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商品説明
仏教教理・思想の基本要語を、系統的かつ平易に解明する。インドの原始仏教や部派仏教、初期大乗仏教のものを主として採用し、辞典としての用途にも適うように配慮した現代人のニーズに応える基本図書。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
水野 弘元
- 略歴
- 〈水野弘元〉1901年佐賀県生まれ。駒沢大学名誉教授。著書に「仏教の基礎知識」「原始仏教」など。
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紙の本
仏教を根本から捉えてみたい人には必携の「読む事典」
2009/08/12 17:31
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:サトケン - この投稿者のレビュー一覧を見る
「仏教"用"語」じゃないですよ、「仏教"要"語」です。
ダジャレみたいなタイトルですが、中身はすごくまじめな、しかもすごく実用的な本です。
著者は、原始仏教で使用されたパーリ語の世界的な権威で、本書では原始仏教から大乗仏教にいたるまでの仏教の全体を、「仏教要語」の解説という形をとって系統的に、わかりやすく解説してくれています。
目次を紹介しておきましょう。
第1章 仏教
第2章 三宝
第3章 三科(五蘊・十二処・十八界)
第4章 三法印、四法印
第5章 縁起説
第6章 四諦説
第7章 修道論
第8章 煩悩論
仏教って、実は精密に構築されたシステムなんだな、ということが読むとよくわかります。仏教は意外と現代的で、ロジカルだということも。
現代人が仏教を"知的に"理解するために解説してくれるスグレ本といえるでしょう。
全部最初から読んでもいいし、索引が完備されているので事典がわりに興味のあるとこだけ拾い読みするのもいいかもしれません。
仏教を根本から捉えてみたい人には必携の「読む事典」といっていいでしょう。
ぜひ一冊、手元に置いておきたい本です。