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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.9 479件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2006/07/25
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/270p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-213526-4

紙の本

赤い指 (加賀恭一郎シリーズ)

著者 東野 圭吾 (著)

犯罪を越えたその先に、本当の闇がある。二日間の悪夢と、孤独な愛情の物語。【「BOOK」データベースの商品解説】この家には、隠されている真実がある。それはこの家の中で、彼等...

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赤い指 (加賀恭一郎シリーズ)

税込 1,650 15pt

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商品説明

犯罪を越えたその先に、本当の闇がある。二日間の悪夢と、孤独な愛情の物語。【「BOOK」データベースの商品解説】

この家には、隠されている真実がある。それはこの家の中で、彼等自身によって明かされなければならない−。犯罪を超えたその先に、本当の闇がある。2日間の悪夢と、孤独な愛情の物語。【「TRC MARC」の商品解説】

犯罪を超えたその先に、本当の闇がある。2日間の悪夢と、孤独な愛情の物語

直木賞受賞第1作 書下ろし長編小説

「この家には、隠されている真実がある。それはこの家の中で、彼等自身によって明かされなければならない」

【商品解説】

目次

  •  

著者紹介

東野 圭吾

略歴
〈東野圭吾〉1958年大阪府生まれ。「放課後」で第31回江戸川乱歩賞、「秘密」で第52回日本推理作家協会賞、「容疑者Xの献身」で第134回直木賞を受賞。

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みんなのレビュー479件

みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

かっこよすぎる。

2009/12/19 08:56

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kumataro - この投稿者のレビュー一覧を見る

赤い指 東野圭吾 講談社

 今年読んだ本のなかで心に残った1冊となりました。タイトルは書店で何度か見かけたのですが、タイトルがあまり気持ちのいいものではなかったので、これまで手に取ることもありませんでした。タイトルで本の内容を想像してしまいます。赤い指の「赤い」は血液だと思っていました。そうではなくて、「口紅(くちべに)」でした。タイトルだけでは本の中身はわからないものです。
 刑事がふたり。加賀さんと松宮さんです。もっと詳しく言うとふたりは従兄弟(いとこ)なのですが、ここで詳細は書きません。
 小学校2年生の春日井優菜ちゃんが殺害されます。刑事コロンボ形式で、犯人は、冒頭で判明します。わたしは読みながら途中で、犯人はもしかしたら他の人物ではないかと錯覚しました。同作者の「白夜行」と一緒で、犯人の登場シーンは少ない。もっぱら犯人の親族が表舞台で動き回ります。
 あなたは、こどもを守るために自分の親を犠牲にできますか。人間として越えてはいけない一線を前原夫婦は越えてしまいました。ひどい人たちです。鬼畜(きちく)です。だけど、奥さんである前原八重子さんの気持ちはわかる。夫の昭夫さんは無力です。
 前原昭夫さんの策略は読んでいる途中で読めました。最後のどんでんがえしも予想できました。それは、この作者の本を何冊も読んだからであり、初めて読む方にはわからないでしょう。
 作者は、並外れて高い位置にある洞察力とか推理力、人間の気持ちの動きを読むことができる能力をもった人です。ラストはかっこよすぎる。自己嫌悪に陥りました。作者はいかようにでも説得力のある嘘話を構築できる人です。

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紙の本

最初に殺人ありき。

2009/10/31 21:28

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初に殺人ありき。

舞台は平凡な家庭。家族構成は、父と母、中学生の子供に痴呆の祖母。

その平凡な家庭に起きる突然の「殺人」。

殺人自体のトリックは全くありません。殺人をめぐる登場人物たちの、心理描写が印象に残ります。テーマは家庭と人間のエゴといったところでしょうか。

親がいて子がいるのは当たり前のことです。

物語は親としての立場である父の感情と、かつて子供であり今でも子供であり続けているはずの立場の感情の違いを気付かせてくれる内容になっています。

自分が親になったときに、かつての子供としての気持ちは日常生活の中では思い出すことができません。

日常生活では気がつかない感情を、事件というきっかけは思い出させてくれるのです。

それらの感情を描くために殺人というイベントを使うのは、ある意味パターン化されてきた感じの手法ですが飽きはきません。

最後まで一気に読めてしまいます。

ただ、個人的に残念だったのはタイトルの「赤い指」が最後のところでどのように使われるか、読んでいくうちになんとなくわかってしまったこと。

東野作品をいくつか読んでいる人であれば、なんとなくわかるのでは?という点が少し残念です。

龍.

