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ダ・ヴィンチ・コード 上(角川文庫)

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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.9 489件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2006.3
  • 出版社: 角川書店
  • レーベル: 角川文庫
  • サイズ:15cm/296p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-04-295503-7

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文庫

紙の本

ダ・ヴィンチ・コード 上 (角川文庫)

著者 ダン・ブラウン (著),越前 敏弥 (訳)

ルーヴル美術館のソニエール館長が異様な死体で発見された。死体はグランド・ギャラリーに、ダ・ヴィンチの最も有名な素描“ウィトルウィウス的人体図”を模した形で横たわっていた。...

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ダ・ヴィンチ・コード 上 (角川文庫)

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商品説明

ルーヴル美術館のソニエール館長が異様な死体で発見された。死体はグランド・ギャラリーに、ダ・ヴィンチの最も有名な素描“ウィトルウィウス的人体図”を模した形で横たわっていた。殺害当夜、館長と会う約束をしていたハーヴァード大学教授ラングドンは、警察より捜査協力を求められる。現場に駆けつけた館長の孫娘で暗号解読官であるソフィーは、一目で祖父が自分にしか分からない暗号を残していることに気付く…。【「BOOK」データベースの商品解説】

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みんなのレビュー489件

みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

ワクワク・ドキドキの連続です!ダン・ブラウンの最高傑作のひとつ!

2016/02/20 11:26

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作品は、ダン・ブラウン氏の代表作の一つです。ルーブル美術館の閉館後に殺人事件が起き、そこにはある記号が残されていました。その記号をもとに、この殺人事件の真相を追う象徴学者のラングドンと被害者の孫娘ソフィーの二人が様々な謎に挑みます。キリスト教的な要素がかなり強いミステリーですが、キリスト教について知らない読者でもすんなりとストーリーに入っていけます。読み始めると、様々な謎が次々に現れると同時に、次々と明らかにされていく展開は、読者を引き込んでいくこと間違いなしです。

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紙の本

今読んでも面白い

2016/10/29 08:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る

私が読んだ文庫版では上・中・下の3巻になる大作です。
映画「天使と悪魔」がまあまあ面白かったので、今度映画「インフェルノ」を観に行こうかと思っています。そこで小説のラングトンシリーズとしては2作目のこの作品、まだ本が未読で映画も観ていなかったので、まず小説を読んでから映画も観ておこうかと思いまして今週せっせと読んでおりました。

しばしば宗教が絡むと持ち合わせの知識の少なさを痛感することになり、物語についていけなくなることがあるのですが、この作品はキリスト教にまつわることでもかなり有名なことばかりでしたので戸惑うことなく十分楽しめました。
「最後の晩餐」「モナリザ」「岩窟の聖母」の絵画もネットで確認できますし、ウエストミンスター寺院やテンプル教会・ロスリン礼拝堂やアイザック・ニュートンの墓も写真で確認しながら読めるので小説で刺激された想像力だけでは及ばない部分も補完できるのがこの時代のありがたさですね。

作品を読み進める中で謎解きのヒントをとても上手く提示してくれているので、ストーリーを追いながらも順序立てて自分の推理を進められることもこの作品が大ヒットした理由かなと思いました。

あと歴史秘話的な薀蓄が多数散りばめられていて、読む者の好奇心を常に引き続けてくれるあたりはエンターテイメントとしても上々の出来だと思いました。

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紙の本

ダヴィンチコード

2017/01/15 14:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ニコラス・ペタス - この投稿者のレビュー一覧を見る

