった方が良いと思われます。
出版後若干時間が経ちましたが、それでも日本美術史を学ぶ上で、いまだ出色の一冊です。
紙の本
難しい本
2016/06/26 14:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:debadgal - この投稿者のレビュー一覧を見る
平安時代の部分を読み終わったんだけど頭に残ったものがほとんどない気がする。読めない漢字もいっぱいあった。これって普通教養本としてはやはりレベル高すぎ。専門本としてもそのうちの難しいやつ。ちなみに「日本美術史を学ぶ人のために」という本があってこれと一緒に読んでますがあれは事典的本で最初は難しいと思ったが比べてみたらそっちの方が全然読みやすい。概説みたいなものを先に読んでその枠組をわかってからこの本を読んだらわかりやすいかも。