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ぼくのメジャースプーン(講談社ノベルス)
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2006.4
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社ノベルス
  • サイズ:18cm/337p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-182478-2
  • 国内送料無料
新書

紙の本

ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)

著者 辻村 深月 (著)

忌まわしいあの事件が起きたのは、今から三ヵ月前。「ぼく」の小学校で飼っていたうさぎが、何者かによって殺された…。大好きだったうさぎたちの無残な死体を目撃してしまった「ぼく...

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ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)

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商品説明

忌まわしいあの事件が起きたのは、今から三ヵ月前。「ぼく」の小学校で飼っていたうさぎが、何者かによって殺された…。大好きだったうさぎたちの無残な死体を目撃してしまった「ぼく」の幼なじみ・ふみちゃんは、ショックのあまりに全ての感情を封じ込めたまま、今もなお登校拒否を続けている。笑わないあの子を助け出したい「ぼく」は、自分と同じ力を持つ「先生」のもとへと通い、うさぎ殺しの犯人に与える罰の重さを計り始める。「ぼく」が最後に選んだ答え、そして正義の行方とは。【「BOOK」データベースの商品解説】

「ぼく」の小学校で飼っていたうさぎが、何者かによって殺された。無惨な死体を目撃した「ぼく」の幼なじみ・ふみちゃんは、ショックのあまりに登校拒否に…。大切なあの子を救うため戦う、不思議な力を持つ「ぼく」の7日間。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

辻村 深月

略歴
〈辻村深月〉1980年生まれ。千葉大学教育学部卒業。「冷たい校舎の時は止まる」でメフィスト賞を受賞しデビュー。

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みんなのレビュー217件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

誰のためでもなく、私自身のために泣くということ そして愛するということ

2010/05/06 12:33

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:空蝉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

低年齢の少年少女を主人公にすると、たいていは大人目線で『子供の視線』をはかるから失敗する。読み違える。どんなに子供の言葉を使おうと、子供の目線で見ようと、それは大人がかがんで子供の目線になったものであり、大人が子供を真似て発した言葉であるからだ。 
私の好きな作家、辻村氏も同じクチか・・・と心配しつつ読んだ・・・が、いらぬ心配だったらしい。この作品は、そんなことを気にして読むレベルじゃ、ない。
子供だったらどう考えるだろう、小学生の頭のレベルってどの程度だろう?そんなこと考えていたらこの作品に真剣に取り組む余裕なんてなくなる。おいていかれてしまうからだ。

猟奇殺人、動物虐待、児童虐待など様々な残忍な事件が今日数多くある。理由の無い狂った犯罪・・・どれもこれも「動機」が読めないものばかり。いや、犯人に言わせると動機はある、自白することもある、がとてもじゃないけれど一般常識からして『信じられない』理由であることが多いのだ。何でそんなことで?という動機。
この作品もまさに理解の範疇を超えたといえる動物虐待に端を発する。

いわゆるメガネちゃんタイプのふみちゃんは、早熟で頭が良くて凛としていて、「僕」が一目おく幼馴染だ。大好きな憧れの、僕がふみちゃんの特別でいたいと思える存在でボクはみちゃんと毎日、学校の兎の世話をした。ある日一人の大学生によって消費・・・虐殺されてしまった兎、それを最初に見つけたのはフミちゃんだった。ネットで、噂で、TVで、メディアで、大量にただ消費されていく「かわいそうなふみちゃんと兎の悲劇」。消費され、器物損壊というオチで決着がついてしまう大学生の罪。 実は僕には言葉で相手に条件提示をし二者択一を強要できる『能力』がある。
僕は同じ能力を持つ「先生」と1週間相談し、大学生に能力をつあった罰を与えようと画策する。僕が選んだ『言葉』は・・・   というのが粗筋。

