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風の影 上(集英社文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 115件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2006.7
  • 出版社: 集英社
  • レーベル: 集英社文庫
  • サイズ:16cm/414p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-08-760508-6
文庫

紙の本

風の影 上 (集英社文庫)

著者 カルロス・ルイス・サフォン (著),木村 裕美 (訳)

1945年のバルセロナ。霧深い夏の朝、ダニエル少年は父親に連れて行かれた「忘れられた本の墓場」で出遭った『風の影』に深く感動する。謎の作家フリアン・カラックスの隠された過...

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風の影 上 (集英社文庫)

税込 817 7pt

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商品説明

1945年のバルセロナ。霧深い夏の朝、ダニエル少年は父親に連れて行かれた「忘れられた本の墓場」で出遭った『風の影』に深く感動する。謎の作家フリアン・カラックスの隠された過去の探求は、内戦に傷ついた都市の記憶を甦らせるとともに、愛と憎悪に満ちた物語の中で少年の精神を成長させる…。17言語、37カ国で翻訳出版され、世界中の読者から熱い支持を得ている本格的歴史、恋愛、冒険ミステリー。【「BOOK」データベースの商品解説】

【フェルナンド・ララ小説賞準賞(2001年)】【リブレテール賞(2002年)】【バングアルディア紙読者賞(2002年)】【「TRC MARC」の商品解説】

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みんなのレビュー115件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

大傑作です。小説の醍醐味を堪能!。

2008/03/05 23:18

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 遅れましたが、漸く、読めました。
もう紹介もいらないぐらいの海外翻訳エンターのベストセラーです。
翻訳エンターでヒット本と言えば、「ダ・ヴィンチ・コード」以来でしょうか、、、。
 週刊文春のランキングだと2位、「このミス」だと4位です。

前置きは、この辺にして、、、。

 プロットもとても説明し難いです。
というのも、たくさんのエピソードをちりばめた、お話し力、小説力全開の作品だからです。
とにかく、めぐりめぐるようなお話しの連続なのです。
 ダニエル少年は、ある日、父に連れられて、「忘れられた本の墓場」に訪れます。そこで、出会った、一冊の本。そう、それこそ本作の題名になっている「風の影」。 この本の著者フリアン・カラックスについて調べるダニエル少年なのですが、、。本好きには、たまらない、本に纏わるお話しかなぁって最初は思っていたのですが、
 全然違います。
ある部分はあっているのですが、
 主に描かれるのは、小説内の現時点を生きる、ダニエル(少年から青年)と伝説の作家
フリアン・カラックスの人生(小説内の時点としては、リアルタイムから何十年か前)であり、
兎に角、小説(19世紀的)の醍醐味というか、
小説が本来持っているストーリテリングの面白さのすべて要素が入っています。
 恋愛、嫉妬、恨み、謎解き、成功、復讐。
で、この著者のサフォンさんは、兎に角お話しなんて、設定を二三、与えられると、すぐに出来てしまうみたいで、どんどんエピソードが湧き上がってくる
(苦労して紡ぎだしているのかもしれませんが)
それを、読み手が心を揺り動かされながら、ドキドキしもって読む。
 そんな感じでした。
小説の面白さの色んな要素が入っているため、これが、キーだとか、ここが肝って
言う風に書けないところが、もどかしいのですが、
この小説力のすべてを感じてもらうしかないですね、、。
で、お話しとして、書くならば、壮絶なお話しという一言に尽きます。
 なになにみたいな感じって書評で書くのは、ある種、反則かもしれませんが、
一番よく似た作風は、ロバート・ゴダードでしょうか。

