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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.2 6件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2006.1
  • 出版社: ミネルヴァ書房
  • サイズ:20cm/300,11p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-623-04560-9
  • 国内送料無料

紙の本

蘇我氏四代 臣、罪を知らず (ミネルヴァ日本評伝選)

著者 遠山 美都男 (著)

王権奪取を目論んだ稀代の悪臣か。百済から渡来し古代国家の礎を築いた開明派か。振幅ある評価を持つ蘇我氏四代。その軌跡を史料批判と考証に基づき解明、歴史的意義を問い直す。【「...

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蘇我氏四代 臣、罪を知らず (ミネルヴァ日本評伝選)

税込 3,080 28pt

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商品説明

王権奪取を目論んだ稀代の悪臣か。百済から渡来し古代国家の礎を築いた開明派か。振幅ある評価を持つ蘇我氏四代。その軌跡を史料批判と考証に基づき解明、歴史的意義を問い直す。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

遠山 美都男

略歴
〈遠山美都男〉1957年東京都生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士後期課程中退。学習院大学非常勤講師、日本大学非常勤講師。著書に「天皇と日本の起源」「古代日本の女帝とキサキ」など。

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みんなのレビュー6件

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評価内訳

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  • 星 1 (1件)

紙の本

謎の氏族・蘇我氏を新しい視点から論じているが、立論の仕方には問題が多い

2006/04/06 22:52

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ブルース - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者の遠山氏は、処女作以来数々の問題作を放っている日本古代史家である。
氏の処女作『大化改新』は実に鮮烈な書で、従来入鹿暗殺激の主役とされてきた中大兄皇子(後の天智天皇)や中臣鎌足は単なる実行部隊に過ぎず、真の首謀者は軽皇子(後の孝徳天皇)とした大胆な見解を打ち出していた。本評伝も、遠山氏らしく数々のユニークな視点が盛り込まれている。
例えば、従来渡来人の末裔とされてきた蘇我氏を土着の氏族としてその発展の元となったのは、雄族葛城氏の女性と姻戚関係を結んだとすることや、蘇我入鹿の悪行の一つとして有名な山背皇子(聖徳太子の後継者)殺害は、皇極天皇の指令に基づいて行ったことなどを大胆に提唱している。この他にも類書にはない新しい見解が展開されている。
ただ、問題なのは、これらの見解が充分な史料批判に基づいているのかという点にある。勿論、遠山氏も歴史家である以上、日本書紀などの史料を駆使して自論を展開しているが、その立論の仕方が素人の目から見ても非常に危ういものがあるように思われる。氏の立論の仕方を見ていくと、史料の都合の良いところを拾い上げているようで、史料操作に強引さが目立つ。
先に挙げた山背皇子の殺害は皇極天皇の指令に基づいて行われたということについても、推論に推論を重ねた結果から導きだされており、どれほど歴史的な妥当性があるのか疑わしい。史料にそれに類したことが書かれていればともかく、氏が拠り所としている日本書紀や藤原氏家伝にはそれを匂わす箇所が一行もないのである。確かに、話としては面白いかもしれないが、本書も評伝と謳っている以上、歴史学的に妥当なところを記述すべきではないのか。
本書を手にした読者は、遠山氏のファンもいるであろうが、謎の多いこの氏族を歴史学的に知りたいという人も多いと思われる。こうした読者からすれば、本書は実証が不充分でその要件を満たしていない。
遠山氏には、もう少し地に足が着いた着実な論考を展開して欲しかった。少なくても、処女作の『大化改新』では、史料的な裏付けに基づく説得力があったが、最近の氏の著作を見ると、どうも初期の着実な史料批判が疎かになっているように思われる。豊かな発想力を持っている歴史家であることは評価すべきだが、それも史料に基づいた着実な裏付けがないと生きてこないことを著者は銘記すべきであろう。

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2009/12/17 03:43

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2010/11/24 22:39

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2012/04/06 01:09

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2012/08/04 14:32

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2016/04/26 06:55

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