http://ameblo.jp/12484/

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紙の本

タイトルの「赤い指」の真相を知った時、読者の胸には衝撃が走ることは間違いない

2009/05/10 18:38

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エルフ - この投稿者のレビュー一覧を見る

前原家は外から見たらどこにでもある家庭、しかし内から見たら崩壊してしまっている家庭。
あの時、もっと話あっておけばこんな状態にならなかったのか、こんな最悪な事態を招くことはなかったのかと何度か悔やむ昭夫、息子が犯したしまったのは幼女殺害、反省するどころか自分が犯した罪の重さも全く気付かない彼を溺愛し守ろうとしか思わない妻の八重子。
そして彼らの家にはもう一人、昭夫の母で痴呆の政恵が住んでいる。
救いようのない親子が自分達の生活を守るために下した結論は普通なら考えもつかないくらい酷いこと、しかもそんな作り話が通用すると思っているのかというくらい杜撰な計画にも関わらず彼らは決行していくのです。

この物語はただ単に事件の真相を暴くだけではなく、もう一つ彼らの家に隠されていたある事実を昭夫たちに分からせるのですが、これが実に痛いものでした。

最後まで昭夫が考え直すこと、そして事実に気付くことを願う母・政恵の心を思うとそれまで政恵の前で行っていた行為全ての痛さと、逆にそこまでして一緒に暮らす意味があるのだろうか?という疑問がわいてしまいます。
一度目読んだ時は何て酷い息子とその嫁と子供なんだと思っていたのですが、二度目に読むと痴呆のふりして一緒に住む政恵もある意味怖い存在だと思ってしまいました。
多分政恵にとって可愛いのは息子の昭夫だけ、昭夫だけ気付いてもらえればよかったわけで、孫を庇う気はさらさらなかったわけですし、最後まで信じるといいながら色々と手立てだけはうって自分の無罪は証明しているのも怖いといえば怖い。
あんな息子に育てたのは自分の罪だと思う気持ちからの行為なのかもしれませんが、互いに自分のことだけを考えていった先にあったのがこの事件なのだろうなと思いました。


タイトルの「赤い指」の真相を知った時、読者の胸には衝撃が走ることは間違いないですし、シリーズファンの方は勿論、他の作品を未読でも十分楽しめる面白さだと思いますので★の数は五つです。

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紙の本

よくある家族設定。

2008/10/19 09:10

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:とんちゃもん - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初に、事件に係わる刑事さんの話が少し書かれています。プロローグとはちょっと違いますよね。
生い立ち、と言えばいいんでしょうか?

で、いきなり事件が起こります。
良くある家庭の、良くある家族構成。夫婦と一人息子、夫の母。
この一人息子が 起こした事件をかばおうとする夫婦と、それを暴こうとする刑事たち。
そして、被害者とその家族が主な登場人物。

それぞれの心理描写がとてもよく書けていて、一気に引き込まれていきました。
同じ年頃の子どももいるので、とても他人事には思えなくて。

終盤の心理戦には泣けてしまいました。
刑事さんの本心にもね。

読後感も良くて 私的には☆5つ!良かったよ~と友人にも勧めたい一冊です

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紙の本

真相

2008/09/23 07:24

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る

ザッツ東野エンターテイメント!テーマに対して幾重にも張られた物語は、
東野作品ならではの味わいと言えるのでは。
今回のテーマは、「親の子供への思い」だろうか。
そして「親の心子知らず」とも、言えるかもしれない。

ある日突然、加害者側の人間になる。そんな事が決して起きないとは、
今の時代誰が言えるだろうか。自分の子供が過ちを犯し、
人を殺めてしまったら。親はそれでも、なんとか子供を守ろうとする。
たとえ人として決して選んではいけない道を、選んだとしても。