 波乱万丈の人生そのものに対する謎解き、人間のそのもの生き様を描いた小説です。

 これぞ、小説の古典的ストーリーテリングの魅力全開の一冊でした。

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紙の本

評判だけのことはあります。アメリカの評判作はえてして大味なんですが、さすが伝統あるスペイン文学。なにより人物がいいです

2007/04/06 23:01

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

評判の本ですが、やっと読むことになりました。でも、スペイン人作家の本がこんなに日本で読まれる、なんていうのはセルバンテス『ドン・キホーテ』以来じゃあないか、なんて思います。で、集英社なんですよね、これを出しているの。集英社文庫って、多分、大手が出している文庫のなかで最もマイナーな存在だと思うんです。
まずデザインが野暮。特に背が最低。色合いがね、下手としか言いようがない。そのせいですね、私はてっきり扶桑社かソニー・マガジンズだろうって。背のデザインは詰まらなくても、内容と評判から。で、集英社だと知ったとき、良かったと思いました。これで集英社文庫の認知度があがるな、って。多分、同文庫始まって以来の売れ行きだと思うんですよね。
で、一見、他者の本科と思わせるカバーイラストは岡本三紀夫、背のデザインをやっているのではないでしょう装丁は米谷耕二。カバー後の案内、上巻は
「1945年のバルセロナ。霧深い夏の朝、ダニエル少年は父親に連れて行かれた「忘れられた本の墓場」で出遭った『風の影』に深く感動する。謎の作家フリアン・カラックスの隠された過去の探求は、内戦に傷ついた都市の記憶を甦らせるとともに、愛と憎悪に満ちた物語の中で少年の精神を成長させる…。17言語、37カ国で翻訳出版され、世界中の読者から熱い支持を得ている本格的歴史、恋愛、冒険ミステリー。」です。
主人公ダニエルは、1945年には10歳。父親はバルセロナで祖父から継いだ古書店「センペレーネと息子書店」を経営している。母親は4歳のとき、コレラで亡くなっている。で、10歳の彼が父親に連れて行かれたのが「忘れられた本の墓場」で、ここの情景描写を読むだけで本好きならば物語に魅入られてしまうこと間違いがありません。
しかも、彼はその夢の本の博物館ともいうべき場所で、気に入った本を自分のものにできるのです。そこで少年との邂逅を待っていたのが謎の作家フリアン・カラックスが書いた八冊の著作の一冊『風の影』です。そして、その本のおかげで少年は最初の恋をします。その相手というのが盲目の美女クララです。ここまで僅か31頁。
そして上巻が終るまでの間に、謎の、これまた美女、ただし今度は40代ではありますが16歳になったダニエルを虜にするヌリア・モンフォルト、そして幼馴染みトマスの妹ベアトリス、或はカラックスと縁があったといわれる富豪の娘ペネロペといった男たちを虜にする女性が続々と登場します。
そして、傷ついたダニエルを助け、後に書店に雇われ彼に恋の手ほどきをするフェルミン、バルセロナ警察の刑事部長で気に食わない人間ならばでっち上げでも逮捕し暴力を振るうフメロ、あるいは『風の影』の登場人物の名前をもった謎の男などが矢継ぎ早に現れてきます。
下巻よりは上巻がいいです。下巻になると、ダニエルのヘタレぶりが目立つんです。まず、問題先送り。そして責任回避。当然、弱い。最後には、洞察力の無さまで見せ付ける。でも、読ませます。同じスペインものでも逢坂剛の小説とは全く違う。集英社文庫だけじゃあなく現代スペイン文学への見方が変わります。
訳文がいいのは、木村の経歴を見て納得しました。娘が受験を終えたばかりで大学のランクには詳しくなっているので気付いたんですが、私立の難関校である上智大学の出身なんですね。しかもマドリード在住。イタリアを書かせたら塩野七生に敵う人がいない。なんたって彼女、ローマ在住。それと同じ。だからスペインの香りが文章から湧き上がる。しかも、小説のほうは木村が言うように、出てくる夥しい登場人物すべてが生き生きとしている。噂に違わぬ作品でした。

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紙の本

「詩の言葉」で書かれた「ミステリーロマン」

2009/03/19 22:44

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildcat - この投稿者のレビュー一覧を見る

私とこの本を出会わせてくれたのは、『プルーストとイカ』でした。

『プルーストとイカ』は、「書字の起源の美しさと多様性」や
「文字を読む脳の発達と読字取得」や
「ディスレクシアの脳」についての本です。

そこでは、たくさんの本のフレーズが引用されていたのです。

私は、そこで引用されていた『風の影』の一節に魅せられました。

これは、古書店『センペーレと息子書店』を営むセンペーレが、
息子・ダニエルを
はじめて『忘れられた本の墓場』に連れて行ったときに
語った言葉の一部です。

ここにこの物語の始まり、いや、すべてがあるといってよいです。

  「ここは神秘の場所なんだよ、ダニエル、聖域なんだ。

   おまえが見ている本の一冊一冊、
   一巻一巻に魂が宿っている。
   
   本を書いた人間の魂と、その本を読んで、
   その本と人生をともにしたり、それを夢みた人たちの魂だ。
   
   一冊の本が人の手から手にわたるたびに、
   そして誰かがページに目を走らせるたびに、
   その本の精神は育まれて、強くなっていくんだよ。

   (中略)

   どこかの図書館が閉鎖されたり、どこかの本屋が店じまいしたり、
   一冊の本が世間から忘れられてしまうと、

   わたしたちみたいにこの場所を知っている人間、
   つまりここを守る人間には、
   その本が確実にここに来るとわかるんだ。

   もう誰の記憶にもない本、時の流れとともに失われた本が、
   この場所では永遠に生きている。

   それで、いつの日か新しい読者の手に、
   新たな精神に行きつくのをまっているんだよ。

   お父さんたちは店で本を売ったり買ったりしている。

   でもほんとうは、本には持ち主なんてないんだ。

   おまえがここで見ている本の一冊一冊はみんな、
   昔誰かの親友だった。

   でもいまここにある本を知っているのは、
   わたしたちしかいないんだよ、ダニエル。

   いま話した秘密を、おまえはちゃんと守れるかい?」

   (上巻:p.15-16.)


