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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2006/02/28
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/492p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-123032-3

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噂 (新潮文庫)

著者 荻原 浩 (著)

「レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。でもね、ミリエルをつけてると狙われないんだって」。香水の新ブランドを売り出すため、渋谷でモニターの女子高生がスカウト...

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噂 (新潮文庫)

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噂(新潮文庫)

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商品説明

「レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。でもね、ミリエルをつけてると狙われないんだって」。香水の新ブランドを売り出すため、渋谷でモニターの女子高生がスカウトされた。口コミを利用し、噂を広めるのが狙いだった。販売戦略どおり、噂は都市伝説化し、香水は大ヒットするが、やがて噂は現実となり、足首のない少女の遺体が発見された。衝撃の結末を迎えるサイコ・サスペンス。【「BOOK」データベースの商品解説】

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みんなのレビュー656件

みんなの評価3.9

評価内訳

電子書籍

最後に衝撃波

2022/11/04 20:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る

女子高生連続殺人事件というミステリーとしてはありがちな題材だが、プロットもしっかりしてるしテンポ良く読める。最後はある特定の人物だけが使うスラングで終わるが、それが誰か気づいた時にゾッとした。

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紙の本

見る目が変わる作品

2020/08/24 17:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぶっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

荻原浩さんって、もっと楽に読める作品を書かれる方だと過去に拝読した作品から勝手に思ってました。
途中まではスイスイと吸い込まれるように読み進んでいたのですが後半は圧巻でした。時折見せるヒントと想像を裏切る展開、ほのぼのとした家族愛や現代人の孤独と闇も織り交ぜ、ラストの和やかな食事シーンでホッと一息つかせたと思いきや衝撃の最期のセリフ。まさにミステリーの真髄。
解説にも書かれていますが、本作品にも垣間見られる作者の多面性に触れ、全作品を読破したくなりました。

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紙の本

映画の「サイコ」を連想しました。

2019/05/26 08:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る

『噂』は、荻原浩のミステリー。
この人がミステリー作家とはあまり思っていなかったんだけど。
猟奇的な連続殺人事件の被害者は小柄な女子高生。
広められた「噂」と犯人との関連が疑われるが、捜査方針は別の方向に。
その中で小暮と名島の「チーム」が真相に迫る。
このチームがなかなかいい。
名コンビで、シリーズにしてほしいぐらいです。
で、ストーリーは、一件落着と思わせて、でも一筋縄ではいかない。
解説を読んで、その仕掛けを探し直しました。
う~ん、これはなかなかのものです。
映画の「サイコ」を連想しました。

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電子書籍

最期まで面白い

2017/06/16 02:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:えんげ - この投稿者のレビュー一覧を見る

時代設定は2017年現在よりも古いが、中年のおじさんとギャルのやりとりや会話の内容は違和感なく読めた。
それぞれが抱える闇や秘密、謎が気になってすらすらと読み進めることができ、「最期の一行」に青ざめるまで楽しんで読めた。

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紙の本

最後の1行を理解できるかどうか

2016/12/03 09:41

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:てつ - この投稿者のレビュー一覧を見る

読むべき本。荻原浩ファンは絶対読むべし。ほかと違ってユーモアはない。読むタイミングとして、荻原作品を2冊ぐらい読んだ後がいい。こんな本も書くんだというふうに思いながら読んでほしい。最後の1行の意味が分からないと凡作、意味が分かると秀作になるでしょう。

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紙の本

情報化社会の闇

2022/10/19 12:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る

「WOM」という言葉を初めて知った。
ワードオブマウス?口コミ?噂?はやっかいだが、モノを売るには、利用価値もあるようだ。
商売だけではないだろう。WOMによる情報操作はそこかしこに。
政治的思惑で使う人たちもいる。
本作は、噂が本当の事件を呼ぶ恐ろしいミステリーだが、登場人物のキャラも展開も面白く、ミステリー作品としても質が高い。荻原浩さんの多才に驚かされる。

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紙の本

最後の数ページでビックリ!

