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野球好きには面白い理論が実際にメジャーリーグのオークランド・アスレチックスで行われている。 ぜひ某新聞社のナベ●ネ氏に読んでもらい感想を聞いて見たいものだ。。。
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野球の見方が変わるかもしれない本。野球好きならきっと楽しめるはず(私はとても楽しんだ)。小説としても非常に面白い。
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今(2006年6月)は、誰よりも原辰徳に読ませたい。アメフト編なら、同じような物が出てきそうだが、きっとサッカー編は難しいだろうなぁ。あったら、日本代表に読ませたい。
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面白かった。野球のデータに対する疑問がすっきりした。
ヒットで出塁しようが、4球で出塁しようが、本来、価値は同じだ。なのにそうは評価されていない点だ。打率ではなく、出塁率で見ることで本当のことが判るはずだ。
こうした疑問点をどんどん考えていくことで本当に科学的に戦力を判定していく。お見事。
確かにアスレチックスという貧乏球団の活躍は気になるところだった。その裏側はこうだったと言うのはノンフィクションとして実に面白い。
今はビリー・ビーンという人を見たくて仕方がない。
早速日本でもこんな風に野球をするチームが出て来ないだろうか。と言っても、アメリカと違って選手層が浅いからそう簡単には応用出来ないのかもしれない。
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メジャーリーグの内幕を垣間見せられたような、なんとも刺激的というか、残酷というか……つまりまあ、これがあのエキサイティングなスタジアムの雰囲気を醸し出している素なんだなあ、と思った。
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野球に勝つための要因を見つけ、そこに投資する。この本を知るきっかけになったのは、「数学で犯罪を解決する」であるが、この本は、2008/11/18時点でまだ読破できていない。
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これまで当たり前と思われていた内容を統計的に
検証すると、全く違った答えが出るという事を
メジャーの球団経営を通して描かれている。
当時、証券会社のディーラーをしており壁に当たり悩んでいた自分には
非常に役に立ちました
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いまだに出塁率はあまり重視されてない気がするなあ。これだけ言われてるのにね。
既成概念、固定概念に囚われるのは怖いというおはなし。
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著者がアーセナルのベンゲル監督を尊敬していると知って納得。また読みたくなった。でもアメリカスポーツとヨーロッパスポーツの成り立ちって、根本から違うんだよな~。アメリカスポーツは昇格&降格がないけど、その代わりに1部リーグが順繰りで強くなっていくように、ひいてはそのリーグ全体のファンを増やすために、サラリーキャップやらドラフト指名の順番やら、NBAにおいては国際ルールと違って3ポイントラインが若干近かったり、ダンクやりやすいようにボール小さくしたりしてるもんなあ。。。ビッグ4が上位を占め続けるプレミアとは構造そのものが違うもんなあ。。。とはいえ、スゴク面白いです。
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この本は、メジャーリーグのオークランド・アスレチックスが採用した経営手法、について書いた本。選手の評価の方法についていかに当チームがユニークなのか、が触れられている。
野球チームの経営にはお金がかかる。となると、選手の技量を、従来の常識ではない尺度や統計学を用いて評価することが重要であり、アスレチックスはそれを実際に行ってきた球団であるとのこと。
僕は、専攻が統計学で、思考も根っからの統計屋なのでとても楽しく読んだ。まあ、統計を別に考えるとしても、このチームのマネージャーがいかにユニークで、しかし目的に向かった考えを追究してきたが分かる。何しろ、犠打や盗塁は評価をしない、高卒ルーキーは取らない、という考えな訳だから。
