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風の影 下(集英社文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 84件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2006.7
  • 出版社: 集英社
  • レーベル: 集英社文庫
  • サイズ:16cm/427p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-08-760509-4
文庫

紙の本

風の影 下 (集英社文庫)

著者 カルロス・ルイス・サフォン (著),木村 裕美 (訳)

謎の作家フリアン・カラックスの過去が明らかになるにつれて、ダニエルの身に危険が迫る。一方、彼は作家の生涯と自分の現在との不思議な照応に気づいていくのだが…。ガウディ、ミロ...

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風の影 下 (集英社文庫)

税込 817 7pt

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商品説明

謎の作家フリアン・カラックスの過去が明らかになるにつれて、ダニエルの身に危険が迫る。一方、彼は作家の生涯と自分の現在との不思議な照応に気づいていくのだが…。ガウディ、ミロ、ダリなど幾多の天才児たちを産んだカタルーニャの首都バルセロナの魂の奥深くを巡る冒険の行方には、思いがけない結末が待っている。文学と読書愛好家への熱いオマージュを捧げる本格ミステリーロマン。【「BOOK」データベースの商品解説】

【フェルナンド・ララ小説賞準賞(2001年)】【リブレテール賞(2002年)】【バングアルディア紙読者賞(2002年)】【「TRC MARC」の商品解説】

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みんなのレビュー84件

みんなの評価4.3

評価内訳

紙の本

今年一番の収穫といえる書

2006/10/31 23:18

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yukkiebeer - この投稿者のレビュー一覧を見る

バルセロナの少年ダニエルは、古書店を営む父と二人暮らし。ある日、「忘れられた本の墓場」と称する場所に案内され、そこでフリアン・カラックスという作家の書「風の影」を見つける。この作家の作品を他にも読みたくなったダニエルだが、調べるうちに彼の作品がすべて市場から姿を消してしまっていることを知る。やがて彼を、見知らぬ影につきまとい、「風の影」を手放すようにと迫るのだが…。

  今年一番の収穫ともいえる書です。ミステリーでもあり、冒険小説でもあり、そして恋愛小説でもあり、と様々な要素を見事に融合させた物語ですが、それでいてこの「風の影」は単なるエンターテインメント小説に終わることはありません。少年が大人へと成長する過程をたくましく描く教養小説ならではの、実にすがすがしくも懐かしい読後感を与えてくれます。

  フリアンの小説をこの世から抹殺せんとするその謎の背景に、ある人物の、運命と呼ぶにはあまりにも痛ましく哀しい過去があることが描かれます。その人物の、この世の森羅万象を激しく憎み、生きることそのものを忌み嫌う、苛烈な厭世観が置かれているのです。
 しかし他方で、ダニエルの人生によって打ち出されるのは、人生はそれでも生きるに値するものであるという力強い信念です。ダニエル自身も、最初は迷いや焦りを山ほど抱えた、人生のとば口に立ったばかりの少年として登場します。その彼が「その人物」の人生を期せずしてなぞりながら、生きることの意味を勝ち得ていく姿に、心打たれざるをえません。

 上下巻あわせて800ページを超える大部の書ですが、その厚みを感じさせないのは作者サフォンのストーリーテリングの見事さとあわせて、翻訳者・木村裕美氏の大変優れた技能に負うところが大きいでしょう。
 書を読む愉悦にどっぷりと浸ることのできた一冊です。

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紙の本

ローマ時代より幾多の栄枯盛衰を繰り返したスペイン随一の工業・商業都市。19世紀末の経済、文化の隆盛、精神の昂揚はスペイン内戦(1936〜1939年)にあってつかの間の光芒に過ぎなかったのか。