まずこれが小学生って言うのはちょっとキツイんじゃ・・・?と思う節はいくらでもある。これだけ真面目に考えられる小学生がいれば世の中もうちょっとましになってるんじゃなかろうかと思うくらいだ。が、はじめにいったようにそんなことはどうでもいい。
肝心なのは彼が苦悩した1週間の先生との問答。彼が流した涙。
そのまま被害者の加害者に対する復讐心ややるせなさ、どうすればいいのかわからないほどの葛藤、諦め、とまどい・・・自分が加害者に成るという恐れ。すべてを表象しているのだ。
これは赦しの物語でも、救いの物語でもない。人と人とがひしめき、様々な、本当に色々な人間が混在しているこの社会の中で、(喫煙・禁煙席のように)都合のいいように世界が住み分けられている。それでも同じ世界に入り込んできたときに、衝突しいさかいが起きたり犯罪が起きたりする。たいてい加害者が犯罪者になり罰を受ける。が、被害者も反撃をした時点で直ちに加害者になる、負けるのである。

立場、時間、状況によって二転三転する善悪に正しい結論は無く、正しい罰も見つけることは出来ない。それでも彼は1週間後に一つの選択をした。
その結果は決して正しいものではなく、馬鹿なことをしでかしたのだとボクは気がつく。だから彼は泣いている。

そして彼は結局フミちゃんのためではなく自分のエゴ、自分のために罰を選んだんだと告白する。泣きながら思う、人間は自分のためにしかなくことは出来ないのか?と。
ただ、先生が彼にかけた最後の言葉は、私に涙を与える。

「自分のためにその人間が必要だから、その人が悲しいことが嫌だから。そうやって『自分のため』の気持ちで結びつき、相手に執着する。その気持ちを、人はそれでも愛というんです。」

私の心の中の何かがすとんと落ちた。 ああ、私は私を愛し、私のために泣いていいのだと、とても大きな許しを得たのだ。
誰かを想い、何かを感じ、それを自分に結び付けて泣くことは、自分のためだけに泣くことではないのだと、それが相手を愛する証なのだと、クサイかもしれないけれど思う。

久しぶりに愛すべき作品に出会った。辻村氏に感謝する。

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2006/05/03 22:28

投稿元:ブクログ

純粋な悪意に向き合ったとき、それに対抗する特別な力を持ったとき、人はどうするでしょうか?
小学生のぼくは何を想い、考え、誰のために、どう言葉を囁くのか。
賢くて優しい男の子のお話。

前作とリンクする登場人物(秋山先生他)が数人出てくるので、それを気にしながら読むのも一興。

2007/03/12 21:52

投稿元:ブクログ

面白かったです。深い。
罪の重さ、罰の重さ。いろんなハカリがあって。
「ぼく」は彼なりのスケールではかって、答えをだす。
凄く考える。力の、使い道。罰の量り方。いろんな重さがあるのだ。
ちょっと泣いて。好きだなって思った。
私、この本が、凄く好きだ。

2006/09/24 08:42

投稿元:ブクログ

「ぼく」は小学四年生。不思議な力を持っている。忌まわしいあの事件が起きたのは、今から三ヵ月前。「ぼく」の小学校で飼っていたうさぎが、何者かによって殺された……。大好きだったうさぎたちの無残な死体を目撃してしまった「ぼく」の幼なじみ・ふみちゃんは、ショックのあまりに全ての感情を封じ込めたまま、今もなお登校拒否を続けている。

非常に高い評価を受けている作品だったように記憶しています。「ぼく」は、犯人に対して自分の不思議な力を利用として、その対決の7日間を、親戚の「ぼく」と同じ力を持つ先生と話をしながら準備すると言う形の作品です。

「正義」とは何か、憎い犯人に復習すれば満足なのか?
幼い身体に強力な力を持つアンバランスをどう利用してどのような結末に持って行くのか、その発想が面白い作品です。

しかし、私のは「ぼく」と「先生」の会話が、説明っぽいことや、力そのものをゲームと見る若い感性(^^;についていけない面がありました。それが読んでいても辛かったです。なんと言っても、こんな「先生」との会話(対談?)をできる小学4年生っているだろうか?ここまで内面を抉り出すような小学4年生と言うのがわからないです。中学生でも無理がありそうで、舞台が高校生なら少しは話の内容を理解できたでしょう。学者的な「先生」の言葉を聴いて理解するのは小学4年生には無理でしょう。