ユニークなやり方は、時に周囲の反感を買ったり、理解が得られなかったりする。こういうときは少し辛い気持ちになるが、中途半端は最もいけないことも分かっているので、そこは愚直にまっすぐ進まなければならない、と再度心に刻みこむ。。。しかし、結果を出すということはどんな世界でも大変なことです。
詳しくはボクのブログで:http://d.hatena.ne.jp/ninja_hattorikun/20070906/1256431394
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この本はビリービーンという元メジャーリーガーで挫折を味わった男が
アスレチックスのゼネラルマネージャーとなり
ヤンキースの三分の一の年俸でありながら、プレーオフの常連となるチームに育てていく様が描かれています。
その最も大きな要因となるのが、ハーバード大卒業のポールという人物を右腕において、他の球団に先駆けてあくまでデータを元にした野球にあります。(出塁率が高いことが大事であるとか、守備力は大きな影響を持たないなど)
他のチームで不要と烙印を押された選手がアスレチックスに救い出され、その選手が復活していく様などもあわせて書かれており、小説としてとても面白い本でした。
ブラット・ピット主演で2011年に映画化されるようです。
この本は、小説自体としての面白さと、野球に関しての新しい視点という点以外に、データを使った経営という点で学びがとてもありました。
最近は様々なデータを取得出来る環境になってきていて、
今まで感覚で扱ってきていた業界などに、統計学を使った分析をもちこむというのはとても有用ですね。
まだそのような考えが適用されていない業界はあるはずなので、探ってみたいですね。
【引用】
・1.打者はすべて1番バッターの気構えで打席に入り、出塁を最大の目標とせよ
2.打者はすべて、ホームランを放つパワーを養え。本塁打の可能性が高ければ、相手ピッチャーは慎重になるので、四球が増え、出塁率があがる。
3.プロ野球選手になれるだけの天賦の才がある以上、打撃は肉体面より精神面に深くかかっていると心得よ。少なくとも、教わることができるのは、精神的な要素のみである。
・極端な話、もしエラーを記録されたくなければ、動作を少し緩慢にしてボールに追いつかなければいい。
・セーブポイントというデータは、単なる数字だ。なんなら平均よりちょっと上の実力を持つ投手にクローザーをまかせ、セーブポイントをたっぷり稼がせて、高く売り払うことだってできる。
・最高の野手と最低の野手の差は、最高の打者と最低の打者の差に比べ、試合結果に及ぼす影響はずっと小さいんです。なのに、市場のほかの人々はこの事実を把握できていないので、守備力に必要以上の投資をする
・本当に意味のあるデータとは、与四球、被本塁打、奪三振などだ。そういう数字を信頼することで、選手の外見や投球フォームといった主観的要素にまどわされずに済む。
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世間で常識として日常的に使用されている指標が、必ずしも有効であるとは限らないというとこと、世間は旧来然とした伝統的かつ有害でさえある指標からおいそれとは逃れられないということを、メジャーリーグを舞台に冗長に描いた作品。
記述されていることの価値はある程度認めるが、冗長すぎる。読了後は、現状維持バイアスを学習することができるでしょう。
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メジャーリーグの球団経営が主題だが、切り口はかなりビジネス本より。ベースボールを徹底的に確率の問題として捉え、選手の価値を独自の統計指標(出塁率、長打率等)を基に測り、限られた資金繰りのなかで最大限の効果が得られる選手を獲得、そして容赦なくトレードしていくアスレチックスのGMビリー・ビーンが話の中心。彼を補佐するポール・デポデスタ、発想の源であるビル・ジェイムス、ビリーに見出された(=再評価された)選手達の人間模様を絡め上手くまとめるマイケル・ルイスの手腕が光る。
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記録上は同じ「安打」でも相手の守備位置が悪くてポテンヒットになった場合や、足の早い打者であれば2ベースだったであろうシングルヒット等、記録に残らない要素が沢山ある。
そういった今までは記録に残らなかったデータや、データそのものの切り口を変えてみると、選手の真の価値が算出できる。
この考えからお買い得な%
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読んで損はない。読物としてはおもしろい。学べることはシンプルであり、娯楽として読むつもりがなければそんなに価値はないかもしれない。
勝利に直結している要素は何かをデータで統計的に見極める