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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2006.6
  • 出版社: 彩流社
  • サイズ:20cm/402p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-7791-1169-2
  • 国内送料無料

紙の本

カフカの友と20の物語

著者 アイザック・B.シンガー (著),村川 武彦 (訳)

ポーランドからニューヨークへ移住し、ユダヤ人の文化伝統に深く根を下ろし普遍的な人間条件を生命感あふれる筆法で表現した、ノーベル文学賞作家の短編集。【「BOOK」データベー...

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カフカの友と20の物語

税込 3,520 32pt

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商品説明

ポーランドからニューヨークへ移住し、ユダヤ人の文化伝統に深く根を下ろし普遍的な人間条件を生命感あふれる筆法で表現した、ノーベル文学賞作家の短編集。【「BOOK」データベースの商品解説】

ポーランドからニューヨークへ移住し、ユダヤ人の文化伝統に深く根を下ろし、普遍的な人間条件を生命感あふれる筆法で表現したノーベル賞作家の短編集。「カフカの友」のほか「ある冬の夜の客」「鍵」など全21編を収録。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

カフカの友 7-24
ある冬の夜の客 25-52
53-66

著者紹介

アイザック・B.シンガー

略歴
〈アイザック・B.シンガー〉1904〜91年。ポーランド生まれ。イディッシュ語作家。78年、ノーベル文学賞を受賞。著書に「やぎと少年」「お話を運んだ馬」など。

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みんなのレビュー2件

みんなの評価4.5

評価内訳

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紙の本

「残酷」ゆえに我愛す。艱難辛苦を喜びに変え、そして、喜びを無念に変える「死」——その否応なき到来を厳しく描き切る、イディッシュ語作家による物語の切実さを。

2006/09/05 23:51

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:中村びわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 初めに読んだ『悔悟者』はまずまずの手応え、次に読んでみた長篇『ショーシャ』でシンガーが実に大きな作家であることを認識する。そして、子どものための短篇集『お話を運んだ馬』の最初に収められた「お話の名手ナフタリと愛馬スウスの物語」というごく短い物語で、この作家の本領に触れた気にさせられる。身ぶるいが生じた。その震えが勘違いではなかったことを大人向け、それもレベルの高い読者が多いであろう『ニューヨーカー』に掲載されたような短篇作品がまとめられた本書を読んで確かめることができた。
 子ども向けの短い物語で感じた「本領」とはどういうものか。それは、時の流れの残酷さというものを「強調」という足し算もなく、また「手加減」という引き算もなく、そのままに描いてしまう腹のくくり方とでも言おうか。時というものは、偉大なる聖人にとっても、ケチなこそ泥や太鼓持ちにとっても等しく流れ過ぎる。時の流れが万人にもたらす終わりが「死」だということが、作者の自然な受け止め方なのだ。
 その死というもの、生きて艱難辛苦にある人にとっては苦難から解放される喜びを示し、生きて喜びに満たされている人にとっては喜びを手放す無念となる。両者のあいだには、死を自然だと受容できる穏やかな一群の人びとがいる。シンガー自身は、そのような穏やかな受容の姿勢で「死」という終わりを見つめたからこそ、時の残酷をしっかと観察し、いくつもの物語に「終わり」のバリエーションを残すことができたのではあるまいか。
 さまざまな「終わり」を繰り返した理由——それを問うとき、「ユダヤ」を抜きにしては考えられない。ポーランド生まれのシンガーは米国に移住し、第二次大戦中に帰化した。米国人となりながらも、東欧ユダヤ系の人びとが使っていたイディッシュ語にこだわり、英語ではなく母語で書きつづけたのである。頭に浮かぶ亡命作家の何人かが、英米仏など文学・文化の本流を成す言語で書き始めたことを考えると、特異なことだろう。「この世にただひとりイディッシュ語を話す人間として残されても、物語が自分のなかに生まれる限り、構わずイディッシュ語で書くのだ」とでも言うような気概があったとしてもおかしくはない。
 イディッシュ語の選択について、野崎歓氏が読売新聞での本書の書評にて「イディッシュによってこそこの世のあらゆる物語を掬い上げられるという確信が、作家の内にはあったのかもしれない」と述べているが、『お話を運んだ馬』や本書の物語で、物語と化した人びとの人生を読んでいけば、氏の推測に外れがないことがよく分かる。シンガーにとって、物語は母語とともに在るものであったのだ。したがって、自分が紡ぐ物語は、母語でしか可能ではなかったのだろう。
 『カフカの友と20の物語』に並べられた21の物語のうち、頭に強烈によみがえってくるのは、どれも生きて孤独を自覚したであろう女性たちの物語である。隣人にだまし取られた家を彼への贈り物にして、親戚の家へ転がり込んできた聖人のような伯母イッテ・フルーマを書く「ある冬の夜の客」、被害者意識の凝り固まりで内向的な暮らしを営んでいたベッシー。彼女が思い改めた直後にやってくる運命を描いた「鍵」、ときどきカフェテリアに寄るたび言葉を交わしたエステルの、運に見放されたような人生を追った「カフェテリア」、子どもに恵まれない妻アルテレの、半ば狂信的な妊娠のための旅の数々、その行く末を綴った「アルテレ」、自分の趣味嗜好に宗教を合わせて同胞のひんしゅくを買った女アデレをめぐる物語「めかし屋」——いずれも突き抜けた奇矯さが笑いを誘う。笑いを誘うように書くことの残酷さが、自虐的なユダヤ人のものだと思える。きわめつけが「冗談」という1篇。ここで繰り広げられる「きもだめし」以上に、人生の残酷を考え抜いた作者の用意する随伴的結果が怖い。

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