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空白の殺意(創元推理文庫)

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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2006.2
  • 出版社: 東京創元社
  • レーベル: 創元推理文庫
  • サイズ:15cm/312p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-488-44903-4

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空白の殺意 (創元推理文庫)

著者 中町 信 (著)

高崎市内の川土手で私立高校に通う女生徒の扼殺死体が発見される。その二日後、今度は同校の女性教師が謎めいた遺書を残して自殺する。そして行方不明だった野球部監督の毒殺死体が発...

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空白の殺意 (創元推理文庫)

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高崎市内の川土手で私立高校に通う女生徒の扼殺死体が発見される。その二日後、今度は同校の女性教師が謎めいた遺書を残して自殺する。そして行方不明だった野球部監督の毒殺死体が発見されるに及んで、俄然事件の背後に甲子園行を目指して熾烈な闘いをくり展げている学校同士の醜い争いが炙り出されてくる…。「模倣の殺意」「天啓の殺意」のトリック・メーカーが、密かな自信をもって読者に仕掛ける巧妙なワナ。改稿決定版。【「BOOK」データベースの商品解説】

〔「高校野球殺人事件」(徳間書店 1980年刊)の改題改訂〕【「TRC MARC」の商品解説】

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みんなのレビュー14件

みんなの評価3.7

評価内訳

紙の本

残念!

2013/05/04 15:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:coomama - この投稿者のレビュー一覧を見る

動物を愛する人なら プロローグで事件の概要がわかってしまいます。。。文章に力があるので最後まで一気に読んでしまいましたがそれだけに残念です。

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2010/06/29 12:44

投稿元:ブクログ

「高校野球殺人事件」を改稿・改題
(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/2783105.html)

2006/03/24 01:50

投稿元:ブクログ

カーの「皇帝の嗅煙草入れ」を目指して書かれた作品。となると、おのずと真犯人は見えてきますが……。改題殺意シリーズ第3弾

2006/04/16 13:33

投稿元:ブクログ

『高校野球殺人事件』の改題。面白かったです。堪能できました。中町信さんの本は『模倣の殺意』天啓の殺意』についで3冊目です。過去2冊の知識があったので真犯人はすぐに予想できました。いかにして真犯人を追い詰めていくか、自分が名探偵になった気分で読むことが出来ました。

2010/05/12 10:45

投稿元:ブクログ

読者として、著者の一押しの自作を読みたいと思った事が一度はあるはず。

読めますよ〜。

本作が、氏の一押しなのです。


敢えて内容は語りません。

本作を読了し、驚嘆してください。

願わくば、他作品にも手を延ばして中町ワールドに飲み込まれますように。

2007/03/06 07:47

投稿元:ブクログ

高校野球強豪校の女生徒が絞殺。
同校の教師が服毒自殺。
そして野球部監督が毒殺。
事件の背景には甲子園を目指す学校同士の醜い争いがある。
カーの「皇帝のかぎ煙草入れ」に触発されて書いたそうである。
そのトリックはよくできている気もする。
しかし,プロローグを読んでトリックがわかってしまったので,
裏切りは期待しない方がいいかも。

2012/07/26 17:03

投稿元:ブクログ

作者も挙げていますが、確かに『皇帝のかぎ煙草入れ』を彷彿とさせます。他2作の「殺意」シリーズとは趣が違うかも?

2013/08/25 22:53

投稿元:ブクログ

高校教師、絵里子が死んだ。
発見したのは友人恵子。夫のある絵里子には、野球部監督の金子と不倫していたという噂が。
ライバル校はある不祥事から甲子園に出場できなかった。その時の不祥事に関わった人間が、あっという間に死んでいく。犯人は誰なのか?

それは、第一発見者となった恵子。自分の息子が甲子園に出られなくなることを恐れての犯行だった。
動機が皆弱く、この作品はちょっと弱いかも。

2016/06/06 20:50

投稿元:ブクログ

良いじゃないか、中町 信!
作者がイチ押しの自信作だけあって、うん、たしかに満足できた。甲子園を目指す学校同士の醜い思惑をバックボーンに、女子生徒の死、女教師の自殺、野球部監督の毒殺と立て続けに事件が起きる。
様々なエピソードを枝葉にして物語は進むが、なかなか容疑者が特定されず、容疑者らしき人物が浮かんでもアリバイの壁が立ちはだかり・・・。

まさに、正統派推理小説というべき作品だな。
推理小説の中には、クローズドサークル物、叙述トリック等々、いろいろ有るけれど、この作品は強いて挙げればアリバイ崩し?
でも、それだけじゃないんだよな。単なるアリバイ崩しだけだと、単調で面白くもない物語になりがちだけど、読者を欺くための?エピソードなんかが良い味を出してる。

容疑者と目されていた人物が、第四の死を遂げるに至って、いよいよ物語は「?」のオンパレード。
これまでの四つの死の犯人は誰なんだ?
動機は?
容疑者は2~3人居るけど、アリバイあるし・・・。

このあたりまで来ると、ページをめくる手が速くなった。名探偵が登場するわけでもなく、ラストで「全員を集めて犯人を名指し」なんて場面もないけど、うん、やっぱりこれは正統派推理小説だよなぁ・・・。

読み終わった後で、プロローグを読み返すと、ジワ~ッと湧き上がる衝撃。プロローグとエピローグを比較するだけでも一読の価値はあるなぁ。
一瞬で世界がひっくり返るようなパンチ力のある衝撃じゃなくて、こちらは、そうだなぁ、ジワジワと効いてくるボディブローのような衝撃だな。
いやぁ、最近、瞬殺の衝撃物ばかり読んでたので、この種類の衝撃は久々だった。

「し、死んでる・・・・・・」

プロローグとエピローグに書かれたこの一行の使い方、上手い!