2007/01/22 21:58

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

1945年、バルセロナは内戦の深い傷跡がそのままに人々は暗い影の中に息を潜めている。
10歳のダニエルは古書店を営む父から「忘れられた本の墓場」、それは広大な闇の教会堂のような図書館なのだが、そこでフリアン・カラックスの著作「風の影」を発見し深く心を動かされる。カラックスは謎の人物でしかも彼の著作はこの世にこれ1冊しか存在しないのだという。ダニエルは取り付かれたようにカラックスの足跡を追い、内戦の暗黒を生きた何人もの人物と遭遇し、カラックスの悲劇に肉薄しつつ、恋をし、失意に暮れ、そしてまた新たな恋に身を焦がす。少年はやがてカラックスと相似形の自分を発見する。これは知的で感受性豊かな少年のドラマチックな成長の記録である。繊細、流麗な文体で完成されたミステリーロマンの傑作である。
また読者はスペイン内戦と戦後の恐怖政治によるバルセロナの衰亡と市民が受けた残酷な傷跡を知ることになる。著者はスペイン内乱を直接には説明をしないのだけれど、わたしは遠く離れた国のまだ新しい歴史の断面はまったく知らなかっただけにその複雑骨折的精神構造の歪みはとても刺激的だった。富めるものと貧しいもの。王侯貴族ら伝統的地主階級と新興ブルジョワジー。資本家と労働者。王政と共和制。中央集権と地方主義。キリスト教と反キリスト教。軍部勢力とマルクス主義、ユダヤ人、フリーメーソン、アナキスト。自由恋愛と教会の伝統的規律。これらが当時同時にぶつかりあった。対立がもたらす陰謀と密告と暴力、そして報復の暴力。拷問とテロや闇の処刑の連鎖が人々を恐怖のどん底に陥れた。特にバルセロナは反中央的な民族意識の昂揚が市民、文化人、芸術家たちにあったため、内戦後の国家体制(フランコ体制)の権力に依拠した独裁によりその独自の精神文化は闇に閉ざされたのだろう。著者はダニエルの遭遇する多様な人物の語りからこのように当時のスペイン人の心を縦横斜めに切り裂いた複雑な対立構図、まさにその悲劇なのだが、これを濃密に描いている。
フランコの率いる国民戦線のバルセロナ制圧は「とても筆につくすことはできません。戦争中に流されたのとおなじか、それ以上の血があの日々に流されたのです。でもそれは人目につかない場所での、秘密裏の出来事でした。」わたしはひさびさに心の深いところから揺り動かされる感動をおぼえた。それはこの悲惨な物語の終盤にあった。闇に閉ざされたバルセロナの、そこで生きる市民の再生と復活、再び輝き始めようとする強靭な精神を予感させる美しく忘れがたいエンディングが用意されている。
何人もの登場人物像がすばらしいのだが、なかでも少年ダニエルにとって人生の教師ともいえるフェルミンは著者自身の身代わりのようだ。彼は共和国政府側の元諜報員として心身ともに手ひどい傷をおった男、しかし、皮肉屋でユーモアがあって、楽天的でエッチでアナーキーな自由主義者なのだが、彼はつぶやく「世界がこんなみじめなところでも見物するだけの価値があるのは………善良な心を持った人たちが いるからだよ」。そうです、嫉妬、憎悪、不信、裏切り、暴力のなかで、人々の善意、友情、愛の絆のたくましさを高らかに歌い上げているのだ。
さらに読書好きの人にとっては、本を読む喜びついていくつかの至言というべき語りあってこれが見逃せないだろう。「本は鏡とおなじだよ。自分の心のなかにあるものは、本を読まなきゃ見えない」なんていわれると背筋がぞくぞくするのはわたしだけではないだろう。
著者は本というものをおそらく人類の叡智の蓄積としてとらえているのだ。時の流れとともに忘れられた本が永遠に生きている「忘れられた本の墓場」がそれを象徴している。フェルミンの言う「善良な心を持った人たち」はみな、読書愛好家のようだった。

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2006/10/13 22:25

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2015/04/02 20:22

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2007/03/19 09:01

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2008/04/04 10:26

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2009/09/24 15:13

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2006/12/31 11:36

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2007/01/23 19:51

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2006/10/30 01:19

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2007/11/11 00:12

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2008/03/03 15:27

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2013/09/09 04:50

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2007/02/09 15:14

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2007/08/25 14:58

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