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  • みんなの評価 5つ星のうち 4 16件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2005.12
  • 出版社: 新潮社
  • サイズ:20cm/210p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-462902-2
  • 国内送料無料

紙の本

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著者 古処 誠二 (著)

昭和20年5月、沖縄。防衛隊から逃亡した真市は、戦友の妻で、幼なじみのチヨと再会する。行方不明だというチヨの子どもを探しに部落へ戻る2人に拳銃を向けてきたのは、友軍の少尉...

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1,512(税込)

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商品説明

昭和20年5月、沖縄。防衛隊から逃亡した真市は、戦友の妻で、幼なじみのチヨと再会する。行方不明だというチヨの子どもを探しに部落へ戻る2人に拳銃を向けてきたのは、友軍の少尉だった。『小説新潮』連載の単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

古処 誠二

略歴
〈古処誠二〉主な著書に「接近」「七月七日」がある。

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みんなのレビュー16件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (3件)
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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

誰だって苦しいところから逃げたくなる、けど

2005/12/26 00:42

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:上野蘭々 - この投稿者のレビュー一覧を見る

年老いて死を目前にした主人公・真市に、幼なじみ夫婦の娘さんからの手紙が届くところから物語は始まります。親しみと感謝をこめた文章に対し、真市の心が固く閉ざされているのは、なぜなのでしょう。
防衛隊を脱走してきた19歳の真市は、避難移動の際に子どもとはぐれてしまったというチヨとともに戦場を北上、つまり米軍との遭遇を覚悟で故郷の村をめざします。とり残された小さい赤ちゃんが無事でいるわけがありません。それでも真市がチヨに同行することになったのは、チヨと一緒にいた村の人たち、真市にとっても、複雑な事情や思惑があるからです。そして、ふたりの前に、重傷を負って歩けない体で拳銃をつきつけ、真市とチヨを従わせる少尉があらわれます。「死ぬのは軍人だけにしてほしい」「住民は信用できない」真市と少尉は、憎みあい激しく罵り合いながらも、互いの弱さ醜さをさらけだすうちに、心の接点を得ます。兄のような厳しさで真市の不誠実を叱る少尉の態度は人間の誇りを取り戻したともいえるもので、最終的にふたりのどちらに共感するか、読んだ人の意見は分かれるかもしれません。犠牲者・加害者といった単純化をあえて避け、苦しい時代に生きた人々を複数の角度から丁寧に描くことで、深いメッセージが託された作品となっています。
チヨの一家にあたたかな未来を用意したのは作者のやさしさなのでしょうか。一方、真市に対する目は厳しいです。ただ私としては、彼なりに心の平安を得たのだと思いたいです。富士山のたとえも印象に残りました。他人を羨んだり貶めたりすることなく、自分の人生の選択に納得できるようでありたいな…などと、そんなことまで考えてしまいました。

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紙の本

研ぎ澄まされた筆致で沖縄戦を描くこの著者の力量に圧倒された

2006/07/04 09:36

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yukkiebeer - この投稿者のレビュー一覧を見る

敗戦の色濃い昭和20年の沖縄。米軍の上陸が始まったころ、19歳の防衛隊員・佐敷真市は逃亡兵となっていた。幼馴染の妻であるチヨが乳呑児の娘を探して歩くのに同行するが、その途上、隻腕片足の少尉に出会い、半ば強要されるようにして彼を背負いながら北上を続けることになる…。

 同じ著者の戦争小説「七月七日」(集英社)に圧倒され、本書を大いに期待して手にしました。その期待は十分満たされました。

 地上戦の現場となった沖縄の極限状況下で、真市と負傷少尉との奇妙な同行二人が物語の軸になっています。真市は生きるために戦場を敗走兵として駆け、一方少尉はそんな彼を頼らざるをえないほど激しい傷を負いながらも、真市のことを国のために殉じる覚悟のない男として蔑み続けます。

少尉「ここまで来られたのは、お前のおかげではある。だが感謝はしない。仲間を裏切り、米軍の情けに甘えるお前の無節操を、俺は絶対に許さない」
真市「俺も少尉殿のおかげでここまで来られたと思っています。けど感謝はしません。案内の名目で百姓を盾にしてきた軍人など、死んでも礼は言いません」

 一瞬の後にはいずれも命を落としかねないギリギリの状況にありながら、二人の相容れないやり取りは神学論争のような様相を呈していきます。あの時代においては、それぞれの言い分のどちらにも理があるようです。どちらか一方に強く肩入れすることのできないもどかしさ、戦争の割り切れなさを深く味わいながら頁を繰りました。

 しかしこの小説は実はその最後の最後の箇所で、今の沖縄の置かれた状況が実はあの時代から少しも変わっていないことを、年老いた今の真市の振り絞るかのような声に託して訴えています。その最後の四行をここで細かに書くことは控えますが、あの戦争の痛ましさを過去のこととして振り返るだけでは済まされない沖縄の今をそこに見た思いがして、嘆息と共に本書を閉じました。

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紙の本

沖縄の傷跡

2006/07/05 20:16

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ナカムラマサル - この投稿者のレビュー一覧を見る

舞台は第二次世界大戦終戦間際の沖縄本島。
主人公は軍から逃亡した地元の青年。
逃げている途中ではぐれた生後4ヶ月の娘を思って錯乱する幼馴染のチヨと共に赤ん坊を探すため、米軍の傘下に再び舞い戻る。
戦争の悲惨さがこれでもか、と描かれた長編小説。
—「正常に神経が働いていれば発狂する」
—「もし生き残ってしまえば、おそらく一生苦しまねばならない」
—「直撃で吹き飛んだ前任の肉攻班を羨ましく感じた」
こういった思いを1人の人間に抱かせるだけでも、戦争は罪深いとつくづく思い知らされる。
「戦争が続く限り未来が犠牲にされる」—このセリフは常に心に留めておきたい。
沖縄戦で日本はアメリカ相手に戦ったということになっているが、沖縄人民にとっては内地からやってきた日本兵たちとの戦いでもあったことが本書から伺える。
「沖縄は日本だ」「本土ほど大切ではない」—
こういったやりとりを読んでいると、苦い思いがこみ上げてくる。
沖縄の現状に何の方策もとらない今の日本の状態も、実は上の会話とさほど変わらないのではないかと思えてくる。
沖縄における戦争の痕跡をけっして他人事だと思ってはいけない。

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2006/08/01 23:46

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2006/09/10 01:27

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2007/06/24 23:09

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2017/05/14 16:38

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2012/05/25 21:38

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