作中、挿入されてるエピソードについての結末も書かれてると良かったんだけど、そのあたりが書かれてないのが若干の不満点かな。

☆4個

背表紙~

大仰ではなく、小粒ながら、心理的なだましのトリックをメインに据え、読者を最後の一ページまで引っぱって行く「皇帝のかぎ煙草入れ」のような作品を、私はおこがましくも、無性に書いてみたくなったのである。たまに読者から「自作の中で出来が良く、気に入っている作品は?」と問われることがあるが、私はためらわずに本作を筆頭に挙げている。中町 信

密室物やら叙述トリックにはない、まさに王道の推理小説。堪能しました。

2014/05/04 23:29

投稿元:ブクログ

「空白の殺意」中町信◆一人の高校教師が謎めいた遺書を残して自殺した。背景にあるのは甲子園を目指す野球部…?あとがきから著者かなりの自信作と見受けられますが、珍しく予想が当たってしまったためあまり衝撃は受けられず。捜査が行き詰まるたび新たな証言が出てくるのはずるいと思ってしまう…。

2015/07/21 17:13

投稿元:ブクログ

『高校野球殺人事件』を改題・改稿した作品。高校野球が事件の背景として扱われる程度に留まっているのは残念ですし、意外性もいまいちです。
しかし、二転三転するプロットは非常に考え抜かれていて、出来自体はシリーズの中で一番ではないかと思います。切れ味鋭いエピローグが最も印象的です。

2015/10/24 18:21

投稿元:ブクログ

お気に入りのミステリ作家の一人,中町信の代表作の一つ。もともとは,1980年に「高校野球殺人事件」として発表された作品。2006年に創元推理文庫から「空白の殺意」と改題されて出版されている。
先に,折原一などによる最近の叙述ミステリを読んでいるので,それらを読んだうえでの評価になるが,中町信の作品は,叙述トリックがシンプルにかつ丁寧に使われていて非常に好感が持てる。驚愕というほど驚けないが,よくできていると感心できる作品ぞろいだ。
「空白の殺意」では,プロローグで,さらっと読むと死体を発見したシーンとしか思えない場面が描かれている。しかし,実際は,犯人が殺人を犯すより前に,被害者の家を訪れたシーンであり,エピローグまで読んでから,改めてプロローグを読むと,「この死んでいるというつぶやきは,被害者ではなく,被害者の飼い猫が死んでいるとうつぶやきだったのか…」と感心できる秀逸なプロローグである。
あとがきで,中町信は,カーの「皇帝の嗅ぎ煙草入れ」のような,心理的なだましのトリックをメインに据えたサスペンスを書きたかったと書いているが,正統派の叙述トリックというか,見事な心理トリックである。
殺人の動機は,犯人が息子の甲子園出場という夢を果たすために,高校の不祥事を隠蔽するために殺人を犯すというもの。この動機は,昭和っぽいなとも思うが,今でも似たようなものかもしれない。
中町信の作品のような,正統派の叙述トリックはとても好み。この作品の評価の★4で。

2015/03/21 22:14

投稿元:ブクログ

中町信2冊目。
「模倣の殺意」よりは読みやすく面白かった。だが、早い段階で犯人がなんとなく予想できてしまったのが残念…

2016/12/12 17:34

投稿元:ブクログ

作者あとがきで、「『皇帝のかぎ煙草入れ』のような作品」と書かれていたので、共通項を探しながら読んだが、心理的なトリックが用いられていることを指しているのだろうか。「皇帝のかぎ煙草入れ」で使われている、あのトリックが形を変えて使われているのかと思ったが、そうでもなく、騙し方としては叙述系と感じた。トリックよりも、第9章で百世が気付いたことの方が類似性があるように思った。
推理の鍵となる重要な事実が後の方で明らかとなるため、読者が推理する余地は少ないが、犯人のアリバイトリックの手法、冒頭部分の記述における錯誤、絵里子の遺書と日記帳に関する真相、伏線の忍ばせ方など、数々のアイデアが盛り込まれていて、ミステリーとして、充実した内容を持っていると感じた。ただし、真相の衝撃度は少なく、あっさりとしているので、あまり騙された感じはしない。
選手や監督の不祥事ならいざ知らず、後援会の会長の不祥事ぐらいで謹慎処分になったりするだろうかと疑問に思った。

(ネタバレ)
「皇帝のかぎ煙草入れ」との類似点として、犯人が本来知らないはずのこと(日記帳の赤いカバーのこと)を証言し、発覚したことが挙げられると思う。