とても面白くミステリーや探偵ものがすきな人にはオススメな本です

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紙の本

ダ・ヴィンチ・コード

2017/06/06 09:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

翻訳者の文章理解力と日本語への橋渡しが抜群です。著者ダン・ブラウン
の意図するところを正しく描き出しているのは見事です。今後の翻訳に更に
期待しています。

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紙の本

宗教界、とくにキリスト教にまつわる伝説は馴染めない

2006/04/23 21:04

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 世界的なヒットとなった書の文庫版が出たので期待して読んでみた。一言で言えば楽しめたことは間違いないのだが、この中身のどこに世界的ヒットの理由があるのだろうかと疑問に思った。とくに我々日本人には親しみのある内容とはとてもいえない。キリスト教に関する伝説がモチーフになっているからだ。
 逆に言えば、欧米のキリスト教圏の国々では親しみがあるので、大変に好評だったというのは納得できる。もう一方で、暗号や仕掛けに関して言えば、なかなか興味を持たせる内容で、楽しめたと言うことだ。
 ヒットしたポイントを考えると、宗教界の伝説と言う神秘的かつ日ごろ話題になっているテーマをうまく暗号や仕掛けを駆使して、より神秘性を深めることに成功したと言うことか。テーマとは聖杯伝説である。聖杯伝説と聞いて、「ああ、あれか」とピンと来る人がわが国にどれほどいるか。まず多くはないであろう。
 しかし、キリスト教国では信者の誰もが関心を寄せているテーマのようだ。アーサー王も円卓の騎士たちと英国を探し回ったと、ジョン・ブアマンの映画『エクスキャリバー』は教えている。キリスト教を信じない人にとっては聖杯伝説など、何度説明を受けても理解しがたいものである。
 主人公はロバート・ラングトン。ハーヴァード大学の教授である。ヒロインはパリ市警捜査官のソフィー・ヌヴーと、この組み合わせもいかにも小説らしい。神秘性のある中世を中心に据えているところは結構なのだが、それが宗教に偏している点はどうにも分かりにくい。
 よほど宣伝が行き届いたせいか、ちょっとした読書家ならば買ってみたくなるほどの知名度であった。先日通勤時間帯の電車の中でも隣のOL同士が本書を話題にしていた。しかし、おそらくその大半は肩透かしを喰ったような気がしたのではないだろうか。

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紙の本

楽しめましたよ

2006/05/01 02:12

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:猫月夜 - この投稿者のレビュー一覧を見る

聖杯伝説は、確かに日本人に馴染みがないぶん、ピンとこなかったです。日本での大ヒットの理由はわかりませんが、なかなか楽しめまし
た。キリスト教には全く興味なかったので解らなかった、レオナルド・ダ・ヴィンチの作品に対する疑問のいくつかが、解決しました。
「キリストの聖骸布」の偽物と、「最後の晩餐」の変な構図と「モナリザ」への疑問の答えを見つけました。でも答えはナイショにしておきますね。

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紙の本

出来のいいラノベだと思えば

2006/05/13 12:30

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Readman - この投稿者のレビュー一覧を見る

秘密のアイテムを持つ謎めいた女の子を擁して、悪漢と一本調子の追いつ追われつ。この作劇手法は小説というよりむしろアニメで、しかも宮崎駿の初期作品を見ている様だ。もっと言ってしまえば「天空の城ラピュタ」だ。
文庫で三冊もあるのに、中身は軽い。この軽さがベストセラーたる評価の多くを占めているのは間違いない。つまり所詮ベストセラーということだ。キリスト教の蘊蓄は、量の割に内容が薄く、作者の勉強が付け焼き刃であることが見え見えであり、例えばエーコ等と比べようもないという揶揄はあろうが、その分エーコは読み辛いわけで、この本のポイントであるスカスカな読みやすさを評価するならばこの比較は無意味であろう。
しかし、ストーリーにひねりがないので、先がすぐに読めてしまう。文字通り宮崎アニメなのでラスト付近の盛り上がりも悲しいほど予想を裏切らないベタな展開。なにより最大の魅力であるはずの謎解きが総じてショボく、2000年の謎を含む暗号がすべて平易な英語というのはご愛嬌だとしても、つまりは、キリスト教の禁忌ではなく、単なるなぞなぞ爺さんのユルいパズルを解かされているに過ぎないというガッカリ感はどうでしても拭い去れない。駄洒落、アナグラム、特に最後のニュートンの手抜きとしか言いようのないチャチな連想ゲームは腹を抱えて笑うほどだ。
とはいえ、この作品を怒りを以て駄作とは言いきれない。遊園地のジェットコースターは本質的には単純で下らない仕組みであるけれども乗ってみれば楽しい遊具であるのと同様、文庫本3冊をサクサクと読みきる爽快感は、普段本など読まないベストセラー読者でなくとも楽しめることは間違いない。早い段階で文庫化してくれた角川書店の英断に感謝したい。