そんな設定を無視すればいいけど、大人に相談すると言う設定が必要なのでしょう。そこに重要な「正義とは何か」と言うテーマがあるのですから。そして、最後に自分の不思議な力を利用するアイディア、、これは、面白い発想で、ある意味、恐い子供を演出しています。その恐さがかえって子供っぽさを浮き出しているだけに、決戦までの7日間が、私には辛かったです。もう少し短い作品が出たら読んでみたい作家かも(^^)

2010/10/31 08:06

投稿元:ブクログ

昔皮をはがれたウサギの話がずいぶん報道されたよな・・・
もしかしたらこのように傷ついた子達がたくさんいたのかも。

猟奇的な若者を描くのが本当に上手だ・・・。

2008/01/21 21:18

投稿元:ブクログ

すごく重く難しいテーマを直球でぶつけてきた一冊。決断には賛否両論出るでしょうが、それも全部受け止めるよ、という意思も感じました。
『冷たい校舎の時は止まる』が漫画化されてますが、そっちはストーリーで読ませて面白そう。
これから期待。

2006/09/10 03:52

投稿元:ブクログ

脅す能力を持つ小4の少年。母方親族に遺伝的に生まれる。AをしないとBになる。記憶は残らない。1回/1一人。少女(ふみちゃん)のピアノの発表会で順番がかわる。大嫌いな子の次になり、ピアノを弾かないと隠れる。発見した少年が説得。
母が能力を使ったと思う。
少女が大事にしていたウサギを
医大生が惨殺。少女はショックで休学。復讐の為に弁護士を脅し犯人の面会セッティング
母の指示により、同じ能力を持つ児童心理学科の教授に声の先生の所に1週間通う。
犯人脅す言葉。
子供は「反省しなかったら、人間以外の動物が見えなくなる」
先生は「10年後に死んでなかったら、あなたの一番大事なものを壊す」実際に使ったのは、「僕の首をしめなかったら、医学部に戻れない」寸での所で助けられ犯人は再度逮捕。少年が入院したことにより、少女に回復の兆し。少女は
ピアノの発表会で説得されていた
ことを覚えていた。少女に能力が使える事が判明。

2007/04/13 17:04

投稿元:ブクログ

罪と罰、復讐は誰のための行為なのか‥、と重いテーマですが、読後感がとても良かったです。あのラストにすごく好感を持てました。主人公が小学生だからこそ、この重いテーマを純粋に捉えて話が展開できるのだなと思います。奇抜な展開や文体ではないのに、ぐいぐいと物語に読者を引きこむ。作者の力量を確かに感じます。

2009/08/29 12:37

投稿元:ブクログ

主人公の持つ能力が面白い!そして最後に彼が決めた「罰」があまりに残酷で切なかった。ハッピーエンドなので読了感は良し。

2011/03/24 11:56

投稿元:ブクログ

 ぼくの友達・ふみちゃんが誰よりも大切に世話をしていた学校のうさぎ達が、ある心無い大学生に惨殺されてしまう。その第一発見者になってしまったふみちゃんは、ショックのあまり声も出なくなり、感情すら表に出せない状態になってしまった。ふみちゃんの心は壊れてしまったのだ。反省しているとその大学生は言っているらしいが、そんなことは到底信じられず許せないぼくは、ぼくが持っている特殊な力”条件ゲーム提示能力”で犯人に立ち向かおうとする。

 一見、残酷にも思えるストーリー。犯人と対峙するまでの7日間、ひたすら犯人にあたえる「罪と罰」をあーでもない、こーでもないと、同じ力を持つ先輩・秋山教授と考える話。しかしながら、読後感がこんな、ある意味すっきりしたような、どこか洗われたような感覚になるから不思議。秋山教授とのやりとりは、やっぱりカウンセリングだったんだ。たった10歳の子が、ひたすら好きな子のことを思って出した答えにここまで心うたれるとは。自分がこの立場で必死になってこの問題を考えても、こんな答えはきっと100年かかっても思いつかない。力のおかげじゃなくてふみちゃんが回復してきていること、ふみちゃんがあの時ピアノを弾きに戻った本当の理由について、早く「ぼく」に知らせてあげたい。そう、ふみちゃんはあの出来事を忘れていない。ということはイコール・・・。

