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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.7 23件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2006.3
  • 出版社: 光文社
  • サイズ:20cm/284p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-334-92491-3

紙の本

にわか大根 (猿若町捕物帳)

著者 近藤 史恵 (著)

女心にうとくても、捜査の腕は天下一品。もつれた事件の謎を解く、玉島千蔭の名推理が冴え渡る。【「BOOK」データベースの商品解説】人気の実力派女形が、突然下手な芝居をするよ...

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にわか大根 (猿若町捕物帳)

税込 1,760 16pt

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商品説明

女心にうとくても、捜査の腕は天下一品。もつれた事件の謎を解く、玉島千蔭の名推理が冴え渡る。【「BOOK」データベースの商品解説】

人気の実力派女形が、突然下手な芝居をするようになった。評判を落とした矢先に、幼い息子が不審な死に方を…。表題作のほか、「吉原雀」「片陰」の2編を収録した、江戸の情趣と人間の哀しさを描く時代ミステリー。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

吉原雀 5-106
にわか大根 107-192
片陰 193-284

著者紹介

近藤 史恵

略歴
〈近藤史恵〉1969年大阪市生まれ。大阪芸術大学文学部文芸学科卒業。「凍える島」で鮎川哲也賞を受賞し、作家デビュー。主な著書に「賢者はベンチで思索する」「黄泉路の犬」など。

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評価内訳

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紙の本

これこれ、これが読みたかったんだよなあ…という懐かしさを覚えさせる『猿若町捕物帳』第三弾!

2006/05/08 14:13

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る

仏頂面ながらに切れ味鋭い推理で事件をとく同心千蔭に、何とも妖しい魅力をたたえた女形・巴之丞、その巴之丞に生き写しの美貌に気風のよさを兼ね備える梅が枝、千蔭の小者を務める八十吉と、それぞれのやりとりや思惑の、読んでいて楽しいこと。今回は中篇三篇が収められており、正直言って事件は陰惨だったり後味が悪かったりするのだが、とにかくキャラクターのよさでこの作品は立ち上がっている。にやにやにやと顔がほころんでしまうのは、私だけではあるまい。例えば千蔭の父親の嫁になったお駒(彼女は千蔭の子供のような年頃なのだが、千蔭は律儀に彼女のことを「お母上」と呼ぶ。こんなところにも千蔭の性格の良さが表れている)の手料理が出てくるのだが、千蔭が「いったいなんでございますか?」と思わず問うてしまう茶色い卵焼きに「地獄の釜のように煮えたぎ」る燗、味のしない泥鰌鍋。それに対して、「泥鰌鍋とさっきの卵焼きがめっぽう合う」と誉める目明し。それを見て八十吉は思う。「この男、思っていた以上に大物」だ、と。このように、随所にほほえましい場面や笑えるつっこみが入っているのは、作者が大阪人だからだろうか。梅が枝が他の遊女のところに行ったと言って千蔭を物凄く怒り、千蔭がどうして怒られなければならんのだ、と後でぶつぶつ言う場面も面白かった…何しろ千蔭は梅が枝という美しい遊女と場をともにしても碁などうって時間をすごし、決して寝ることのない男。とにかくお仕事第一なのである。それが女心を解さないにぶさでもあり、逆に魅力でもあり…ついに梅が枝の方から働きかける、という展開もあり、今後どうなるのかも見もの。
キャラクターのことばかりを述べるわけにもいくまい。「吉原雀」「にわか大根」「片陰」とある三篇の中で、どれが一押しかというなら、私はやはり表題作の「にわか大根」。推理物ゆえ、事件の種明かしはできないが、上方へ行く前は非常に優れた役者だった達之助がどうしていきなり「にわか大根」とまで呼ばれるへたくそな役者になりさがってしまったのか。そしてまた息子の死の後、彼が再び素晴らしい芸を見せるようになったのはなぜなのか。芝居に関わる謎として、かなりこれはハイレベルなものだと思う。そしてそれを鮮やかに解いてみせた千蔭、いや、作者近藤史恵に改めて感服する。…だが、実は私が最も感心したのは、最後の巴之丞の言葉なのである…、が、それはここでは言うまい。この一篇を読んでいただいて、「ああ、そうだな」と思っていただければとても嬉しい。役者の、役者だからこそ出る言葉で、こういう言葉があるから近藤作品はたまらないのである。

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2006/05/14 12:51

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