2020/06/27 08:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る

意図的に流された口コミとそっくりな殺人事件が起きるというミステリー。面白いなあと思って普通に読み進めていたら最後の数ページで「え?どういうこと?」となり、ミステリーでは珍しいことですが、後半部分を読み返して「ああ、なるほど」と納得しました。漫然と読んでいると犯人を取り違えたまま読み終わるかもしれません。荻原さんがミステリーを書いているとは知りませんでした。なんとなく敬遠していた作家さんだけど、面白かったです。

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紙の本

レインマン

2018/08/30 11:14

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投稿者:端ノ上ぬりこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

香水のモニターとしてかかわった女子高校生を巻き込んだ噂の流れや、小暮と名島のコンビで、物語が進む。菜摘が所々顔を出す。親の心子知らずですか。最後の一行、賛否が分かれる所かも。えー、と思わず声を出してしまったけど、納得もした。

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電子書籍

無念を知った

2018/03/11 20:06

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投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る

【ネタバレ】うわあ。最後1行が…。なんということだ。必死になって娘のことを思って捜査をしてきた小暮が浮かばれない。大どんでん返し、正に。親が知らない子供達の側面って本当にあるだろうな。どんなに仲良くても思春期になれば、親に話さなくなることばかりだし。それが誰もが通る道だったとしても、この結末にはもう、悲しみというより遣る瀬無さが残る。衝撃のミステリーだけれど、どうしてこうしたんだろう荻原さん。面白かった話が一気に無残になった…エンターテイメントで片付けられない薄気味悪さに困惑している。好きになれそうだったのに。無念。

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紙の本

噂は恐ろしいね

2015/03/24 13:58

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投稿者:papanpa - この投稿者のレビュー一覧を見る

香水会社が販売促進の目的で仕掛けた都市伝説。
狙いは見事に的中し,香水は大ヒットするのだが,都市伝説そっくりの猟奇殺人事件が起きて・・・。

面白かったです。


以下ネタバレ注意!個人的感想

ただ、最後の殺人はいらなかったのでは?
ラストの「オチ」が言いたいためだけの殺人。

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紙の本

こんなふうに

2023/10/07 22:23

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投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る

噂ってどんな場所でも立ちますよね。
こうやって人為的なものもあれば、
自然と立つ噂も。
これは皮肉が効いていて面白かったです。

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紙の本

イメージと違う

2021/03/17 21:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はなこさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

荻原浩さんの作品は、シリアスな内容でもクスッと笑える要素があって、常に明るい気配が漂っていると思っていたけれど。
この作品はダークで、こんな感じもあるんだ、と驚いた。
文体がやや軽いけれど、ストーリーはハラハラでなかなか面白かった。

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紙の本

モヤモヤとしたものが残る一冊

2021/01/16 18:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:優乃 - この投稿者のレビュー一覧を見る

先が気になり一気に読める小説だと思いますが、エンディングまでどこかスッキリせず嫌悪感が残る感じはあります。

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紙の本

最後が洒落てます

2016/12/20 10:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kissho - この投稿者のレビュー一覧を見る

本作は期待していたイメージとはちょっと違い、私的には警察小説の範疇かなと思いました。猟奇殺人を扱ってはいますが、それほどグロくはありません。主要な登場人物が限られているせいか、犯人の意外性や衝撃というのはそれほど大きくはなく(何となく分かる人も多いでしょう)、何故?という最大の謎の部分も、そうだったのか!、というほどのものでもなかったですね。ただ、ストーリー展開は早く、飽きさせることなく一気に読めます。主人公の巡査部長と警部補にも好感が持て、続編があるのなら結ばれてほしいなと願いたくなります。そして、最後がひねられていて中々洒落てます。特に、最後の最後の一言。私は思わずニヤッとしましたが。

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紙の本

2019/09/10 19:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:neige - この投稿者のレビュー一覧を見る

「レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。でもね、ミリエルをつけてると狙われないんだって」。香水の新ブランドを売り出すため、渋谷でモニターの女子高生がスカウトされた。口コミを利用し、噂を広めるのが狙いだった。販売戦略どおり、噂は都市伝説化し、香水は大ヒットするが、やがて噂は現実となり、足首のない少女の遺体が発見された。衝撃の結末を迎えるサイコ・サスペンス。

初読みの作家さん。真犯人死亡で幕引きと思いきや最後の一行が…。
遊び感覚の殺人。刑事である親は知らぬまま…。
なんとも、心地の悪い終わり方であった。

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