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- カテゴリ:小学生
- 発売日:2006/06/15
- 出版社: ブッキング
- サイズ:21cm/229p
- 利用対象:小学生
- ISBN:4-8354-4234-2
紙の本
小さな魔法のほうき (fukkan.com)
著者 M.スチュアート (著),掛川 恭子 (訳),赤星 亮衛 (画)
メアリーは夏休みのあいだ、田舎の古い屋敷に住むシャーロット大おばさまのところに預けられることに。ある日、近くの森を歩いているとまっ黒な子猫のティブに出会いました。ティブに...
小さな魔法のほうき (fukkan.com)
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商品説明
メアリーは夏休みのあいだ、田舎の古い屋敷に住むシャーロット大おばさまのところに預けられることに。ある日、近くの森を歩いているとまっ黒な子猫のティブに出会いました。ティブに導かれるままに森の奥へ歩いてゆくと、七年に一度しか花をつけないという不思議な花“夜間飛行”を見つけます。庭で見つけた古いほうきに偶然“夜間飛行”の花粉が付くと、ほうきはメアリーを乗せたまま空高く舞いあがりました。そうしてメアリーが飛んで行き着いたのは…なんと魔女の学校だったのです。【「BOOK」データベースの商品解説】
夏休みのあいだ、大おばさまの古い屋敷に預けられたメアリー。ある日、庭で見つけた古いほうきに、不思議な花「夜間飛行」の花粉が付くと、ほうきは高く舞い上がり…。魔法ファンタジーの原点である名作。〔あかね書房 1975年刊の再刊〕【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
M.スチュアート
- 略歴
- 〈M.スチュアート〉1916年生まれ。イギリスの女流作家。
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紙の本
魔女ものの原点的傑作ファンタジーです。復刊、おめでとう!装丁もオリジナルのままで、夏休みお薦めの一作。不満なのは値段のみ。
2006/08/05 21:15
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:栗太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
夏休みの間、人里はなれた大おばさまの古い屋敷にあずけられたメアリー。ある日、森で見つけたのは、むらさき色の不思議な花でした。7年に1度しか咲かない魔法の花で、その名も「夜間飛行」。金色の花粉をこすりつけたほうきは空を飛び、メアリーを魔法大学に連れて行きます。インク壷を使った姿消しの授業や古めかしい教科書、そうかと思うとフラスコや顕微鏡を使った科学的な魔法の授業、生徒も先生も個性的で、なんとも魅力ある魔法大学です。
ところが愛想よくメアリーを迎え入れた校長マダム・マンブルチュークの狙いは、実はメアリーの猫ティブだったのです。まんまと奪われたティブを助け出すため、メアリーは夜の魔法大学に忍び込みます。ポケットには夜間飛行の花と、大学からちょっと拝借してきた『呪文の神髄』という本をつめ込んで。
夢があって冒険があって、ぞっとするような魔女のたくらみがあって、恐ろしい戦いと友情があって……まさに、息もつかせぬ面白さ。赤星亮衛氏の絵も作品にピッタリで素晴らしい雰囲気を醸し出しています。
さて本書では、1章の見出しが「かわいそうなメアリーひとりでしくしくないている」、2章が「夜になるとさわぎだす」、以下14章「かえろよかえろ旅はおわった」まで、マザー・グースをもじった見出しが続きます。各章の見出しを全部つなげると、不思議な詩ができあがります。30年ぶりに暗誦してみたらスラスラと口ずさむことができました。好きな本は色々あるけれど、章タイトルを全部暗誦できるなんて、そんな無意味かつ面白いことができるのは、この本くらいです。どれほど夢中になって読んだ、特別な一冊だったことか。私だけでなく、熱狂的ファンが多い本だと思います。
今回、復刊ドットコムというサイトの投票がきっかけで復刊しました。そのこと自体はとても嬉しいのですが、やはり2520円は高すぎるでしょう。出版社は、これでも採算は取れない。良心的な価格だと言うかもしれませんが、かつてこの本が大好きでどうしてももう一度読みたい、ぜひ手もとに置きたいという人たちの、足もとを見るような値段です。児童書系出版社どこかから文庫新書の形で(700円程度で)出すことはできなかったのでしょうか。ビジネスとして成り立たないという評価だったとすれば、とても残念です。本当に、面白い本なのに。
紙の本
夏休みのあいだだけの魔法
2016/06/08 13:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
7年に1度しか咲かない夜間飛行の花が印象的だった。マザーグースの歌も効果的に取り入れているのが良かった。