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紙の本

評判になっただけあって

2006/05/16 14:01

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ピエロ - この投稿者のレビュー一覧を見る

多くの関連本が作られたり、関連のテレビ番組が放映されたりと、一時世間を賑わせた本作、文庫になったので読んでみました。
ダ・ヴィンチの絵を模した死体の殺人事件と、カトリックの大本山ヴァチカンが隠し続ける秘密、二つの謎が絡み合い、グイグイと引っ張られて、息継ぐ間もなくクライマックスへ。まあ、文庫で上中下三冊あるのですが、文字も大きく、一冊の厚さはそれほどでもないのですが(なぜ三分冊?上下二冊で十分な分量です)。また、殺人事件のほうはほとんどの人が犯人に気付いてしまうような程度のものですが、ダ・ヴィンチの絵の秘密、イエスの生涯の秘密へと迫っていくところは圧巻、読めばきっとゾクゾクと興奮できることでしょう。
賑やかだっただけに、レオナルド・ダ・ヴィンチの絵に隠された謎、キリスト教教会が隠しているイエスの生涯に関する秘密など、本作で重要な核になっていることについては、読む前から何となく耳に入ってきてそれとなくわかっていた上、キリスト教やダ・ヴィンチについてもそんなに詳しくはないのですが、それでも十分に楽しめました。
大事なことは、本作がフィクションだということ。これを忘れずに、西洋史に隠された大きな謎を楽しみましょう。

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紙の本

予想を裏切る面白さ、、ってそんな予想勝手にしていた私が馬鹿

2007/08/12 19:37

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

えーっ今ごろ読んでるの!?って
失笑気味の笑いが、モニターの向こうから聞こえそうですが、
 今ごろ、読みました。

 本が、映像化されるどころか、二次使用でもうDVDにまでなっている時期ですが、まぁいいじゃないですか、、。
 もうみなさん、ご存知の本なので、あらすじなんかも無しで、今回は、軽めにさらさらと、、。

 この本、縮小傾向にある翻訳エンター分野で久々の大ヒット本でして、
これを期に翻訳エンターが活気付けばいいのですが、
角川一人が、どうやら大もうけといった感じみたいです。
 角川も、そんなに翻訳に力をいれてやっている本屋ではないのですが、
細々やっているわりには、
フォーサイスとか、キラーコンテンツを単品で時々握りあてている感じですね、、。

 で、本書ですが、世界的ベストセラーの一般的傾向で、
普段本を読まない人をひきつける程度には面白が、
そんなにいうほど、めちゃくちゃ面白いわけでは、なく
この程度の本は、翻訳エンターにたくさんあると、書こうと
読む前から手薬煉(てぐすね)引いて待ち構えていたのですが、
 読んだら、なんと、

 おもしろいじゃないですか、、。

博物館から脱出するだけにも、ドキドキで、仕掛けがあったり、
で、けっこうノンストップものだし、
謎解きというか、薀蓄って感じですが、
 それも、結構楽しいし、
しかし、ダ・ヴィンチの謎というより、
途中からキリスト教全般の謎に切り替わりますね、、。
 解説でもかいてありましたが、
キリスト教圏では、聖杯のブームだとか、、。
実は、ケイト・モスの「ラビリンス」でも聖杯を扱っていました。

 感服しました。完敗しました、面白かったです。
完璧にオススメできます。
 この本を入り口に、翻訳エンターをみんなが
読むようになってくれれば、いいのですが、、、。

