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ゆりかごで眠れ
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.9 25件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2006.4
  • 出版社: 中央公論新社
  • サイズ:20cm/495p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-12-003717-7

紙の本

ゆりかごで眠れ

著者 垣根 涼介 (著)

凄絶な少年時代を過ごしながらも、コロンビア・マフィアのボスにまで上りつめた日系二世のリキ・コバヤシ・ガルシア。この日常に馴染めずも生きる、元刑事・若槻妙子。リキなしには生...

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商品説明

凄絶な少年時代を過ごしながらも、コロンビア・マフィアのボスにまで上りつめた日系二世のリキ・コバヤシ・ガルシア。この日常に馴染めずも生きる、元刑事・若槻妙子。リキなしには生きていけない元浮浪児・カーサ。組織の中で歪み、すり潰されていく刑事・武田。ラティーノの殺し屋・パパリトとパト—。血と喧騒の中を、全速で駆け抜けた男達を描く感動巨篇。【「BOOK」データベースの商品解説】

凄絶な幼少時代を過ごしながらも、コロンビア・マフィアのボスにまで上りつめた日系二世のリキ・コバヤシ・ガルシアに纏わる凄絶な愛情、そして生と死−。血と喧騒の中を全速で駆け抜けた男たちを描く。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

垣根 涼介

略歴
〈垣根涼介〉1966年長崎県生まれ。「午前三時のルースター」でサントリーミステリー大賞・読者賞をダブル受賞。「ワイルド・ソウル」で大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞を受賞。

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みんなのレビュー25件

みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

大藪春彦と船戸与一を足して二で割ったというか、でも悪い意味じゃあないんです。それに二人には描けないロマンスらしきものもあるし。それもベタベタしない極めてクールな・・・

2006/05/27 10:18

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

垣根の作品は好きですね。なんていうか、伊坂幸太郎ほどのスマートさ、古川日出男のようなユニークさはないんです。むしろ、どこかで読んだような、そういう話ではあるんです。私は洗練された大藪春彦、っていうイメージで括っていますが、その類型化は決して悪いものではありません。ま、他の作家と置き換え可能ではないか、といわれると、躊躇いを覚えはしますが。
で、今回は分厚いです。カバーの色も強烈で、それでいてバタ臭くはない洋書風なもの。無論、キレとかそういう感じではないんですが、悪くはない。そんな装幀は松 昭教、DTP ハンズ・ミケだそうです。で構成は、目次 プロローグ、第一部 別離、第二部 邂逅、第三部 襲撃、エピローグと、いたってシンプル。
巻頭言は、誰の言葉か書いてありません。
「神様は、この国があまりにも美しいので、地上に無数の悪魔をお放ちになられた。」
主人公は、リキ・コバヤシ・ガルシア、日本名 小林力、35歳です。彼はコロンビアの山村サン・アントニオで9歳まで育った戦後日系移民の二世です。彼が7歳のとき、極右市民によって結成された武装弾圧隊パラミリタレス(準軍部隊)によって両親を殺されています。その後、近くに住む混血女26歳になったばかりのベロニカの手で、彼女の子供たちとともに育てられます。その母も、彼が10代の時でしょうか、コカインがらみの抗争に巻き込まれて亡くなります。
そして、リキは血の繋がらない兄の作った組織を引き継ぎ、今ではコロンビアの大規模なコカイン密輸組織の共同運営体『ネオ・カルテル』で、重要な位置を占めるようになっています。リキが仲間から高く評価されているのは、その頭のよさもありますが、なにより信義を重んじ、仲間のためなら利益など度外視して奔走する、その姿勢にあります。
そのリキが来日をした、その理由というのが彼の組織で殺人を請負っているパパリトです。パパリトは密告によって殺人容疑で逮捕され、彼の背後にいる大物を炙り出そうとしている警察の手によって、毎日拷問にちかい尋問を受けています。しかし、リキの救いの手を信じる殺人者は、決してボスの名を告げようとはしません。
パパリトを殺人容疑で逮捕し、何とか口を割らせようとしているのが新宿北署組織犯罪対策課銃器薬物・暴力対策係長・武田和重です。1966年生まれ、40歳の警部は、自身コカイン中毒に陥いり、ある意味、黒い警官として公安からも目をつけられています。その武田と三年前から関係を持っていると噂されいるのが同僚の婦警・若槻妙子 28歳ですが、彼女はこの2005年8月末日に希望退職をしています。
パパリトを救出にきたリキが日本に連れてきたのが、一年半前にコロンビアの首都サンタ・フェ・デ・ボゴタで見かけた二人の浮浪児の妹が6歳になるカーサで、リキがかけた情けゆえに兄を殺されています。責任を感じたリキは少女を養女にします。彼らの人生が東京で交錯します。
なんだか船戸与一の作品を読んだ時のような印象でした。それまでは、どちらかというと軽快なピカレスク小説という展開でしたが、一気に重苦しい話になっていきます。ただし、船戸のそれほど圧倒的な重さ、希望のない闇の世界とも、違うのです。それが妙子の存在でしょう。船戸と垣根の違いは、恋愛描写の違いといえそうです。ともかく、予想通りの展開をしながら、それでも読者を納得させずにはいない力が垣根にはあります。

