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紙の本
レモン・インセスト 長編小説 (光文社文庫)
著者 小池 真理子 (著)
生後間もなく誘拐され、行方不明になっていた弟が、見つかった。24年ぶりに再会した弟は、亡き父の端整な面影を受け継いでいた。気ままに生きる美しい姉と、アルバイトで生活費を稼...
レモン・インセスト 長編小説 (光文社文庫)
レモン・インセスト
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商品説明
生後間もなく誘拐され、行方不明になっていた弟が、見つかった。24年ぶりに再会した弟は、亡き父の端整な面影を受け継いでいた。気ままに生きる美しい姉と、アルバイトで生活費を稼ぎながら大学に通う弟。互いに恋に落ちてはいけないと理解しながら、二人は、なす術もなく惹かれ合っていく…。禁断の恋をテーマに、純粋な愛の行方を描く、美しい物語。【「BOOK」データベースの商品解説】
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紙の本
禁忌
2016/02/01 07:46
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投稿者:ピーチパイ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
時を経て、血を分けた姉弟が、運命的に再会する。兄弟でありながら、他人として生きてきた時間が互いの人生のすべて。そして、恋に落ちた。静かに静かに潮が満ちるように、すべては月のせい。彼女の選択は、共に生きることだった。彼の選択は、共に息絶えることだった。『月がきれいですね』と彼が言ったときの彼女の反応に、二人の気持ちのすれ違いは明らかになってしまったのがわかって息苦しくなった。『あなたのためなら死ねる』という想いは同じだったはずなのに。彼が二人の死を覚悟した時、彼女は二人の未来を描いていたのか。切ない。