  ぼくはふみちゃんと仲がいいことが自慢なんだ

 この本をまだ読んだことがない人には、是非とも「子どもたちは夜と遊ぶ」とセットで、必ず続けて読むことをオススメしたい。私は一応順番通りに読んではいるが、間があきすぎているため、覚えていないところも多々。それでも、秋山教授が「子どもたち~」で囁いた言葉の内容が明らかになったのはスッとしたし、月子の存在にも気づけた。が、続けて読んでいればもっと繋がりがしっかりわかってもっと楽しめたに違いないと悔しさが残る。これだけでも読めるだろうが、絶対にセットで読んだ方がオススメ!!

2006/07/11 17:34

投稿元:ブクログ

不思議な力を持つぼくが、心を閉ざしてしまった大切な友達の為に取った最大限の復讐とは…?

「ぼく」は人にある条件を出し、それがクリアできなかったら罰を与えるということができる力を持っている。
それを心無い事件を起した犯人に振るうにはどんな罰がいいのか…。小学4年生のぼくが一生懸命に頭を悩ませ、導き出す答えがとっても切ないです。
そして登場人物に命を与えるエピソード力が今回も本当に光ってました。サンタクロースの話や課題研究の話。そういった小さなエピソードにも感動できる一作です。

2010/12/20 22:57

投稿元:ブクログ

 小学4年生の主人公、そしてその友達のふみちゃん。ほのぼのとした雰囲気で始まるのだが、事件後は一変し、秋山先生とともに能力について知っていくことになる。展開は緩やかだが、深く突きつけられた後であること、自分のメジャーがどこにあるのかわからなくなる感覚から、居心地はよくない小説だと思う。
 自分のためにすべてを決めてもいい。だれかのためだなんて、その言葉は自分を守る言い訳か予防線にしかならないことは、もうとっくにわかっている。

2009/06/21 22:33

投稿元:ブクログ

 小学校で飼っていたうさぎが、殺された。その犯人は、うさぎの命だけでなくうさぎの面倒を大切に見ていたぼくの幼馴染のふみちゃんの心も奪っていったのだった。不思議な力を持つぼくは、同じ力を持つ先生と1週間を過ごしながら犯人に与える罪の重さを考えていく。
 答えのない問題がいくつかでてきて、考えさせられる内容でした。ラストのマドレーヌとピアノの発表会の話にそっかーと驚きました。あと、能力を持っている人が主人公や先生のような人たちなら心配ないかな、と思いました。

2006/04/09 15:03

投稿元:ブクログ

"愛はエゴである"とか"人間誰だって一番可愛いのは自分自身"とか。
そんなフレーズは珍しくもないし、実際私がそれを思った事も何度もある。
そして"あの人"は言う。
「責任を感じるから、その人が悲しいことが嫌だから。そうやって、『自分のため』の気持ちで結びつき、相手に執着する。その気持ちを、人はそれでも愛と呼ぶんです」


ふみちゃんの為じゃない、結局は自分の為なんだと泣く"ぼく"の涙は、それでもとても温かい。
そこに流れるのが例えエゴだとしても、彼女があんなに傷つかなければ"ぼく"が必死になって"そいつ"と闘う事もきっとなかったのだから。


"彼ら"の明るい様子に思わずじわっと来て、最後でまた号泣。
辻村さんの作品は毎回私の琴線を怖いくらいについていて、しかも前作と比較して想像もつかないストーリーを持ってこられるので新作が出る度に驚かされる。
世界が反転するような衝撃ではなく優しくて温かい何かがゆっくり氷を溶かしていくような、そんなカタルシス。
きっとこれから何度でも読み返してしまう。
そんな極上の物語。

2006/06/08 17:29

投稿元:ブクログ

ひねくれた理屈のこね方とちょっと屈折しかけた人間描写が相変わらず面白い。
とても人間らしい本質をよくついてると思う。
出てくる小学生の描写はちょっと小学生には見えないけれど。。。
辻村深月はやっぱりいい。
考え方の傾向が好きなんだと思う。
最後に泣けるのもとてもいい。

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