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紙の本

愛を十倍にして返すことの難しさが……

2006/05/07 21:54

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:シュン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 垣根涼介の作品には、いつもロマンがある。切羽詰った逆境に目を凝らすとき、特に南米奥地、文化の往来の見込めない場所で、人間の逞しさを描いているときの彼のペンは、生き生きと跳ねて見える。
 知略を凝らした犯罪の奥底にもまた、紳士的ルールがある。対して仁義を持たぬ者たちとの間で葛藤が渦巻き、そこには常に名誉の問題、人間としての矜持の問題が、高く大きくそそり立つ。
 そうした意味で欧米の冒険小説が持つエッセンス、生き様、誇り、気位、沽券といった意識を強く持った物語の、この作家は数少ない書き手であると言っていいのかもしれない。
 騎士道精神のアンチテーゼが常に世界に存在することを、彼の物語力学は決して忘れない。騎士道精神に端を発する西部劇では、大抵は問題には、クライマックスの決闘で片をつけて終わる。ウエスタンで起こるトラブルは、常にそうした二つの極の対峙構造生み出す軋轢の中で展開される。次第に溜まった内圧が爆発してゆく構造として世界がそこにあり、登場する人々は否応なくそこでぎりぎりの選択を迫られてゆく。
 本書も、構造と食材は、良くも悪くもまさにその範疇を出ることがない。中でも、作者の筆が生き生きするのは、南米での過酷な生い立ちに関わる場面、そして最後には日本を舞台にしては考えにくいほどに圧倒的な火力満載の活劇シーンである。
 この作者の作品世界に満ちた空気についてはいつも思うのだが、どんなに残酷な過去を持とうと、人間たちは暗くならず、むしろ乾いていることだ。どちらかと言えば、頭ではなく行動で解決しようという潔さが見られ、読書としてはかなり心地よいカタルシスを得ることができる世界なのである。
 そこを狙って書いているというよりは、世界の辺境を旅して歩いた作者の、おそらく自然な気風なんだと思われる。旅は人を変える、などというけれども、旅こそ物語の具材であり、よい食材を集めた人ほど、豊かで振幅の大きな想像力を駆使し得るのかもしれない。
 本書ではついにというか、この作者であれば自然な流れというべきなのだろうが、日系人のコロンビア・マフィアを主人公に据えた。いわゆるスカーフェイスみたいな、ビルディングス・ピカレスクの王道なのである。そしてスカーフェイスの持つ愚かさとは別の意味での、むしろプラスの愚かさに縛られた主人公は、まるで義賊・現代のねずみ小僧といったオプティミズムだ。
 「愛は十倍に、憎悪は百倍にして返せ」とは、作中何度も出てくる言葉だが、ぼくは憎しみを百倍千倍にするよりもずっと、愛を十倍にすることの方が難しいことだと思う。だからこそ、本書のような途方もない無駄な冒険に命を賭けようとする物語が、例え寓話みたいだと揶揄されようとも、きっとささやかな価値はあるのだ。
 本書は読み始めたら止まらない面白さを持っている。この作者特有のカタルシスも感じさせてくれる。楽しく、かつ満足の行く読書的時間がここにある。それにも関わらず、『ワイルド・ソウル』を超えることができないのは何故だろう。きっとあの作品は、あのときの衝撃であり、この作品は予想されたそのものだったからだろう。
 たとえば船戸与一のように、扱う風土を変え、ストーリーや語り口にに若干の工夫を凝らすのも一つの手だろう。思い切って別ジャンルに挑戦するのも(『君たちに明日はない』みたいに)あるいは一つの道だろう。荒々しい作風、その中に独自な才気を迸らせているが故に、この手の作品を焼き増ししてゆくだけでは、到底持たないだろうと思われる作家。
 そうした状況こそが、垣根涼介が自らに課した宿命なのかもしれない。そして、次々と期待される世界の望みに応えて、さらにタフな作品を出し続けてゆく意思こそが、作家にとっての「愛は十倍に」っていうことじゃないだろうか。

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2006/10/10 01:42

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2008/02/17 01:47

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2006/07/04 22:13

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2006/05/22 14:59

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2007/05/07 22:03

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2007/05/06 11:09

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2009/08/02 19:35

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2009/12/02 21:40

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2010/01/18 01:26

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2009/11/08 17:17

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2019/05/15 21:33

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2010/06/05 21:54

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2010/04/09 12:36

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