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紙の本
少子化と日本の経済社会 2つの神話と1つの真実
著者 樋口 美雄 (編著),財務省財務総合政策研究所 (編著)
女性の就業と少子化についての「神話」を論破し、欧米の事例を踏まえながら、あるべき政策を提示する。財務省財務総合政策研究所で行われた「少子化の要因と少子化社会に関する研究会...
少子化と日本の経済社会 2つの神話と1つの真実
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商品説明
女性の就業と少子化についての「神話」を論破し、欧米の事例を踏まえながら、あるべき政策を提示する。財務省財務総合政策研究所で行われた「少子化の要因と少子化社会に関する研究会」の成果をまとめたもの。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
2つの神話と1つの真実 | 樋口美雄 ほか著 | 1-22 |
---|---|---|
人口学からみたわが国の少子化 | 和田光平 著 | 25-47 |
子育てに伴うディスインセンティブの緩和策 | 森田陽子 著 | 49-80 |
著者紹介
樋口 美雄
- 略歴
- 〈樋口美雄〉慶應義塾大学商学部教授。
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著者/著名人のレビュー
本書のサブタイトルは...
ジュンク堂
本書のサブタイトルは、「2つの神話と1つの真実」です。ここでいう神話と真実とはもちろん、少子化の原因についてですが、では、いったい何が神話で、何が真実なのでしょうか。本書では、以下のように紹介されています。
まず、神話とは、「働く女性が増えたことが、出生率低下の原因であ」り、また「女性が就業しやすい環境を整備するには、企業の競争力が低下してしまう」と認識されていることです。そして真実とは、「出生率の低下は、社会にとって与件ではなく、家族政策によって対応しうる」ということです。
本当の少子化の要因とは、非婚化・晩婚化などに加え、雇用環境の厳しさや所得の低下が出生率を引き下げていることにあります。子育て環境を整えることもさることながら、少子化を今後の日本経済の危機だと考えるならば、男女の働き方を是正し、それに加え、雇用・所得環境を改善して将来の不安を和らげるものにしなければならないと編著者は語ります。
少子化について、新たな視点が生まれる一冊です。
出版ダイジェスト:2006年7月
テーマ『「下流」とは誰か―日本を蝕む格差社会』より