社会情勢は、人々の生活に暗い消しがたい影を
すべての登場人物に落としているのですね。

内戦という暗く重い時代の中で、
悲しいまでに、崩れて、壊れていく人達。

人の弱さと残酷さをまざまざと見せつけるような、
人間関係がだんだん昼ドラじみてくる様子には
少々辟易してしまいましたが、
それでも一気に読ませる力がこの物語にはありました。

ずっと影が纏わりついているような重さがあって、
でも、その中でも、人々は、たくましく、
確かに生きているのですね。

ダニエルが『風の影』を通して出会った
フリアン・カラックスの言葉、

これは、ダニエルが『忘れられた本の墓場』で
『風の影』に出会ったがために
蘇ったと言えるのですが、

これが、とても、きらきらしているのです。

  「誰かしらおぼえてくれている人間がいるかぎり、
   ぼくらは生きつづけることができる」(上巻:p.288.)

  「誰かのことを愛しているかどうか、
   一瞬でも考えてしまうようなら、
   その人はもう、その相手を愛してはいない、
   その先も永遠に愛することはない」(上巻:p.296.)

  「本は鏡とおなじだよ。自分の心のなかにあるものは、
   本を読まなきゃ見えない。」(上巻:p.357.)

癖のある人物たちがふともらす言葉も、なかなか深いのです。

  「ことばより残酷な牢獄がある」(下巻:p.199.)

  「ただ金を稼ぐだけなら、それほど難しいことじゃない。

   難しいのは、人生をささげるに値する仕事をしながら
   金を稼ぐことだよ」(下巻:p.229.)

おっと、これをやっていると、ずっと引用が止まらなくなりそうです。

何か理不尽なことが起こると、
なぜこんなことになってしまったのだろうと考えます。

それが作品の中の人物であっても、私のその癖は抜けません。

この出来事はこういう意味だと解釈するのは、
人生においても、文学作品を読むときでも、二次的なことであって、
結局は、そのストーリーそのままを受け入れ、
そのような物語なのだと理解するしかないのかもしれません。

これをさらに短く要約して「~な物語」という場合、
その名づけは、読み手の数だけあるのだし、
フリアン・カラックスが言うように、本は鏡なので、
この本の中に見える世界は、私の心のなかにあるのかもしれません。

それでも、あえて、私なりに名づけると、
この作品には「父と子の物語」の側面があったと思いました。

スペインの慣習なのかもしれませんが、
ダニエルの父が経営する本屋は、
『センペーレと息子書店』。

フリアンの父が経営する帽子屋は、
『アントニ・フォルトゥニーと息子帽子店』。

とても象徴的です。

ここには、何組かの父と息子が登場します。

男性の息子への思いが交錯します。

女性の私から見ると、この作品は、「男系」の物語で、
男性が自分の「魂」を息子に引き継がせようとする強い思い、
それが悲劇を生んでいるように見えます。

男性は子どもを生まない性だからでしょうか。

自分のものを引き継いでくれる存在を
ただ血がつながっている子供だからということだけでは
認められないのかもしれませんね。

「魂」を引き継いでくれることこそを望むのでしょう。

一方、作中の女性はと言うと、
とことんまでに産む性として描かれています。

悲しいまでの弱さと本能的な強さを併せ持つ存在として
描かれているように見えました。

この作品は、人の弱さと残酷さをとことんまで描ききっているので、
作中の人物の幸せを願う気持ちがあっても、
だんだんこのまま針を振り切ってしまってほしいという
気持ちにすらなりました。

ちょっと平和になる後日譚的な部分は思い切ってカットしてしまって、
その部分は読者の想像に委ねてもよかったのではないかと思ったのです。

そうすると、歴史は繰り返していくという重みが、
後半にもっと感じられたのではないかと。

こうなったら悪くなっていくばかりじゃないかと
わかっていながら、
はまっていくほうへはまっていくほうへと
舵を切ってしまう登場人物たちには、
決して共感なんかできないのに・・・。

なのに、どうしてか読ませてしまう。

これは、「ミステリーロマン」なのに、
「詩の言葉」で書かれているという、
不思議な作品なのです。

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2007/06/19 01:34

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2007/01/09 18:28

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2007/01/15 09:55

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2006/10/13 21:44

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2007/03/18 00:07

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2006/12/29 15:27

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2013/02/15 12:37

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2007/07/09 12:43

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2006/09/24 22:22

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2008/04/03 18:49

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2009/09/29 23:35

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2007/02/25 22:42

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