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紙の本
13月王のソドム (講談社X文庫 white heart)
著者 斎王 ことり (著)
荒涼とした乾いた大地が広がる“砂漠の星”。久嶋凛の夢に現れるその世界は、いつも同じ荒れ果てた場所だった。そして夢に現れる謎の少年—研ぎ澄まされた刃のような美貌を持ち、高圧...
13月王のソドム (講談社X文庫 white heart)
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商品説明
荒涼とした乾いた大地が広がる“砂漠の星”。久嶋凛の夢に現れるその世界は、いつも同じ荒れ果てた場所だった。そして夢に現れる謎の少年—研ぎ澄まされた刃のような美貌を持ち、高圧的な態度で凛を我が物にせんと迫る彼は、いったい何者なのか!?ついに夢と現実が混じりあい、凛は不思議な砂漠の世界へと引き込まれてゆくが。【「BOOK」データベースの商品解説】
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お薦め!少年ファンタジーBL好きにも!
2006/08/08 19:07
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KIYO - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公は日本の高校生凜。彼はある日鏡の中から現れた美貌の少年に召喚されて荒廃した砂漠の世界ガイアに拉致される。凜の意識は幼い頃から別世界とリンクしていて、そちらの小国の王子リンに入り込んでしまう。そしてリンを”奇跡のイブ”だと言って王宮から拉致したのは、いくつかの儀式を終えれば正式に王になるはずの大国の王子シグマ。”魔王子”と恐れられるシグマはリンを奴隷の地位に貶め、力尽くでものにしてしまう。
シグマに激しい憎しみをぶつけるリンだが、反抗し、逃げ出すたびに権力と暴力で組み従わされる。だが、シグマには誰にもいえない重圧と苦しみと呪いがかけられていることを知り、少しずつシグマに心を開いていく。”奇跡のイブ”の力とは?何故か二人の家系が所有する翼竜の指輪の秘密とは?
登場人物が誰も魅力的。シグマをいつもサポートする幼なじみの騎士、連牙。その他の四人衆。そして生まれた直後に塔のてっぺんに幽閉されたもう一人の王子、スバル。次の巻が待ちきれません。