- カテゴリ:一般
- 発行年月:2006.3
- 出版社: NTT出版
- サイズ:20cm/312p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-7571-2174-1
読割 50
紙の本
イノベーション破壊と共鳴
著者 山口 栄一 (著)
トランジスタを真空管に対して「破壊的イノベーション」としたクリステンセンの説に異を唱え、「パラダイム破壊型イノベーション」という新概念を提示。その普遍的な性質を分析するこ...
イノベーション破壊と共鳴
イノベーション 破壊と共鳴
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商品説明
トランジスタを真空管に対して「破壊的イノベーション」としたクリステンセンの説に異を唱え、「パラダイム破壊型イノベーション」という新概念を提示。その普遍的な性質を分析することで、21世紀の企業経営の方法論を示す。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
山口 栄一
- 略歴
- 〈山口栄一〉1955年福岡市生まれ。同志社大学大学院教授、同大学ITEC(文部科学省21世紀COEプログラム拠点)副センター長。東京大学大学院修士課程修了。理学博士。
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紙の本
物理屋のための (?!) イノベーション論
2008/04/24 21:03
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は農地地価などのデータを入手して,それをみずからコンピュータで分析し,十勝地方に「特異的に,農業が産業として成立」していることをみいだした.そして,その謎をとくために現地にでかけて取材している.こうした努力の末に書かれたのがこの本である.この本の最後では国政における自民党と民主党,有権者の行動なども分析されている.
とはいっても,この本がおもにあつかっているのは半導体材料におけるイノベーションである.みずからもかつてつとめていた大企業でイノベーションのたねが死蔵されている状態からぬけだすカギをもとめて,有名なクリステンセンの理論に異をとなえている.とはいえ,物理屋でも半導体屋でもないソフトウェア屋の私には,ここからイノベーションをおこすカギをみつけるのはむずかしい.