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紙の本

登場人物の誰も信じられません。

2009/06/11 20:17

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kumataro - この投稿者のレビュー一覧を見る

ダ・ヴィンチ・コード 上・中・下 ダン・ブラウン 角川文庫

 上巻を読み終えたところで感想を書き始めてみます。この本はもうずいぶん前にベストセラーに なりましたが、ようやく読み始めることができました。わたしは、読みたい本を常時部屋の片隅に何冊か並べてあるのですが、そのなかに家族が読みたい本があると彼らが持っていってしまいます。さらにその本が また貸しされるので、本が戻ってくるまでわたしは読めません。今は、たしかチームバチスタのなんとかという本が行方不明です。いつ返ってくるのかはわかりません。このダ・ヴィンチ・コードも上巻、中巻、 下巻がてんでばらばらに姿を現したり消えたりしていました。
 さて感想です。「47都道府県女ひとりで行ってみよう」益田ミリ著にも著者がこの本を読み始めたのだけ れど、名前を記憶するのが大変とあったのですが、登場人物や組織の名前・名称をメモして記憶するところ から始めました。シオン修道会、ルーブル美術館のソニエール館長76 歳とメモしながら、自分も一度はルーブル美術館と大英博物館へ行ってみたいとひとつの夢が決まりました。大学教授のラングドンさんとソフィー解読官が主人公で、シラスさんが殺人犯人で、みんなが欲しいのがキーストーンなる石で、あとは警察関係者が何人か登場しています。
 キーストーンで何が得られるのだろうか。ふたつの場面を交互に書く方式は、推理小説を作成する場合の手法のひとつのようです。最近読んだ「アヒルと鴨のコインロッカー」伊坂幸太郎著もそうでした。そして、読者を引っ張るために物語には「秘密」が必要です。
 モナ・リザ、岩窟の聖母などのダヴィンチの絵が語りかけてきます。とても面白い。暗号解きも楽しい。中巻へ移りました。ラングルドン教授とソフィー解読官の協力者がいないとふたりは逃げ切れません。映画のような場面が続きます。わたしは、キリスト教に関する解説は理解できません。聖書を読んでいないと、いや読んでいても理解できない気がします。イエス・キリストはもともと人間だったというキリスト人間説はわかりやすい。信仰心がない日本人の現実的な考え方は、近代的な良い慣習という判断にたどりつきます。
 ソフィー解読官についていえば、彼女は女性なのですが、記述を読む限り、彼女は女性ではありません。男性が想像する理想の女性像というポジションで描かれています。
 下巻へ移りました。わずかひと晩の出来事とは思えないほど長いお話になりました。どんな困難でも克服できそうな気持ちにさせてくれる展開です。殺人犯シラスと首謀者の関係者レミーの逆襲ややりとりは、うまく行き過ぎていて、かえってつまらない。作者にとっては、読者がだましの対象者です。もう登場人物の誰も信じられません。人間界の有様(ありよう)を提示しているのでしょうか。導師が誰なのか思いを巡らせています。ラストシーン近くは松本清張作品映画「砂の器」のようです。
 読み終えてみて、わからないということがわたしのつぶやきです。結局「聖杯」はなんだったのだろう。最大のミステリーです。ルーブル美術館館長のソニエールさん一族に関する家族愛だったのだろうか。

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紙の本

日本の読者は面白さで損をしている?

2011/12/10 15:50

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ががんぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ルーブル美術館の館長が謎の死を遂げ、ダヴィンチの絵に暗号を仕掛ける。それをハーバードの記号学者と、実は館長の孫娘である警察の特務官が謎解きをする。一方それは重大な秘密に絡んでいるので、警察と謎の修道僧の両方から追われることになる、という展開。美術がらみの暗号解読、というのが何よりもユニークだろう。
 美術とか、キリスト教とか、専門知識なしにはどうか、とも思ったがその点は一般的知識の範囲で問題なかった。暗号解読ということだから、その筋のパズル好きには堪えられないかもしれない。そうでないものにもそこそこ興味深いが、それだけでは退屈な箇所もある。それを補うのが、たえず追われているという緊張感で、実際けっこう大部な物語のほとんどが24時間以内の出来事であるにもかかわらず、割と短めの章立ての、一つ一つにサスペンスが用意されていて読みやすい。
 しかしこれが延々と繰り返されると、いささか鼻についてくる。基本的なプロットは単純なのである。また、核心にある謎というのは、歴史の根幹を揺るがすようなスケールの大きなものと設定されているのだが、ほとんどがキリスト教の信者ではない日本の読者にとっては、そのインパクトはもう一つわかりにくいだろう。また、「世界を支配する」とされるほどの秘密でありながら、実際に動いているのは個人レベルで、その意味でアクションのダイナミズムはあまりない。まあ表に出る前に食い止めたということだろうけれど。
 というわけで、壮大で緻密な構想のわりには小さなアクションであって、小刻みに盛り上がりを組み立ててはそれを乗り越えて休めるパタンといい、構成上劇的な大きなうねりを持ったようなものと比べると、どこか拍子抜けの感じもあり、だから食い足りない感じも残った。

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2006/06/18 23:40

投稿元:ブクログ

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2006/04/17 00:00

投稿元:ブクログ

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2006/03/17 01:07

投稿元:ブクログ

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2006/10/01 03:04

投稿元:ブクログ

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