だがやはりそれは、選んではいけない道。そしてそれがいけない道なのだと、教えてくれるのもまた親なのだ。深い深い親の気持ちに気がついた時、
子供は涙にくれ、本当の愛情の意味を知る。

最後にもう一つ、深い親子の愛情物語が花を添える。
じんわりと胸に来る物語が読みたくなるこれからの季節。
秋の夜長に、ぴったりの作品だと思います。

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紙の本

弱い人間が、絶望の中でもがき苦しむ。その先にある小さな救い。

2007/09/08 18:21

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:もりそば - この投稿者のレビュー一覧を見る

 主人公は、同居する母親の痴呆に悩むサラリーマン。
 終業後、妻からかかってきた電話により帰宅すると、庭に見知らぬ女の子の死体があった。ひきこもり気味の息子が殺したのだ。
 息子の将来を考え、事件を隠蔽しようとする妻に押され、主人公は必死の工作を始める・・・

 主人公の行う隠ぺい工作は、所詮素人考えなので、東野作品の誇る名刑事・加賀の前に結構簡単に崩れ去っていきます。
 しかしそれでも読者をぐいぐいひきつけるのは、これまでずっと厳しい現実(息子の歪んだ性癖や、母の介護など)から目をそらしつづけてきた主人公が、身内による殺人という、とびっきりの現実をつきつけられて、もがき苦しむからでしょう。
 良心の呵責。息子をかばう妻。自分が殺したことも直視せずゲームに興じる息子。
 そういう発狂寸前の状況で、おぞましい計画を考え、実行に移す主人公。
 
 そんな絶望に満ちた話でも、読後に小さな救いをおぼえるのは、東野先生らしい、どんでん返しがあるからでしょう。
 時間をとって一気に読むのがオススメ。主人公一家のあがきと救いを堪能しましょう。

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紙の本

愛していればこそ。

2006/09/18 23:56

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ミント - この投稿者のレビュー一覧を見る

受賞後第1作ということで手を伸ばしたが、やや残念な読後感である。ひねりの部分が途中で想像できたからだろう。親であり、子でもある立場の男の感情の揺れの描写はさすがといったところ。個人的に、加賀親子の互いを思う気持ちに涙した。

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紙の本

ここから、始まる物語。

2006/09/03 14:39

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:池のワニ - この投稿者のレビュー一覧を見る

子供が取り返しのつかない罪を犯した一家の二日間の出来事だ。
犯人が誰であるのかは、最初に明かされるスタイルのミステリー。トリックで魅せるのではなく、人間の心の奥底に手を突っ込んでゆく犯罪小説。ドストエフスキーにも劣らぬ、めちゃくちゃキツイ話である。だから、作者は、嵐のあとに咲く野の花のようなエピソードをラストに添えたのだろう。
物語は二方向から語られる。一つは、刑事の視点。もう一つは、「犯人」の父親。
ずるずると残業を繰り返す主人公。悪人ではない。凡人である。彼は仕事を口実に、責任回避をはかってきた。痴呆の母と、折り合いの悪い妻と、ひきこもりで荒れる息子。家の問題をことごとく先送りにしてきたツケがある日、襲いかかってくる。息子が、女児を悪戯しようとして殺してしまったのだ。
まっとうな精神状況なら両親は自首をすすめるものを、彼らはとんでもない行動に出る。
一家の過去については、詳しく語られていない。どこにでもある平均的な家族として描いている。語られる「家庭の難題」のどれ一つとっても他人事ではない。生々しい。不快と不安とともに、一刻も目をそむけることができずに、この地獄の状況で、自分ならばどうするのだろうかと考えさせられる。
どうしてこんな「おかしな社会」になったのかと、不祥事や事件の度に言われるが、一家はその際たる象徴だ。同時に、問題に向き合おうとする作者の意気込みが伝わってくる。タイトルの「赤い指」の意味を理解したとき、感動ではなしに、衝撃が走る。

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2007/02/05 01:49

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2006/07/27 21:48

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2006/07/31 14:05

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2006/09/24 22:03

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2006/08/02 18:08

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2006/08/08 15:13

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2006/08/10 14:25

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